今の会社に尊敬できる上司や先輩社員がいない、これは結構多くの後輩が持っている悩みと言われています。尊敬できる人がいないのは自分の成長にも関係してくる大切なこと、だから辞めたいと思われる人も居るようです。
しかし本当に尊敬できる人がいない状況なのでしょうか?自分がそう思い込んでいるだけということはありませんか?もう一度冷静に判断する必要があるかもしれません。
今回は、会社に尊敬できる人がいないから辞めたいと思い実行する前に、その行動が自分にプラスかマイナスかについて考える大切さを解説していきます。
会社に尊敬できる人がいない問題点
まずは会社に尊敬できる人がいないのにはどのような問題点があるかを考えていきます。また尊敬できるどころか、上から目線で嫌な思いをされている人もいるようなので、その場合はコチラの記事も確認してみてください。
社会人として成長できない
尊敬できる人がいないと社会人としての成長を遅らせる原因になるかもしれません。憧れる先輩の仕事に対する姿勢や行動は、後輩社員のお手本となります。その心構えを真似するだけで、毎日違った自分を見ることができるようになるのです。
自分が成長するのに一番早い方法は、できる人を真似ること、そこからいつの日か自分のオリジナルを足すことで成長を早めることができるのです。これは人生の時間を有効活用していると言っても過言ではありません。通常の人よりも何倍も早く成長できるチャンスと言えるのです。目指したい理想像は自分の成長を飛躍的に早めてくれます。
ただ、もしいない時は逆にモチベーションが低下すること間違いなしです。やる気のない先輩や上司、そのような環境にいると、当初のやる気は段々と無くなっていきます。フレッシュな自分が馬鹿らしくなってくる可能性もあるのです。モチベーションの低下は、自分の成長を遅らせます。尊敬できる人がいないという状況は自分にとってマイナスとなることは間違いありません。
仕事が雑になる
尊敬できる人がいない会社では、1つの仕事に対し時間がかかることが増えます。これはアドバイスを貰えないことが原因となるのです。または、尊敬できる人がいないことから「アドバイスを聞いても意味がない」と、答えを出している可能性も考えられます。
結果、すべての仕事が雑になります。それは、見られているという状況が確立されていないせいです。上司や先輩に見られているという状況は、真剣に仕事にと組むことができますが、尊敬できる人がいない場合は、仕事をなめてしまうことも考えられます。
このため仕事が最終的に雑になってしまうのです。この状況に慣れてしまうのはとても危険なことです。仕事が雑ということは、自分も気が付かないうちに楽をしているということになります。人は一度楽を覚えると大変な職場に行くのを嫌う傾向があります。どこかで思い直さなければ、成長が遅くなるとどころか、しなくなると考えるようにしましょう。
なぜ会社に尊敬できる人がいないのか?
それではなぜ会社に尊敬できる人がいないのでしょうか?この点を考えてみましょう。よく見ていないだけかもしれません。会社が存続しているのだから、できる社員がいるのではないでしょうか。
求める理想が高い
会社に尊敬できる人がいないという思いに対し、自分の理想が高いという事も考えられます。もしかすると今までの出会いが良かったのかもしれません。一番近くにいた父親がとても尊敬できる人だったことも関係してきます。
これは非常にありがたいことです。父親の仕事に対する姿勢を見てきたから求める理想が高くなったというのは良いことですが、その理想を自分の勤めている会社に求めると、先輩や上司の志が低く見えてしまいます。父親と上司を比べるのはあまりお勧めできません。結果求める理想が高くなると、なかなか周囲を認めることができなくなります。逆に自分が嫌がられる可能性も高まるのです。
会社では自分よりも仕事がスムーズに行えている人を見るようにしましょう。つまり比較するのは自分とです。自分よりも仕事ができる人を目標にする、そうすれば尊敬できる人がいないという状況から脱却できるかもしれません。
本当に能力が低い
あまり認めたくありませんが、本当に能力が低く尊敬できる人がいないという状況も考えられます。社員があまり働かなくとも収入を得られてる会社というのは存在するのです。つまり必死にならなくとも給料が貰える会社です。
社員のスキルが本当にない場合、これは尊敬できる人を見つけるのは大変かもしれません。本当に嫌だと感じたら転職を考えるべき状況と言えます。
会社全体を見渡していない
会社全体をしっかりと見渡していますか?もしかすると自分の周囲に尊敬できる人がいないだけで、もっと見渡せば尊敬できる上司がいる可能性もあります。周囲を良く見渡して観察をしてみましょう。
ただ、尊敬できる上司がいたとしても、その人に直接に仕事を教わることはできません。それは現在の上司に反感を買う恐れもあるからです。もし尊敬できる上司を見つけることができたら、その人の部署へ異動することを望みとすると良いかもしれません。
目標ができれば、やる気を維持することができます。尊敬できる人がいない状況で
一番怖いのが、自分のやる気が無くなることです。やる気を維持するためにも、会社全体をよく見渡してみるようにしましょう。
尊敬する上司や先輩がいないとき
尊敬できる人がいないときは、先ほども説明したとおり、やる気をなくすことが一番危険です。やる気を維持させるためにも次の点を考えるようにしましょう。
冷静に自分と比較をしてみる
冷静に自分と周囲を比較するようにしましょう。その結果、もしかすると尊敬できる人がいない状況から脱却することができるかもしれません。本当に自分は優れた人材ですか?自分を過大評価していることはありませんか?
もし自分を過大評価しているときに転職を考えるのはマイナスです。転職をした結果、自分の弱さを見ることになりかねません。そのときに転職を後悔しても時すでに遅しです。
冷静に自己分析できない人は必ずマイナスな行動を起こします。これは絶対です。運転と同じです。自分の運転は上手と過大評価していると必ず事故を起こします。このような事故を起こさないためにも自己分析をしっかりとおこないましょう。マイナスの行動をしないように気を付けてください。
チャンスと捉える
会社に尊敬できる人がいないという状況を逆にチャンスと捉えることはできませんか?自分が出世できるチャンスです。これはプラスの考え方となります。自分も周囲に合わせてやる気をなくすことは簡単にできます。しかしそれで給料が貰えるのならば、ラッキーと思うのは危険です。将来必ず時間を無駄にしてことを後悔することでしょう。
それよりも自分にとって成長するチャンスだと思うようにして下さい。会社の上司や先輩に教わるだけが仕事ではありません。今はキッカケさえあれば自分で仕事を調べることもできるのです。要はやる気があればなんとかなるということです。
会社に尊敬できる人がいないからと言ってやる気を無くすのではなく、それをチャンスと捉えるほうが自分を成長させると思いませんか?考え方を変えるだけで変わってくること間違いありません。
異動や転職を考える
どうにもならない場合は異動や転職を考えるようにしましょう。やる気を出すと先輩に邪魔をされるという状況も無いわけではありません。それにより自分も同じような行動をおこすのであれば、早急に転職を考えるのも将来の自分にとってプラスとなることでしょう。
ただ先ほどもいいましたが、自己分析だけは必ずしておきましょう。自分をしっかりと評価するために、信頼できる友人や両親に相談してみるのも良いかもしれません。それで良いアドバイスを貰えたらラッキーではないでしょうか。
会社に尊敬できる人がいないのはチャンスかも?
会社に尊敬できる人がいないのをチャンスと思えば、大きく成長できるかもしれません。尊敬できる人がいないでふさぎ込むことは誰にでも出来ます。それで終わりにしないことが大切です。
自分を変えることができたら、それは一生の財産となり、将来に必ず役立ちます。こんなチャンスは滅多にないと踏ん張ってみると、自分にとって大きなプラスになるかもしれません。
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