「あの人本当に仕事ができないよね」と話したことはありませんか？もしかすると自分も周りの人にそう思われているかもしれません。
「あの人がいるから仕事が忙しくなる」そう思って会社を辞めたいと考えている人は居ませんか？もしかすると自分が仕事ができないためにそのような考えになっていることは考えられないでしょうか。
今回の記事では仕事ができない人の特徴を確認し、自分に当てはまっていないか確認をしていきたいと思います。
そもそも仕事ができないとは？
そもそも仕事ができないという意味は何でしょうか？何を持って人は他人を「仕事ができない」と判断しているのでしょうかを考えていきます。
勤め先に利益を出さない人
会社の目的は利益を出すこと、その目的ができない人を「仕事ができない」という枠組みにしているようです。ただ非生産的な部署ももちろんあります。そこは利益を出していないと思われるかもしれませんが、その人たちが居なければ会社は円滑に稼働しません。
そのように考えれば利益を出さないという枠組みからは除外されるはずです。会社への利益を出さない社員というのは、自分が給料以上の見返りを会社に収めているかどうかです。ただ頂いている給料だけでは意味がありません。一人の社員を雇用するのに会社側は保険料など多くのお金を支払っています。ここの部分も合わせ利益をもたらしているかという判断になります。
もし自分の給料以上の利益を会社に返していないのならば「仕事ができない人」と言われても仕方ないかもしれません。会社が存続しているということは、その人以上に利益を出している人がいるからです。その人と比べれば見劣りしてしまいます。
自分が会社に貢献しているか？まずはここがポイントとなる点なのです。
与えられた役割を果たしていない
仕事ができないには色々な理由があります。明らかに手を抜いている人、そもそも自分にその仕事をこなすだけの能力がない人、理由は色々です。
すべての人が会社から与えられた役割をこなしていれば利益は出るはずです。もしそれでも利益が出ないのならば会社の考え方が間違えているということになります。
自分の会社での役割は何なのか？これを果たしていない人も「仕事ができない人」と思われる可能性が高くなります。これは先ほどの非生産的な仕事を行っている部署に言えるかもしれません。
仕事ができない人の特徴
それでは仕事ができない人の特徴を上げていきましょう。自分に当てはまると感じた人は要注意です。
仕事が遅すぎる
仕事ができない人は仕事が遅いという特徴を持っています。仕事が遅いことで周囲に迷惑をかける人は「仕事ができない人」と言われてしまいます。
また仕事が遅いことが原因で給料をもらっている社員に対し、冷たい言葉をかける人もいるようです。
できる社員は同じ仕事を定時までに行い、時間通りに帰社をします。もう一人の社員は同じ仕事でも計算が間に合わず、定時で仕事を終わらすことができないのです。そのため残業を行い残業代を貰っているという現実がありました。
仕事ができる人は定時で上がれますが残業代はもらえない、仕事が遅い人は、同じ仕事内容なのに、残業代を貰えるという事実があったのです。
仕事が遅い人は、時間の使い方が下手なのかもしれません。何度教わっても優先順位を見誤り、仕事が遅いという結果につながっていました。
そのため仕事ができる社員は、「俺もわざと仕事を遅らせて残業代を貰う」と上司に進言したのです。「仕事の遅い人がお金を多く貰うのはおかしい」と正論ともいえる話をされてしまったのです。上司はこれに対し返す言葉が見つからず、悩んでしまいました。
ただ仕事が遅いと言えども残業したら残業代を支払わないといけません。上司もどのようにしたら良いか迷ったあげく、仕事のできない社員を異動させるという決断をしたのでした。
確かに仕事ができる人からすれば面白くない話、仕事が遅いことで職場内を混乱させるような出来事が起きた現実もありました。ただ、社会人としては思っていてもそれを口にするのはアウトです。つまりこの件については何が正解か分からないのも事実なのです。
仕事が一向に早くならないのならば適材適所も考え異動させた上司が正しかったのかもしれません。
このように自分の仕事が遅いせいで周囲をイライラさせているということはありませんか？自分の行動を今一度見直してみましょう。
同じミスを繰り返す
ミスをするのは仕方ありません。ただミスを繰り返されると周囲はたまったものではありません。なぜ同じミスを繰り返すのか？これは本人の自覚が足りないというしかないのです。
人は成長をしてこそ価値があるのではないでしょうか。同じミスを繰り返すことに何の意味もありません。しかも自分で処理をできるようなミスならば良いのですが、人をまきこむことも考えれれるのです。そうなると「あの人には仕事を任せられない」よって「仕事ができない人」というレッテルを貼られてしまいます。
さらにミスした人が帰ってから発覚することもあり得ます。引継ぎが必要とする仕事では、そのようなことが起きることが考えられます。そうなると「あの人の後は引継ぎをしたくない、同じようなミスばかりして、自分の仕事増えてしまう」と言われてしまうのです。結果「本当に仕事のできない人」と言われてしまいます。
同じようなミスを繰り返している人はいませんか？もし自分に当てはまると思ったら「仕事ができない人」と思われている可能性が高いです。
指示待ち人間
これは仕事ができない人と言うよりかはリストラ対象となる人と言えるかもしれません。指示したことしかしない人は会社にとって利益を出さないからです。
確かに仕事は上司の思惑通り動かなければいけない時もあります。ただ目的を見据えていれば、指示を待つという無駄な時間を極力少なくできるはずなのです。このような人は「指示がなかったから」という話をしてきます。周囲はこの言葉にもイライラします。
長く勤めているのに常に指示を求めるような人は、周囲から「仕事ができない人」と言われても仕方ありません。自分はそのようなことが無いか、今一度確認してみましょう。
ＯＡ機器が使えない
最近はどの会社でもＯＡ機器が当たり前のように使用されています。昔はコピー機を利用してましたが、現在は多くの会社で複合機を利用しています。このコピー機と複合機の区別がつかない人は、もしかすると周囲から「仕事ができない人」と言われているかもしれません。
「〇〇さんに何度もパソコンの使い方を聞かれる」「同じことを何度も教えているのに覚えてくれない」など周囲にささやかれているかもしれません。先ほどの複合機でも使用の仕方が分からず、無駄なコピーを何枚も行い無駄にした場合は、「これくらいのこともできないの？本当に仕事ができない人」と言われてしまうのです。
覚えることができないなど様々な理由があるかもしれませんが、ほかの仕事ができる人はある程度ＯＡ機器が使えなくともこのように言われることは考えにくいです。つまりＯＡ機器が使えなくて「仕事ができない人」と言われてしまうのは、その他にも理由があるかもしれません。あまり結果が出ていないのにＯＡ機器すら使えない、このように思われている可能性が高くなります。
あなたはＯＡ機器をしっかりと使いこなし時短に努めているでしょうか？
自分に当てはまると感じたら
自分に当てはまると感じたら行動を起こすしかありません。
自分を変える
もしかすると今回の内容を見て自分が仕事ができない人と思われているかもしれないと感じた人もいるかもしれません。ではなぜ自分はそのように今まで感じてこなかったのでしょうか。
それは、自信過剰というタイプの人かもしれません。特に「口だけの人」と思われている方に多くみられる傾向です。もし自分が当てはまると感じたのならば、すぐに行動を起こしましょう。
思い立ったが吉日、すぐに考え方を改め仕事ができる人になる努力をするのです。多少大変かもしれませんが、努力するしか方法は無いと思ってください。
もしそれでも無理そうと考えるのならば、自分に合った仕事を探し直すのも良い手かもしれません。まずは色々と考えて自分に一番良い方法を見つけるようにしましょう。
周囲に仕事ができない人と言う前に自分も確認する
もしあなたが「〇〇さんは本当に仕事ができない」と話しているとき、話している相手も「いやお前もな」と思っているとしたら相当恥ずかしいと思いませんか？ただその可能性は低くありません。
仕事ができない人が居ることで、迷惑を受けるから会社を辞めるまで考えている人は、もう一度自分のことを見直してみましょう。もしかすると自分のミスが周囲の仕事の妨げになっていることもあり得ます。
もしそうならば何の仕事に転職しても結果は変わることがないでしょう。
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