初めての子育てがだんだんと苦痛になっているということはありませんか?自分が想像していたのと違う状況に戸惑っているかもしれません。楽しいいことが減り、イライラする回数が増えてきてと感じている人は、うつになっている可能性が非常に高いです。
まさか自分がと思うのが間違いです。うつは誰でも起こる可能性を秘めています。まずは受け入れることで楽になりましょう。
今回の記事では、子育てによりうつになったときの症状を解説します。原因や対処方法で乗り越えていきましょう。
子育てでうつになったときの症状と原因
最初に子育てうつの症状を知っておきましょう。思い当たるふしがあるのならば、注意する必要があります。
また子育てだけでなく、仕事でうつ病みたいな状況になったことがあるという人は、子育てうつになりやすいです。コチラの記事も確認しておいてください。
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なかなか疲れが取れずイライラする
初めての子育てだから疲れが取れないのも仕方ないと思い、気が付かない人も多くいます。また気が付いていながらも、認めない人もいるのです。なかなか疲れが取れないのは、なにかしらのストレスを感じているからではないでしょうか。
- 義理の親から見えないプレッシャーを受けている
- 子育てによる生活の変化
- 女性ホルモン
- 夫が協力的でない
子育てをしていると、長い睡眠につけなくなったということもありますが、それでも疲れが取れにくいまではいかないはずです。気になることが少なからず起きているのではないでしょうか。
例えば、義理の両親についてです。初めての孫がうれしくて、毎日のように家に来ます。それだけでも大きな負担となるはずです。さらに、授乳のときまで近くにおり、カメラを回したりパシャパシャと写真を撮ったりと無神経なことをしてきます。夫に相談しても「初孫なんだから、少しぐらいがまんしてよ」とのこと、これでイライラしないわけがありません。
夫からの理解を受けられないと、味方がいなくなったという不安にかられます。その結果、なかなか疲れが取れにくくなってしますということになるのです。
気持ちが落ちこみ不信感がある
子育てをしているときは楽しいはずなのに、気持ちが落ち込み不信感に駆られる人もいます。子供を見ていると涙が出てくるなどの状況もあるようです。
これは、周囲の子供と自分の子供を見比べ、自分の子供に対し劣等感を抱いている可能性が非常に高くなります。「同じぐらいに生まれた子はもうハイハイした」「もう歩いていた」「もうしゃべっていた」「もうおむつが取れていた」と、子供を比べることが多くあります。気にしなければいいのですが、自分の親がそれを気にさせることも多々あります。それが義理の親ならばなおさら苦痛です。「あなたの子育て方法が悪いんじゃないの?」と言われたら、うつにもなります。
「なんでうちの子は成長が遅いのだろう」気持ちが落ち込み、子供を責めるときもあります。慌てて成長させようと、子供に無理をさせるのです。それにより子供は泣きわめきます。そして強い不信感に駆られていくのです。まさに悪循環な子育てにたどり着いたと言えるでしょう。
本人は周囲が見えていない状況です。視界がとても狭く、目の前が薄暗い中に子供と二人だけでいるような状態になっています。その状況は、さらに気持ちが落ち込んでいくことでしょう。
頭痛や吐き気、凝りなどの体調不良
さらにうつの症状が進むと、頭痛や吐き気などの症状がみられます。この状態が数週間続けば重症です。早急に対処をしなければいけません。
無表情
ついに喜怒哀楽が無くなってしまった状況です。どこかで何かしら誰かしらの援護が受けられていればここまでの状況にならなかったはずです。もうわが子を見ても表情が変わらない状況にまで達しました。
原因は、すべての状況が改善しないことによるものです。いろいろ試したが一向にうまくいかない状況です。もう何をしていいか分からない、未来に期待が持てない状況になると人は表情をなくします。笑顔のやり方さえ分からないと思えてくるのです。
笑顔にやり方なんてないと思われる人もいるかもしれません。それは幸せなことです。世の中には笑顔で上手に生きてきた人もたくさんいます。それができなくなったことを指す言葉です。
この状況は、なにか良からぬことを考える可能性が大きいく、周囲がすぐにサポートする必要があります。自分から何かを言うことはもうないでしょう、それをしてもダメだったので、この状態になっているのです。何も期待していないからこその無表情です。
笑えなくなったと、自分で感じることができたら、そのときに誰かに相談しましょう。周囲に話せる人がいなければ、相談センターでも構いません。誰かに悩みを聞いてもらうだけでもいいのです。すぐに対処してください。
子育てによるうつの対処方法
それでは対処方法を解説していきます。先ほどの症状に自分が重なると思った人は対処をする必要があります。
夫に助けを求める
一番の方法は、子育てをするパートナーの夫に相談をすることです。自分の悩みを聞いてもらうようにしましょう。夫がどこまで助けてくれるかで、うつはの状況は変わります。妻が子育てによりうつになるのは仕方ありません。ただそれを食い止めることができなかったのは夫の責任です。
しかし、すべて夫の責任にしたら自分が成長しません。普段から、コミュニケーションをとっていたでしょうか?夫婦の関係を良好に保つ努力をしましたか?そこが普段からできていないにも関わらず、夫を責めるのは問題です。「子育ては2人で行うもの」と大義名分を言っても、普段の妻の行動が共わなければ夫の気持ちも理解できます。
できれば、生まれる前に家族の状況から、予想される原因を夫婦で話し合っておくことがベストです。普段からなんでも言える夫婦関係が、だいじと言えます。
ときには夫に甘えるのもだいじです。普段から相手にしていないということはありませんか?お互いは自分たちが選んだ大切なパートナーです。出会ったころの気持ちを思い出してください。
自分の親に相談をする
夫に相談しても解決しないのならば、子育て経験者である自分の親に相談しましょう。もし、自分の親がプレッシャーをかけているのならば、できない相談ですが、そうでないのならば甘えてください。
親に助けを求め、自分が相当つらい状況ならば、しばらく泊めてもらうようにしましょう。そこで親の話を聞くだけで心が安らぐはずです。
ただ夫の悪口を自ら言ってはいけません。助けを求めてくるだけで親はわかっています。本当に別れたいと思っていないのならば、悪口を言うのはやめておきましょう。「こんないいところもあるけどここがねぇ」ぐらいの愚痴にとどめておくのが無難です。
市区町村の相談窓口を確認
2つともできない状況なば、市区町村が子育ての相談窓口を開設しているはずです。そこに相談をするようにしましょう。誰かに聞いてもらえるだけでも変わってきます。
子育ての悩みは多くの主婦が感じています。恥ずかしいことではありません。よく夫でそのような場所に行くのは恥だという人もいますが、その考え方が恥です。つらいときに助けを求めて何がわるいのでしょうか。躊躇せず、自分が住んでいる市区町村のサイトを確認してみましょう。
中には有料でうあが泊まりで相談にのってくれるサポートあります。自分の悩みが解決するかもしれません。
子育て中のうつにならないためには甘え上手になること
すべてを自分の責任と普段から考えてはいませんか?子育てを自分だけの問題と思わないでください。誰もが初めてなはずです。無理をしてはいけません。
子育て中にうつにならないようにするために必要なことは、甘え上手になることです。常に甘えたら相手にされなくなりますが、たまに甘えれば助けてくれるはずです。
自分ですべてを背負う必要はありません。多くの人と持った方が楽になるのは当たり前です。少しでも軽くするために甘え上手になるようにしましょう。
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