転職先を探す、決める際には転職会議等口コミサイト
を利用する方も多くいらっしゃるかと思います。
実際、それを理由に面接・内定を辞退する方もおおくいらっしゃいます。
しかし、情報収集のやり方としてはクチコミサイトの内容を鵜呑みにするというのは必ずしも良い方法とはいえません。
そこで、本編はクチコミサイトとどのように付き合えば良いかを説明いたします。
転職クチコミサイトどんなもの？
まずはクチコミサイトとはどんなものなのか改めて説明いたします。
転職クチコミサイトとは
転職口コクチミサイトとは、投稿型のサイトで、あらゆる企業に在籍した経験のある方がその企業に在籍した感想などを記載するような内容となっています。
有名なのは、リブセンス社が運営する転職会議、エン・ジャパン社が運営するカイシャの評判が代表的なものとなります。
そこには、給与、やりがい、入社難易度、教育研修などが点数化され、コメントが入れられるようになっています。
基本的には、転職希望者が欲しいと思うような情報が網羅されるような作りとなっているとお考えください。
それでもクチコミサイトを真に受けてはいけない理由
上述からすると非常に有益なコンテンツであるとは言えますが、それでもやはり信憑性には欠ける内容で話し半分に見ましょうというのが正しいクチコミサイトの使い方といえます。
なぜなら、クチコミサイトに書き込む人は誰なのかわからない匿名サイトでしかないからです。
実際記載内容を見てみると、割と恨み辛みを丁寧に書き並べているという印象をいだきます。
また、書き込み自体も割と古くさい内容が書き連ねてあるなどということも往々にしてあります。
確かに参考になる事実も書かれているのでしょうが、少なくとも書いてあることを鵜呑みにして利用するものではない、そうお考えください。
都合の悪い事実は会社都合で消せる
この転職口コミサイトでは不都合な真実が消せるサイトであるとお考えください。
なぜなら、クチコミサイトの運営先上述のように転職会議だとリブセンス、カイシャの評判だとエン・ジャパンのように転職メディアの運営会社だからです。
こういった企業は、採用を行う企業からの信頼が必要になります。
もしも採用企業からの信頼を失うようなことがあればビジネスに影響を与えます。
そのために、少なくともクライアント企業などにおいては、それなりの忖度があると考えるのが普通です。
実際、ネットの風評被害で生計を立てている弁護士もいると言われています。
クチコミサイトの情報の信憑性に関してはこういった観点からも疑わしい点があるとお考えください。
良い情報もある
ただ、すべての書き込みが良くないというわけではありません。
各種クチコミサイトを見ると問題点などを誹謗中傷にならない程度に記載されているケースも数多くあります。
ただし、上述のように匿名掲示板と何ら変わらないため真実がみえにくいのが難しいところです。
あくまでもご参考レベルで利用することが大事なのです。
クチコミサイトの実践的活用方法
それではクチコミサイトの実践的な活用法を説明いたします。
クチコミサイトの情報で意思決定しない
結局クチコミサイトは退職した人の恨み辛みを書いているものととらえるのが妥当です。
どんなに優良な会社であっても上司との折り合い1つで退職に至るケースだって考えられますし、、人のやめない会社はほとんど存在しませんし、人のやめる理由なんてものは千差万別です。
ですので、掲示板の情報からもしも自分が退職した理由と同じような情報があったなら、生の情報取得をすべき材料として転職エージェントや面接のなかで確認するというのが大事と言えます。
良い情報,ひどい情報だらけの会社は疑おう
一切悪い情報が書かれていない、もしくはクチコミで悪いことばかりがかかれている会社は怪しいと思ってください。
良い情報だけの会社は、忖度があると想定されますし、書き込み悪い内容しかないのはそのままブラック企業と解釈しても良いでしょう。
特にここ1〜2年の書き込みと、それより前に書かれたクチコミので内容があまり変わらないのであれば要注意であるとお考えください。
また、会社によってはクチコミが書かれていない企業も散見されますがこれにも注意をしましょう。
書き込みのない会社も良い書き込みしかない会社どうよう忖度や圧力が想定されるか、就労経験をした人が少なくて参考になる情報がないかのどちらかです。
参考にしてくださいとは伝えましたが、疑うべきポイントがあるとすれば上記の点であることも認識してもらえたら良いでしょう。
転職エージェント、面接からの情報はかならず押さえる
転職エージェントから、また面接のなかで面接官が答えた内容というのは、公式発表と同じ意味を持ちますのでその情報をベースに考えていくということは大事であると言えます。
クチコミサイトの情報をベースに照らし合わせることで、公式情報との解離をみつけられることもできるでしょうし、その解離について、エージェントに確認をとっていくことにより、情報の整合性を確認していくことができます。
もちろん転職エージェントがすべての情報を押さえているとは言いませんが、少なからず情報を仕入れていますので、そのあたりのギャップを埋めていくことはできると言えます。
企業やエージェントとから得られたオープンな情報と、クチコミサイトの情報を参考情報との整合性を取っていくことをやってみましょう。
自分の感覚はバカにできない
面接の中で感じた直感というのは案外あてになります。
面接や会社に訪問したときの感覚に違和感があったけど入社してみたら、その感覚が正しかったというケースは意外と少なくありません。
入社しないとわからないことも多数ありますが、自らの感覚を信じてみるということを大事にするという認識も持っていただけたら幸いです。
クチコミサイトの情報は信じすぎてはいけない！気になる情報はしっかり探る
クチコミコミサイトは非常に便利なツールです。移動中、もしくはパソコンを叩けば簡単に会社の情報を収集することができます。
しかし、匿名の書き込み掲示板であるという特性から、信憑性のある情報であるとは言いがたいところは間違いなくあります。
加えて、クチコミサイトに掲載された情報というのは過去の情報であり、情報の最新性には疑問が残ります。
企業はずっと同じ形であり続けるわけではなく絶えず変化をしようとします。
会社の事業もそうですが、社内体制についても、1〜2年前では、社員の10時退社は当たり前だったにも関わらず、今では定時退社が当たり前になっているという事例も珍しくはなく、働き方改革が進んでいる現状を考えても、その流れは加速度的に進んでいます。
以上のことから考えても、座してとれる情報だけではなく、みずから主体的に、また人の力を使ってとれる情報というのも大事にしていきましょう。
また、同時に、情報の精査や取捨選択をして行くことが、情報化社会においても重要になっていきます。そういった点からも主体的な情報収集は必要となってくるのです。
改めて、転職活動を行っている方、また、これから転職活動を行う方において、クチコミサイトの情報を丸々受けいれていませんか？
もし、そうだとしたら本編をご確認いただき、ご自身の転職における情報収集のやり方についてもう一度やり方を見直しし、転職活動にお役立ていただけたなら幸いと考えます。
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