ニートの増加が社会問題にもなっています。ただニート自身も不安なんです。はやく抜け出したいという思いや怖い、大丈夫かな？などの気持ちが毎日入り乱れています。危険なのだって分かっているのです。
「会社（大学）を辞めたらいつの間にかこうなったという感じ」という人もいます。なりたくてなったわけじゃないと。
今回の記事では、ニートが危険な理由と、その後に就職しやすい職業を紹介、ぜひ参考にしてください。
ニートが危険な理由
ニートが危険な理由を再度確認してみましょう。分かり切ったことですが、あらためて言われることで、気持ちに変化がでるかもしれません。また、最近は社内ニートも問題になっています。働いているのにニートって？と思われる人は、こちらの記事を参考にしてください。
社内ニートとは？なってしまう原因となった場合の辛さを解説、どうようもない場合は転職も考える
収入がなくなる
ニートになると、もちろん収入がなくなります。多くのニートは、親に生活費をもらっているのが現状です。親が働ける子供のために援助をする姿をどう考えているのか聞くと「親なんだから当たり前」という回答をいただきました。
自分が働けないのを親の責任とし、お金を渡すのは当たり前という考え方を持っている人もいるようです。お金を渡している親も、自分がダメなのか子供がいけないのか、判断がつかなくなっている状況でした。だが決して周囲の人と比べるようなことを本人の前ではしていないようです。どうやらそれがトラウマになったという判断をしています。
子供のころから周囲と比べてきた、これがニートにさせてしまった原因と言われているのです。比べられて挫折することで、戻れない状況におちいったのが悪かったと感じてるようでした。
ただ、今は親が少ない年金からお金を渡していますが、もしいなくなったらどうしますか？暮らしていけるのでしょうか？その不安としっかり向き合わなくてはいけません。
次の就職が困難
一度ニートになると、次の就職が困難です。就職するためには履歴書を作成する必要があり、経歴に空白の時間がきざまれるのです。もちろん面接官はその空白の期間を気にします。何をしていたのか？と。うそをつくこともできません。後でバレれば採用の取り消しも考えらえます。正直に話すしかないのです。
ボランティア活動をしていたなど、当たり障りのないうそを言ったとしましょう。しかし会社の面接官になるような人、そのようなうをは面接を受けに来た人の人となりで簡単に見抜けます。社会人の経験が年相応でないことを見抜くなど簡単なことです。
ニートの年月が長ければ長いほど就職が困難です。中にはいつでも働けるがやらないだけと自分に言い聞かせている人もいるようです。本当にそうなのでしょうか？強がりのように見えます。
抜け出せなくなる
一度ニートになると、その楽な生活から抜け出すことが困難です。朝起きるとまずやることはインターネットサーフィン、ご飯はドアの外に置いてあるからそれを食べます。その後ゲームを開始、疲れたら漫画や雑誌を読み、用意されたご飯を食べるのです。眠くなったらねる、これで一日が終わっていきます。
たまにネットで人の批判すると、自分も社会貢献しているなどの錯覚をし、優越感に浸ることができます。インターネットがあれば社会とつながっていられるので安心です。
このような生活を続けていれば、抜け出せなくなります。明日から満員電車に乗ることなど想像できるはずもありません。一度楽な道をしり、それで生きていけると分かれば、生活を変えようなどしない人がニートになるのです。
ニートから就職しやすい職業
ニートの危険性を再確認したら、就職しやすい職業を当たってみましょう。もちろん最初はアルバイトや知り合いの仕事を手伝うでも構いません。その後次の仕事を選択する方法でもいいのです。まずは自分でお金を稼ぐ行動を起こす必要があります。
介護職
介護職は現在人手が不足しています。受け入れてくれる場所も多いことから比較的就職しやすい職業です。ただ、やる気をしっかりと見せなければ採用される仕事はありません。自分は変わりたいと本気で考えられるようになってから面接を受けるようにしましょう。
ニートの特徴はすぐに人のせいにするてんがあげられます。面接に行ったのに落とされたことを、自分に矢印を向けるのではなく、面接官の責任にするのです。これでは成長をしません。心を成長させ行動を起こす勇気があれば変わります。
運転手
車の免許を取得しているのならば、運転手もおすすめです。荷物の運搬などはあまり人との接点が必要なく行える仕事です。最近運転をしていないのならば、一度教習所に行き講習を受けましょう。そのような一歩を踏み出す行動が必要です。
ニートにならないために辞め方も重要
最後にニートにならないための行動を考えましょう。ニートの危険性が分かったのならば、ならないようにすることもだいじです。自分がニートにならばいためには、どのような点に注意すればよいのでしょうか？
転職先を決めておく
ニートにならないためには、次の働き先を決めておくのが一番です。次の就職先が決まっていれば、ニートになりません。中には大学を途中で辞めてしまいニートになったという人もいます。意味もなく大学を途中で辞めると、就職するという判断がしにくくなるようです。そのまま年月がたち、ニートになってしまいます。
これではいけないと仕事を探そうとしますが、先輩が年下になっており、プライドを傷つけられ、またニートに戻るといった傾向もみられます。そうならないためにも、大学を辞める場合でも就職先を見つけておく必要があるのです。
仕事を辞めるとき「いままで大変だったのだから体を休める意味もこめ、1カ月はゆっくりしよう」と決めたとします。しかしこの期間がだんだんと伸び、ついに1年間ニートになった人もいます。先ほど説明した楽なことから抜け出せなくなる典型的な状況です。
そのようことにならないためにも就職先を決め、働き始めるのを1カ月先にしておけばいいだけです。「それじゃゆっくりできないじゃん。次の仕事が決まっていたら心が落ち着かない」と思われる人もいます。それは危険な考え方です。多くの社会人は、たまの連休で休んでいます。1カ月もの休暇を取ろうと考えません。長く働いている人とこの点の考え方が異なっているのです。子供の夏休みと同じ感覚でいるのはやめておきましょう。
転職・退職給付金サポートを利用する
会社を辞めるとときに、転職・退職給付金サポートを利用するという方法もあります。転職・退職給付金サポートのサービスを利用し、多くの給付金を得られれば、ゆっくりとできる期間も長くつくれるのです。
もちろん就職活動を必要としますが、それがニートへならないための行動となり、外へ出るきっかけにもなります。ニートは外に出ない傾向があります。何かしらの目的を作っておくことも必要です。
もし今会社を辞めたいと考えているのならば、辞め方もだいじです。転職・退職給付金サポートでは無料で相談してくれるサポートがついています。退職を考えているのならば、転職・退職給付金サポートを一度利用してみてください。
目指すものを失わなければニートにならない
ニートになる人は、希望がなにもない人です。目指すものがあれば、ニートの時間がもったいないと思えます。なりたい自分になるための努力をする人は、ニートになりません。
この話をするとニートになるのが目指すものという話をする人もいます。ただニートは目指さなくともなれます。特に努力も必要ありません。目指すものとは努力を必要とするものです。何かしらの目標を持って会社や大学を辞めるようにしましょう。
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