今まで考えないようにしていたけど、明らかに後輩に仕事をふっている上司がいる、もしくはあいつの売り上げ毎月俺よりいいなど、後輩社員に劣等感を抱き、辞めようと考えている人はいませんか?
確かに後から入社にした人に抜かれるのは気分を良いのも出はありません。自分も頑張っているのにと考えてしまいがちです。ただすぐに辞めてしまったら結局同じこと、どこの会社に行っても繰り返すことになります。さらに中途採用の期待という重圧に耐えられなくなる可能性も考えられます。まずは一旦いろいろと前向きに考えてみましょう。
今回の記事では、後輩よりも仕事ができない事実を理解したあとの考え方について解説していきます。
営業結果で差がハッキリと
ハッキリとした数字で表れるのは一番つらいかもしれません。月初めの成績発表は全社員が見ている場で行われます。その場で上司に「お前も後輩とここまでの差のままでいいと思っていないだろ」なんて声をかけられたら最悪です。しかしこれも営業の世界ならば考えられる出来事ではないでしょうか。
ただ自分が誰よりも劣っていると考えているのならば、つぎのサイトも参考にしてみてください。
仕事ができない人の特徴、自分に当てはまらないか確認が大事
営業の世界では実力主義、どんなに目上だろうが先輩だろうが売り上げを上げてきた社員が一番偉い、そのように考える会社も多くあります。最初は慕ってきていた後輩も実力差が分かると同時に、話しかけても来なくなる、こんな出来事は日常茶飯事です。
ただそれでも営業の世界は向き不向きがあるので仕方ないと考えるのはいけません。できるだけ「仕方ない」という言葉を使わないようにしましょう。「仕方ない」という言葉は他人に言われるのは構いませんが、自分が使うのはいけないのです。
とくに実力差がハッキリと数字で分かってしまうような営業の世界に足を踏み入れながら「仕方ない」という言葉に逃げているのは、そもそも選択が間違っているといえるでしょう。
悔しいかもしれませんが、真似をしてでも上に行くという気持ちがなければ営業の業種ではやっていけません。いつか見返してやるという意気込みを持てないのならば、早めに別の決断をした方が良いかもしれません。営業はそれほど優しい世界では無いということです。
上司からの仕事が後輩に
あれ?今まで俺が中心になってやっていた仕事が後輩を中心に行う事になった、この現実を目の当たりにしたとき、自分の自信は崩れていくことは間違いありません。
それを能力不足と感じてしまったのならば次のサイトも確認してみてください。
能力不足で仕事ができない、会社を辞める前に実践すること
後輩に見下された
自分の自信が崩れたあとに感じてしまう、後輩が自分を見下す感じ、もし後輩がそのような態度をとっていなくとも、自分はそう感じてしまうものです。「馬鹿にしやかって」そう思い、仕事を疎かにすれば更に仕事ができない人のレッテルを貼られることにもなりかねません。そのような考えをするのはぜったにやめておきましょう。
だって事実上司は後輩に仕事を任せたのだから、認められたのは後輩、同じ立場だったらきっと自分も同じような態度になるだろうなぐらいに思うようにしましょう。きっと後輩もやりづらくしているのかもしれません。
いちいち感情を揺さぶられても前に進むことはできないのです。現実を事実と受け止めここからもう一度やり直せば良いと考えてください。
周囲の雰囲気が辛い
何となく自分に気を使っていない?と思うこともあるかもしれません。明らかに分かりやすく差を付けられたら、周囲もどう対応していいか不穏な空気になることも考えられます。
正直そういうときは、泣きそうになってしまうことが良くありませんか。子供のころも涙をこらえているのに周囲の同情するような一言で泣いてしまう、そのような経験をしたことも多くあると思います。
周囲の人は悪気があってしているのではありません。あなたの事が好きだから気を使っているのです。それを八つ当たりで返してしまう残念な人もいます。このような行動は絶対にしてはいけません。同情されるのは見下しているから、お前になにが分かるなど、そのような感情をもつことが社会人として間違いです。もしかするとそのような感情を持っているからこそ後輩に抜かれたのかもしれません。
もともと周囲をまとめる力などなかったと上司に見られていたのです。上司に「やっぱり思った通り」と思われるのではなく「おや、ちょっと考え方を変えるか」と思われるような社会人の行動をしなければいけません。
その点を間違うと最終的に辞めてるという判断をしてしまうのかもしれないのです。行動を誤らないようにしましょう。
考え方を変えてみる
すぐに頭にきたから辞めるという判断をすると、いつまで経っても転職を続けることになります。もちろん自分に合っていなかったということならば話は別ですが、今まで上手く行っていたのに、実力のある後輩が入ってからダメになったというのならば、すぐに辞めるという判断は間違っているはずです。
会社の評価を気にしない
会社が後輩を選んだ、俺はダメなんだと決めつけないようにしましょう。会社がだした評価がすべてではありません。つまり会社の評価イコールあなたの価値という訳ではないのです。
自分の何がいけなかったのか分からない、どうしよう、もう分からないと、自分を追い詰めるところまで考え込んでしまう人もいるようですが、会社が別にあなたを否定した訳ではないのです。一つの評価として受け入れ、あまり気にしないようにしましょう。
自分の魅力をもっと知らせて行こうと前向きな姿勢になれば見えてくる範囲も変わってきます。もしかしたら新しい発見もあるかもしれません。ムキになるという行動は自分のすべてを見せてしまうような行動、心の中をすべて見せると恥ずかしいと思いませんか。それよりも余裕を持った大人の対応の方が魅力的です。
一旦比較するのをやめる
後輩の方が仕事ができると分かったときの感情はどうなりますか?「嫉妬」「妬み」「焦り」など良くない感情ばかりがうかんできます。このような感情の時は何をしても上手くいきません。最悪の場合嫌がらせをしようなどと先輩としてふさわしくない行動を考えてしまうかもしれないのです。
もしそれを行動に移したら、あなたが今まで築き上げたきたものが崩れていき、そして価値が暴落すること間違いなしとなることでしょう。後輩は何もしていません。ただ一生懸命仕事をしているだけです。それを生意気とか、くだらない感情だけで動くのは非常に危険な事と認識してください。
こんなときは、比較をするのをやめるのが一番です。なにも考えずに与えられた仕事を、一生懸命やるだけですいいのです。その結果比較されていたとしても気にしません。「だから?」ぐらいの感情で仕事に取り組むのも大事です。
そうすると仕事を楽しむことができるようになり、態度が変わってくる可能性もあります。とにかく今は仕事を楽しむことに注力する、それだけで成長できるかもしれません。
後輩と比べて劣等感を抱くよりも自分を大切にしよう
確かに後輩と比べられるのは悔しいです。相手が違うと思うかもしれませんが、今の社会はそのようにできているのかもしれません。もう年功序列の時代も終わったのかもしれないのです。
そのたびに怒ったり泣いたりしていたら疲れてしまいます。人は人、自分は自分、たとえ誰かに比較されたとしても、そこだけは自分自身がぶれないようにしておきたいものです。
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