転職活動をしているとき、毎日が万全の状態とは限りません。風邪をひいてしまった、花粉症がひどい、体調が悪くなる日もあります。そんなとき、エチケットとして利用するのがマスクですが、果たして面接時にマスクをするのはいかがでしょうか。
体調が悪い時のマスクはマナーだけれども、自分より目上の人と会う時はマナー違反になるのでは?誰でもそのように考えます。今回の記事では、転職面接でマスクをつける時の対処法について解説、どうしようもなく体調が悪い時の参考にしてください。
転職面接の際マスクをするのはなぜいけない
転職面接においてマスクをつけるのは、絶対にNGとまでは言えません。極力避けるべき、これが当てはまります。まず最初に、その理由を確認しておきましょう。また、マスク以外にもマイナス印象となる面接マナーはたくさんあります。詳しくはこちらの記事も確認してください。
知っておきたいマイナス印象の面接マナーこの状況で受かるわけがない
面接官に表示がわからない
マスクをしたまま転職面接を受けると、面接官に表情が伝わりません。別の状況でも考え見ましょう。初めて会う目上の人との挨拶、最初に話を交わす時は、事前にマスクを着けていたとしてもとっさに外すはずです。マスクをしているのは失礼という気持ちが、考えずに行動させる瞬間ではないでしょうか。多くの人が気づかないうちに、このような動作をします。
これは自分の顔を覚えて欲しいと言う、欲求もあるかもしれません。転職面接も同じです。自分の表情を覚えて欲しいと思いませんか?また、逆に面接官は表情から知り得たい情報を求めています。表情が合わさることで、話している言葉がより伝ってくる、その大切な情報をマスクは遮断するのです。
転職面接においてマスクをするのは、自分にとってもマイナスです。面接官にしっかりと質問の答えを伝えたいのならば、マスクをするべきではありません。
声が聞き取りにくい
マスクをしていることで声が聞き取りにくくなります。マスクが声をこもらせてしまい、面接官まで上手に声が届きません。さらに体調が悪いと、声の抑揚をつけずらくし、100%伝えたい言葉にならないかもしれません。
普段から元気がなさそう、面接官はそのような印象を受ける可能性もあります。明らかに自分にとってのマイナスです。転職面接において自分の声が届かないのはマイナスでしかありません。面接でよくない状況の、コミュニケーション不足になることでしょう。
ネガティブな印象が強くなる
マスクは顔の口を隠してしまうもの、面接官の中には何も話したくないのかな?我が社に転職したい時の行動ではないなど、マイナスの面を強く感じます。さらに体に弱い人なのかもと、ネガティブな印象を持つ人もいるようです。
転職面接は、応募者にとって大切な日、その日にマスクをつけるのですから体が弱いと判断する気持ちもわかります。週刊誌にスクープされる芸能人の多くはマスクをしています。これは、顔を隠したいという気持ちがあるから、マスクには病気以外に隠したいというイメージも、人の心にあるのです。マスクをしている人は、なんとなく自分を隠したいのかな?消極的なのかな?などネガティブな印象を強めることでしょう。転職面接にとって、大きなマイナスイメージです。
マスクの着用がどうしても必要な場合の対処法
転職面接においてマスクを着用するのは、マイナスしかないことが分かりました。しかし花粉症がひどい人がマスクを手放すのは、絶対にしたくないことです。鼻の周りも赤くなっており、見せたくないと考えます。このような場合は、マスクをせざるを得えません。ただし黙ってマスクをしているのはマナー違反です。しっかりとした対処をしてください。
許可を事前にもらっておく
マスクを手放せない時は、事前に企業側に連絡し許可をもらっておきましょう。転職面接をする前日より前に、電話連絡とうでマスクを着用したい旨を伝えておきます。もちろん理由も説明してください。花粉症や風邪など、マスクを着用する理由をはっきりと伝えておきます。
これによりマイナスイメージを軽くしておきましょう。私は話したくないというネガティブな人ではありません。体調がよくないためにつけているだけと思ってもらえるようにします。
マスクは、相手への印象を悪くするかもしれないものです。これは自分にとってマイナスでしかありません。健康ならば絶対に着用して行くわけがない、自分がこのように思っても、面接官がどう思うか、これが問題です。極力マイナスイメージにならないよう、事前に許可をもらっておきましょう。
マスクをせず入室してから許可を得る
事前に許可を得ている場合でも、そうでない場合も、面接官の前に立つ時はマスクを外しておいてください。部屋で転職面接を行う場合は、入室する前にマスクを外しておきます。入室後、体調が悪いことを伝え、面接官の許可を得てから着用をします。
最近は、花粉症の人も増え、シーズンならば仕方ないと思ってくれる人も大勢います。これは面接官がどう受け取るかです。いろいろな人がいるので、何とも言えませんが、いくつか上げていきましょう。
- 私は花粉症ではないから大変さがわからない、でも周囲を見ていると大変なのは分かるから仕方ない
- 私も花粉症だけど、シーズン前に耳鼻科に行きケアをしているから大丈夫。転職面接が控えているのにそのようなケアができない人か、残念。
- 私も花粉症でいろいろ薬を試したけどよくならない、気持ちはよくわかる
- 別にどっちでも構わない
さまざな人がいることから、その人によって花粉症でマスクをするというイメージが異なります。しかしどのような考え方であっても、面接の内容が良ければ気にすることはありません。一番まずいのは、最初に自分の顔をマスクで半分隠していることです。
もし、マスクをしたまま許可を得ようとした場合、面接官のほとんどがこのように思います。「マナーがなってない」この思いが最後まで残ることでしょう。たとえ事前に許可を得ていたとしても同じです。一度も素顔を見ることなく話す人、面接官の印象は最悪になるこでしょう。
さらに、許可も得ないのは最低のマナーです。面接官からマスクを外してくださいと促されるかもしれません。このような状況で受かることはまず、あり得ないでしょう。転職面接におてい、企業が求めるのは即戦力です。マナーが備わっていない人は、即戦力に該当しません。
体調が悪いのならばスケジュール変更をする
体調が悪いのは仕方のないこと、無理をして転職面接に行くよりも、スケジュール変更をお願いするべきです。治りかけの風邪やシーズン中の花粉症ならば、頑張って転職面接に行くと思いますが、ひどい状態ならば話は別、断りを入れるのもマナーと言えます。
中には、この面接にかけていると思い、インフルエンザにも関わらず受けようと考える人もいます。インフルエンザは外出を控えなければいけません。面接官が表情からインフルエンザかもしれないと疑えば、常識がないと思うことでしょう。自分勝手な人と判断ができます。誰もガッツがあるとは考えません。
体調が悪い時は、事前にスケジュール変更を申し出るようにしましょう。熱のある頭で面接対応をしても、不採用になるだけです。理由を言って別の日にしてもらえる方が、採用になる可能性が高まります。
どうしても転職面接でマスクをする時は謝罪をすること
どうしても転職面接でマスクをする時は、謝罪をしてください。マスクは、マイナスイメージになる可能性を秘めているものです。もちろんなんとも思わない面接官もいますが、ダメと判断する面接官もいます。
できるだけ不採用のリスクはなくしたいもの、基本的にはマスクをしないベストな状態で受けるべきです。しかし、仕方ない状況もあります。その時は、素顔の状態で謝罪をしマスクの許しを得るようにしてください。
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