結婚前に同棲をするべきか否か、その判断に迷われる女性もいるはずです。同棲をして良かったという人もいれば、しないほうが良かったと話す人もいます。同棲をしたことで結婚を止める人もいるようですから、結婚前の同棲は人それぞれなのかもしれません。
それでは、自分はした方が良いのか、周囲の意見を聞くだけでは判断がつかないと思います。同棲を考える人は、メリットとデメリットを知り、自分たちはした方がいいのかを自分たちで判断することがおすすめです。
今回の記事では、同棲におけるメリットとデメリットを解説していきます。自分たちは行うべきかの判断材料に活用してください。
結婚前の同棲におけるメリット
まず、結婚前に同棲をするメリットについて知っておきましょう。
結婚生活の予行演習ができる
結婚生活の予行演習ができるのが、同棲のメリットとしてあげられます。人にはいろいろなタイプがいるものです。付き合っているだけでは気が付けないことも多々あります。
例えば、物を使ったらそれを出しっぱなしにするタイプと、必ず元の場所に戻さなければ嫌なタイプという正反対の人が同棲をしたとしましょう。それぞれには、その人なりの意見があります。
また使うのだから、手のすぐ届くところに出したままの方が時間短縮になるという意見と、出したままにすると、使おうとしたときに探す手間がかかるという意見の違いです。お互いが自分なりの行動をしていると、どちらかにストレスがたまります。これは、同棲してみないと分からない部分かもしれません。
このようなタイプの違いがどうしても許せない者どうしの結婚は、ケンカが起きやすいとも言えます。それぞれの意見を話し合っても解決の糸口が見えなかったり、どちらも引かないタイプならば、結婚がストレスになるかもしれませんね。
些細なことかもしれないことが譲れない二人、結婚する前に同棲をしていたおかげで気づけたとも言えます。逆にタイプがピッタリならば、結婚に対しハードルが下がるといったところです。寿退社をしてからでは、別れるのも大変ですよね。結婚により退職を悩まれる女性は、こちらの記事も確認してください。
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お金が節約でき結婚式の資金が貯められる
結婚に同棲を行うとお金の節約ができます。今まで別々に暮らしていた2人が一緒に住むことで、いろいろなお金が節約できるようになるのです。ガスや電気、水道などのライフラインは、基本料金がひとまとまりになり負担が減ります。
食事に関しても、1人分をそれぞれが作るよりは、まとめて2人分を作る方が材料費も光熱費も抑えることができるのです。今まで1人暮らしでかかっていたお金で浮いた分をお互いが貯金に回せば、結婚式の資金もたまっていくことでしょう。
相手の生活習慣が分かる
結婚前に同棲をすることで、お互いの生活習慣が分かります。育ってきた環境は、なかなか崩せるものではありません。例えば、食事中はテレビを見ながら、それともテレビは消すなどそれぞれの家族で違うことでしょう。食事中にテレビをつけず家族の会話を楽しんできた人が、テレビを見ながら食事をする相手に違和感を覚えるかもしれません。
お風呂も同様です。帰ってきてからお風呂に入り夕飯を食べる人もいます。夕飯を食べてから寝る前に入る人、その日は入らず朝起きたときに入る人もいるようです。これらは、自分の親がそうだったから、それが良いと信頼できる人から聞いたからなど、その人なりのこだわりがあるのかもしれません。それに対し「そんなのはおかしい」と一方的に指摘をされたらどうでしょうか。お互いが引けない状況に陥る可能性も高くなります。
どちらか一方が「いいじゃん、お互いが好きなようにしようよ」と提案をしても、それでは光熱費が無駄にかかると、ここでも意見がことなってくれば最悪です。生活習慣の違い、それを柔軟に対応できない性格、これではうまくいかない可能性が高まります。普段は、引いてくれるのに、生活習慣のことになると引かない人もいるのです。
同棲をすることにより、その人の生活習慣が分かります。これが合わず、お互いが引けない状況ならば、結婚する前にわかって良かったとも言えますよね。逆にピッタリ合えば、結婚してからの不安もなくなります。
2人で過ごす時間が増える
結婚前から同棲を始めることで、2人で過ごす時間が増えます。2人でいる時間が増えることで、さらにお互いの愛情が増すかもしれません。朝起きたら恋人がいる生活にあこがれている人もいます。
結婚前は、何かと話う合ことも増えてくるので、お互いが一緒にいる方が何かと便利です。一緒に会うための交通費や時間に無駄もありません。
結婚前の同棲におけるデメリット
それでは次に、結婚前に同棲をすることで起きるデメリットを見ていきましょう。
結婚がに踏み切るタイミングが難しくなる
結婚前に同棲を開始することで、結婚するタイミングを逃す人たちもいます。さらには、同棲していることで十分ことが足りているから、結婚しなくてもいいんじゃないかなと言った意見を持つ人もいるようです。
結婚に何かと否定的な人もいます。責任を背負いたくないというタイプの人です。同棲により良いとこどりをしている気持ちになり、結婚を踏みとどまるようになってしまいます。
結婚前の相性確認のつもりが、逆に居心地が良くなってしまい、そのままでいても変わらないと考えるようになれば、結婚をしたい人にとっては悩み以外の何ものでもありません。
相手が結婚を意識しなくなった場合、別れようと考える女性もいることでしょう。しかし同棲をした月日は戻りません。次の出会いを求める足かせとなる可能性は非常に大きいといえます。
自由な時間が減る
結婚をしても同じことが言えますが、同棲を開始することで自由な時間が減ることになるかもしれません。お互いの趣味趣向が合っていれば、さほど苦痛に感じないことですが、趣味に重きを置いていた人にとってはつらいことです。
例えば、読書が趣味だったとしましょう。家に帰ったら必ず2時間本を読み、それがストレス解消になっていた人がいたとします。同棲し相手が読書に2時間ハマっていたらどう思うでしょうか。寂しいいやつまらないといった感情をだします。
同棲は、恋人気分のままで行う人もいるのです。結婚をしてれば、許せる趣味でも、同棲では2人の時間をもっと大切にしたいと考える人もいることでしょう。自由な時間が急激に減ることで、ストレスを抱える人も少なくありません。
両親に反対をされることも
今はだいぶ反対する両親も減りましたが、それでも結婚前の同棲を認めない人もいます。同棲は男らしくないと断固反対する人もいるようです。うちの娘を試す必要などない、一緒に暮らすならば責任を持ってからにしなさいと、かたくなに反対する人もいます。
反対を押し切ってまで同棲をすれば、結婚の了承を得る時も面倒になるかもしれないのです。反対が予想できるのならば、早めに手を打っておくようにしましょう。母親を味方につけるなど、自分なりの方法を考えるしかありません。
結婚前に同棲をするならばルールを作る必要がある
結婚前に同棲をするのならば、ルール作りは必要不可欠です。デメリットが起きることをなるべく避けるため、ルール作りをしておきましょう。
- お金の管理
- 家事の分担
- 同棲はどれくらい行うか
- お互いが干渉をしない時間の確保
万が一同棲をして結婚相手でなかったとなれば、お金の問題が浮上します。当初からお金の管理はしっかりとしておきましょう。
同棲がおすすめですと言い切ることはできません。2人にとってするべきかどうかは、2人の判断が重要です。すると決めた場合は、ルール作りをしっかりと行っておきましょう。
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