今日も仕事が終わらない、終電で帰る毎日にストレスでどうにかなってしまいそう、もうこの仕事辞めたい、このような感情を抱いてしまう方も少なくないはずです。
どうして仕事が終わらないのか?それすら考える暇がない、気が付けば今月もあとわずか、このような状況でストレスをためない方が不思議です。少しでも良いので考える時間を作るようにしましょう。まずはそこからです。
今回の記事では、仕事が終わらない原因を考え、そこから改善策とストレスの解消方法について解説していきます。
仕事が終わらない原因
そもそも仕事が終わらない原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか。まずは仕事が終わらない原因を探っていきましょう。
仕事量が多い
そもそも仕事量が多くて終わらない、このような状況も考えられます。会社全体の社員が少なく、どう考えてもこなせる量ではないのです。全員フル残業状態、上司に言わせると「少数精鋭主義の会社だから」それは物事を良いように言っているだけで、働かされている社員にしたらいい迷惑という状態といえるでしょう。
また、自分だけ仕事の量が多いという状況もあり得ます。明らかに周囲の社員より仕事量が多すぎて差があり過ぎると言った状況です。これは先ほどよりもストレスが溜まる状況、頼られているのかいいように使われているのか、この内容によってもストレスの度合いが変わってくることでしょう。
どれだけ毎日頑張っても仕事が増え続けていく、終わったと思っていた仕事もミスが原因で最初からやり直しなんてこともよくあります。あれ?いつの間にかまた増えてる、あれもやらなきゃこれもやらなきゃ、毎日が追われている、このような状況でストレスが溜まらないわけがありません。
会社の方針が悪いのか、それとも周囲が楽をしようとしているのか、その原因を考える必要があります。どんなに仕事ができる人でも限界があります。それをオーバーし、すべてがどうでもよくなる前に対策を行うようにしましょう。
仕事が遅い
これは自分に矢印を向けた状態、ただ単に仕事の処理能力が遅い、自分に責任がある状況です。仕事の要領が悪く周囲と仕事量は変わらないのにいつも自分だけが終わらない、このような状況も考えられます。
真面目な性格から完璧主義、一つの仕事が大丈夫かどうか何度も確認しないと気が済まない、確認をしないと落ち着かない人も仕事が溜まる傾向があります。チームワークで行う仕事でも、自分のミスで周囲に迷惑をかけたら嫌だ、あいつの仕事内容は適当など思われたくないと考えてしまう人もいます。
自分を悪く思わせたくない、このことから慎重になり過ぎてしまい、結果仕事が遅いというレッテルを貼られてしまったという人もいるようです。またそもそも仕事を理解していないために遅いということもあります。
自分の性格か能力か、遅くなる原因にはさまざまですが、これは自分で改善していくしかありません。周囲と比べ仕事量が変わらないのに仕事が終わらないのは、自分が変わるしかないのです。
詳しくはコチラにも記載していますので確認してみてください。
能力不足で仕事ができない、会社を辞める前に実践すること
仕事が終わらないときの改善策
自分の仕事が終わらない原因を理解したら、次は改善策を考えてみましょう。ずっと終わらない仕事に耐える必要は無いのです。
上司に相談する
多くの社員がキャパオーバーを起こしている状況はとても危険な状態です。仕事量に余力なく打ち込んでいる状況は、万が一の事故に耐える環境ではないのです。それならば、しっかりと上司に相談する必要があります。
「いくら少数精鋭と言っても限度がある」という内容を話し、社員を入れて欲しい説明を行います。それでも会社が方針を変えないのならば、周囲にどう思われようと辞めることも視野に入れなくてはいけません。人の中にはキャパオーバーを楽しむ人もいます。常にギリギリの状態に身を置くことで成長が早められると感じ、その状況を維持し続けようと欲求する人もいるのです。もし自分がそのような考えでないのならば、会社の方針と違うと捉え、辞めるという考えを持つ必要もあるはずといえます。
また自分だけ仕事量が多く終わらないという状況も、上司に相談し改善しないのならば、辞めることも考えなければいけません。しかもこの状況はストレスが一番溜まりやすい状況、体に明らかな影響が出る前に早めの決断が必要となることでしょう。
誰の目から見ても明らかにオーバーワーク、そのような状況になっても、周囲に申し訳ないので上司に相談できないと考えてしまうことも考えられます。ただそのような考えを持ってしまうからこそ、いいように使われてリルのかもしれません。変わるときが来たのならば、一番よいタイミングで自分を変えていかなければストレスは溜まっていく一方です。「もうすべてがどうでもいい」となる前に対策を行うようにしましょう。
処理能力が上がる努力をする
自分が原因で仕事が終わらない人は、処理能力を上げる努力をしなければいけません。
・完璧主義は仕事が遅くなるという認識をする
・逆にミスが多い人はもっと確認をするようにする
・終わらせる時間を決めて仕事に取り掛かる
・集中力をつける
・仕事の効率が上がるOA機器やツールを利用する
・しっかりと人に教わる
自分が変わろうとしなければ変われない、職場の人たちはあなたをどう思っているかで成長できるかが変わってきます。
「あいつが仕事をできるようになればもっと良くなる」
このように周囲が考えてくれているのならば、あなたも期待に応える必要があります。このような状況は本当に有難いのに「余計なお世話」と考えてしまうと、次のような環境になります。
「あいつに何を言っても変わらない」
もし周囲がこのように考えていたらまず自分が努力して、前の状態に戻すところから始まります。それはとても大変なこと、周囲に甘えてばかりいると楽かもしれませんが、最終的には見捨てられてしまうのです。早い段階で変わる努力を見せるようにしましょう。
ストレス解消方法
状況を変えなければどんなにストレスを解消しても意味がありません。だからといってストレスをため込むわけにも行きませんので、ちょっとずつでも解消しながら、状況を変えていくようにしましょう。
睡眠をしっかりととる
仕事が終わらないのにそれは無理と思われるかもしれませんが、それでも睡眠は十分にとるようにしましょう。しかも良い睡眠をとる必要がるので、家に帰る時間がもったいないからマンガ喫茶で寝ようと考えてはいけません。そのような狭い環境で良い睡眠がとれる訳が無いのです。
睡眠をとることによって頭も冴え、次の日の仕事も能率が上がることも考えられます。睡眠をとることができないと「自分は寝ることさえ許されない」と追い込む傾向が考えられてしまうのです。
これは心身ともに健康でない状態、心も体も健康を維持するためには、最低限の良質な睡眠をとることを忘れないようにしましょう。それすら許されない環境ならば、すぐにでも仕事を辞めるべきなのかもしれません。
気分転換をする
たまには美味しい食事、昔の仲間と合って遊ぶ、これらのような気分転換をするとストレスを一時的でも解消することができます。自分の好きな料理を食べるだけでストレスを発散できるのならば、良い出費といえるのではないでしょうか。
内容によっては転職も視野に入れる
ストレスの発散は一時的なもの、やはり原因を基から絶たなければ意味がありません。仕事が終わらないストレスは、人によって状況が違い、一概にこうした方が良いと言いづらい面もあります。
しかし自分が感じたときが変わるチャンスです。仕事を辞めることは特に逃げでも何でもありません。自分にとってやれることをすべてやった後ならば、そのような選択肢があっても良いはずです。
早めに仕事が終わらないストレスから脱出するようにしましょう。
コメント