上司から言われる毎日の嫌味にイライラしてしまう、なぜわざわざ嫌われるような言葉を言うのでしょうか?もう不満が爆発寸前、こんな会社は辞めてやる!と考えてしまう前に、ひとまず落ち着てい対処法を考えてみませんか。
辞めることは簡単にできますが、こんなことぐらいで辞めてしまうのはもったいないかもしれません。
今回の記事では、嫌味をいう上司の特徴を考えそこから対処法を解説していきます。
嫌味をいう上司の特徴
なぜ嫌われることが分かっているのに嫌味を言うのでしょうか。まずは特徴を考えていきましょう。
精神が未熟な人
嫌味を言う人は「精神が未熟」という考えができます。嫌味を言うことにプラスになることがあるでしょうか?まずほとんどプラスなことはないでしょう。本来は言った方も言われた方も嫌な気分になるものです。
子供のころを思い出してみましょう。男の子が好きな女の子にちょっかいを出すような気持ちが分かりますか?自分に興味を持ってもらいたいからと何かしら嫌がらせをする男の子もいたはずです。簡単に言えばこのころの感情と変わっていないと考えるようにしましょう。
つまり精神が未熟で幼い、そのため悪質な嫌味を言ってしまうということです。先ほども言ったという嫌味にプラスなことはありません。それでも言うのは大人で無いからと考えることができるのです。
嫉妬深く負けず嫌い
嫉妬深く負けず嫌いだからこそ嫌味を言ってストレスの発散をしているのかもしれません。自分にコンプレックスがあるため感情が満たされていないのです。その不満を自分より優秀な社員にぶつけストレスの発散をしているのです。
「俺の若い頃の方が大変だった」「あいつの方が出世が俺より早そう」このような嫉妬や負けず嫌いの感情がコンプレックスになります。その結果、相手に嫌味を言いスッキリするという訳です。
つまり小物という判断ができます。嫌味を言われると嫌な気持ちになるかもしれませんが、それが本人のコンプレックスからと考えれば、気持ちも楽になるはずです。
思いやりがない
部下に対する思いやりがない人が嫌味を言う傾向があります。「お先に失礼します」という言葉に対し「もう帰れるの、うらやましい」という言葉は思いやりが無いと感じませんか?それよりも「お疲れ様」と一言いうだけで明日も頑張ろうという気持ちに部下はなるはずです。
それを分かっているのに嫌味を言ってしまう上司が居るのは、思いやりが無く普段から良く使用している言葉になっているからなのです。つまり「口癖」の域に達してしまったと言っても過言ではありません。
もともと思いやりのない性格が、嫌味を口癖にしてしまったという訳です。そう考えると「残念な人」と思うことができませんか?少しは気持ちが楽になるはずです。
完璧主義
完璧主義の人は、仕事のできない人に対し嫌味を言う傾向があります。自分が求めている状態に相手がないことが許せない、起こるミスが腹立たしいことが、嫌味という結果になっているのです。
注意をしたり叱るなどの行動をするのではなく、嫌味という行動をとるということは相手を見下しているという判断ができます。つまり部下を成長させるという上司の役割を放棄したと考えることができませんか?
このような仕事を放棄した人など考えず、頼りになる先輩に仕事を聞くようにしましょう。ただその結果、先輩にも嫌味を言われるようになったとなると自分の仕事に対する意識に問題があるかもしれません。
嫌味を言われてしまう人の特徴
嫌味は相手を選んで使用される場合が多く見受けられます。ではどのようなタイプの人が嫌味を言われてしまうのでしょうか?
気が弱く自信が無い人
気が弱く自分に自信のない人がターゲットになることが多いようです。気が弱いから嫌味を言っても言い返してこないと思われれば、ストレスの発散に利用しようと考えられてしまうのです。
また自信がない人は仕事で成果を出すのが難しいということも考えれます。仕事ができない人、だからこそ嫌味も言いやすいという判断になります。
嫌味に立ち向かう人
嫌味に立ち向かっていく人には更なる嫌味を使用してくる可能性も考えれます。相手の方が立場は上なので、歯向かってくる人に嫌味を言う方が、よりストレスが発散できるというのです。
結果、嫌味以上のパワハラに発展することも考えらえます。考え方が幼い上司なので、正義感で立ち向かってくる人を妬み、屈服させたいと考えてしまうようです。
上司の嫌味の対処法
相手が大分幼い感情を抱いているということが分かってきたはずです。それならばどのようにして対処するのが良いのでしょうか?
オウム返しで受け流す
嫌味を言う上司を相手にしてはいけません。先ほどの嫌味を言う上司の特徴から相手にするのが馬鹿らしいと思うことができるはずです。幼稚な考えをしている人に立ち向かうのは、相手のレベルに自分をさげること、つまり価値を低くするのだと考えるようにしましょう。
先ほどのシチュエーション「もう帰れるの、うらやましい」と嫌味を言われたら「はい、帰ります」という形で受け流せば良いのです。間違っても「すいません」という言葉を使用しないようにして下さい。嫌味を言う上司は「こいつに嫌味は言いやすい」という考えを抱き、常に嫌味を言ってくるようになります。そうならないためにも「こいつに嫌味を言っても通用しない」という感情を抱かせるのが大事なのです。
「独り者は気楽でいいね」と言ってきたら「はい、気楽です」とオウム返しをするようにしましょう。「一人暮らしも色々大変です」と会話にするのは面倒です。あなたの話すことはすべて否定されストレスをためる結果になる可能性もあります。相手にしないように心がける、相手が上司という立場だから仕方ないと思い、相手するレベルの人ではない大人になろうと考えるようにしましょう。
笑顔で受け答え
嫌味を言われてムッとした顔をするのではなく笑顔で返答してみましょう。「こんなレベルの低い仕事しかできないの?」と言われたら満面の笑顔で「気を付けます」と答えるようにするのです。
嫌味を言う人が求めているのは、相手の落ち込んだ態度を期待しています。つまり相手が気にしていることを楽しんでいる陰湿な気持ちがあるのです。そんな相手の期待通りにムッとした顔をする必要はありません。期待外れの笑顔で返答をしてみましょう。
こいつには嫌味が通用しないと考えるようになるはずです。上司が嫌味を言っても面白くないと考えるようにする、このような行動をするようにしましょう。
上司をおだてる
仕事に対して嫌味を言われたら「ご指導ありがとうございます。気を付けます。今後もご指摘お願いします」など顔を立ててみるのも良いでしょう。「さすがです。今度〇〇課長の指示通り行ってみます」など良い気分にさせておくのです。
嫌味を言うような上司は幼稚な考えを持っているので、少しぐらいわざとらしくおだてても喜ぶ傾向があります。ただあまりに行き過ぎたおだて方だと反感を持たれるかもしれませんので、相手を見て行うようにしましょう。
嫌味を言う上司には冷静な対応を心がける
嫌味を言う上司の特徴が分かると、こんなレベルの低い人を相手にしてはいけないと感じることができませんか?そう思えれば冷静な判断ができるようになります。中には嫌味を言うことでしか部下とのコミュニケーションが取れないという上司もいるのです。そんな人たちにイライラしていたら自分の価値を下げてしまいます。
そんな人たちよりも自分が早く出世して、嫌味を言えなくしてやる!そのぐらいの意気込みで対応してみましょう。ただストレスでどうにかなりそうまで来ているのならば辞めるのも一つの手段です。よく考えてベストな行動をするようにしましょう。
コメント