どうしても納得がいかない、理不尽な指示を上司から受けることもよくあります。いつもならば聞いているのに今回はなぜだか怒りがこみあげてきて、どうしようもない感情となり爆発してしまった。
何でさっき上司とケンカしてしまったのだろうと考えても遅い、なぜ自分があのような態度をとったか分からないが、とにかくヤバい状況なのは理解できる、もう面倒だから辞めてしまうおうと思う前に、しっかりとした対処法をしておきましょう。
人間ですからどうしても気分が悪く態度に出るときもあります。もしかしたら日ごろの不満が蓄積していたためかもしれません。それでもまずはしっかりと謝罪を行うようにしてみましょう。
上司とケンカする理由
上司とケンカするなど、面倒以外のなんでもありません。普通ならばそんなことしませんが、思わずやってしまった、それにはどのような理由があるかをまずまとめてみましょう。
常に仕事を押し付けられた
もう毎回毎回、すべての仕事は丸投げ状態、自分が忙しいのを分かっていながらも更に仕事をふってくる、こんなのできるかーーー!と普段の蓄積からケンカに発展することもあるようです。
また、上司から仕事が丸投げで悩んでいる人は、こちらのサイトも確認してみてください。
上司から仕事が丸投げ、いい加減にしてと考えた時の対処法
普段はグッとこらえて仕事をしてますが、今日は久しぶりに友人と会う約束、昨日から今日は定時に上がりたいと言っておいたのに、こんな仕事をふりやがってコノヤロー!となってしまうことも考えられます。
もちろん冷静に「今日は定時に上がりたいと昨日もつたえました、明日でも構いませんか?」と言えればよかったのに蓄積とは恐ろしいものです。一瞬で冷静な判断をできなくさせてしまいます。
怒鳴った後の気まずさ、これは仕事ができる環境ではないと思うはず、そのとき初めてケンカをしなければよかったと悔やむのです。
手柄はすべて上司
手柄がすべて上司のものになる、これぐらいはいつものこと慣れていました。テレビドラマでもよくあります、部下の手柄を上司が横取りするシーン、こんなのは慣れているのでもう諦めています。でも心の底では悔しいと思っているのは当たり前の状況です。
ふとしたある日、上司のミスが私のミスになっている?私は何もしていないよ?という結果に気づいてしまったらどうでしょうか。部下の手柄を横取りするだけでは飽き足らず、ミスを押し付けてくるとは言語道断、怒りはマックス、思わず怒鳴ってしまったという体験談もあるようです。
百歩譲って横取りまでは許せるけれど(本当は嫌)さすがにミスを押し付けるのは我慢ができない、これはキレてもいいところでしょと思われるかもしれませんが、上司とケンカをしても良いことなどありません。
やはり怒鳴ってはみたものの、後悔するのは部下である自分なのです。まったく理不尽な世界、だがこのまま仕事がしづらくなるのは嫌、だから行動をしなければいけないのです。
またすぐに怒鳴る上司も社会にはいます。そのようなときは次のサイトも参考にしてください。
すぐに怒鳴る上司はもう無理、隠れた心理と対応策
上司の世界観を押し付けてくる
上司がどれほど常識人がわかりませんが、いつもいつもマナーはこうだとか、これはいけないとか、いちいちうるさく言わないで欲しいと心では思いつつも言われれば「なるほど、さすがです」など聞いている毎日でした。
ある日、段々と内容はエスカレート、ついに上司は部下の人格まで否定し始めたのです。「こんなことも知らないの?親や学校に恵まれなかったんだな」と言われた瞬間コノヤロー!となってしまいました。
自分のことだけならばいざ知らず、親や先生までも否定しやがって、これはパワハラだーと怒鳴ってしまうのです。これは上司も悪い、ただ我慢しつづけた自分も悪いと思わなくてはいけません。早い段階で言われ続けるのが嫌というサインを出しとくべきでした。
またこのような件で悩んでいる人は、次のサイトも参考にしてみてください。
もう辞めたい上司の嫌味に耐えられない、そんな時の対処法
グッとこらえるために考えておくこと
まずはケンカしないことが正しい行動、怒鳴る前にグッとこらえるための考え方を知っておきましょう。
立場が違うので負ける
上司と自分では、立場が違います。そのためケンカをしても高い確率で負けることは間違いなし、空気を悪くした上に謝罪することになるかもしれない、これはデメリットが多いと考えるべきです。
もし何か言いたいことがあるのならば、冷静に話し合いを行えばよいだけ、怒鳴ると相手も同じ行動を返してくる可能性が高くなります。人は鏡、自分の行った行動は相手も同じようにしてくると考えておきましょう。
こうなれば、部下である自分に勝ち目はなし、はなから勝負の見えている戦いを挑むことはありません。もし本当に怒りがあるのならば、冷静に話し合うことが大切です。
空気が悪くなることを考える
ここで私が怒鳴ったらすごく面倒なことになると、その場で考えられればラッキーです。ただ中々頭に血が登ってしまうとこのような考え方ができなくなります。それならば、蓄積をする前に発散をしておくようにしましょう。
募り募ったうっぷんが一気に爆発することで冷静な判断ができなくなってしまうのです。そのような気持ちにならないように、ストレスはためない工夫をし、グッとこらえるための準備を日ごろから行っておきましょう。
とにかく冷静になる、感情的になった方が必ず負ける、冷静になれば乗り切れる、これを頭に入れておくのです。感情的に行動して成功した試しなど無い、こと仕事においては、とにかく冷静にしていることが大切ではないでしょうか。これをしっかりと心に刻んでおきましょう。
上司とケンカしたときの対処方法
それでもやはりケンカをしてしまった、もう辞めてしまおうと考える前に、行動をすることが大事、まずは自分が部下ということを思い出しましょう。
謝った方が勝ちと考える
とにかく自分からすぐに謝るようにしましょう。気にして会社を休むとか、会わないようにするなど、時間が経つにつれてタイミングを逃していくことになります。時間が解決することはありません。とにかく「さきほど(先日)は申し訳ありませんでした」と謝罪してしまうのです。
でもおれ悪くないしという感情を、上司に対し持っているとずっとこじれます。もちろん会社を辞める覚悟まであってケンカしたのならば問題ありませんが、一時の迷いで怒鳴ってしまったのならば、早めに謝罪をするようにしましょう。
上司は部下に対し、拳の下ろし方が分かりません。自分が謝ることによって、納めてくれる上司であることを願って早めに謝罪をしておきましょう。
その後は上司次第
すぐに謝って普段通り接してくれる上司に期待するしかありません。もしかすると根深くずっと嫌がらせをしてくるかもしないのです。こればかりは、上司の人間性の問題もでてくるので対処の方法がまちまちになります。
上司ができるだけ大人であることを祈るしかないのです。あまりにひどいようならば、他の役職者に仲介してもらったりする方法もありますが、それも上司を追い詰めることになりかねません。
上司とケンカするということは、このようなリスクが伴いますので、出来るだけれ冷静に対応した方が良いという訳です。
万が一の場合は転職も
もし異動届が出せるような会社ならば相談してみてもいいかもしれませんが、どこかで嫌がらせができるほど強大な上司にケンカを売ったのならば、それも諦めた方が良いかもしれません。
そんな時はズバット早めに転職してしまうというのも有りです。やるだけのことをやってダメならばすぐに撤退する、次の転職先で同じ過ちを繰り返さなければいいだけです。
上司とケンカをするのは、良い行動ではありません。もしダメな上司がいるのならば、正当な方法で対処するよう心がけましょう。
コメント