最初のミスは周囲も「誰でもミスはあるさ」と優しかったのに、重ねるうちに誰もフォローをしてくれなくなってしまいました。気が付けば周囲からお荷物扱い、もう恥ずかしいから辞めたいと考えてしまう人はいませんか?そんな状況で次に転職しても同じ結果を繰り返すだけです。
なぜあなたはミスが多いのでしょうか?問題点を確認し減らす努力をしてみてはいかがでしょうか。
ミスが多い人の特徴
細かいミスを連発し上司に呆れられてしまうと、信用を取り戻すのも一苦労です。あの時もっと確認しておけばと後悔しもて遅すぎます。
まずはミスが多い人の特徴から考えてみましょう。当てはまる項目が多いと危険かもしれません。
メモを取らない人
仕事中にメモを取らない人は、ミスを起こしやすい人の可能性が高くなります。さらにメモ帳をとっていても、何を書いたか後から見たときに分からなくなる人も、ミスをする人の特徴と言えるでしょう。
いかに優秀な人でも言われたことすべて覚えておくのは不可能です。上司がちょっとした会話程度に「この間のあれは、今回は〇年前の資料を参考にして、前回と代えてね」と言われそれに対し「ハイ」と答えながら、忘れてしまう人がミスを連発するのです。
あなたにも言い分はあるかもしれません。そんな大事なこともっとちゃんと伝えてよと、ただそれでできるてしまう部下が他にいるのです。さらに返事をしてしまったとなれば、あなたのミスと言えるでしょう。
仕事が早く正確な人ほどメモを上手に活用しています。忙しくて「ワー」となってしまう人ほどメモが取れない人でミスをするのです。さらにそのミスを解決しようと時間がかかり、ほかの仕事に追われまた「ワー」となってしまうという「負の連鎖」の繰り返しを行っていると言えるでしょう。
これがミスを連発してしまう原因かもしれません。一度落ち着いてゆっくり自分の仕事を見返してみる時間の余裕を持つ、これがスマートな社会人と言えるのではないでしょうか。
パソコンの整理整頓が苦手
パソコンを開いたら画面にアイコンだらけということはありませんか?これも仕事でミスをする人の特徴です。そもそも整理整頓が苦手な人は、ミスも起こしやすいと考えることができます。
自分のデスクの引き出しは、訳が分からない状態になっていませんか?中をあけたら前に同僚が旅行の土産で買ってきたお菓子が1カ月も入りっぱなしだったなんて人はいませんか?これもミスにつながる原因と考えてまず間違いありません。
必要な書類を即座に出せない状況、これでは仕事の時間が普通の人よりもかかってしまいます。そのため焦ってしまいミスをすることも考えられるのです。仕事でミスをしない人は、与えられた仕事に対し、すぐにあの時のあの資料を使えばすぐにできるという回転をしています。
一方ミスの多い人は。この仕事は前にも似たものをやったけどいつだったかな?どこに資料があるかな?から仕事が始まるのです。これにより時間に追われ、ミスを確認することなく提出、指摘されやり直しという結果になるのです。
ミスを反省しない
起こしてしまったミスは仕方ありません。誰も完璧な人などいないのです。ただ反省をしないのはいかがなものでしょうか。ミスに対し反省をしないのならば、同じことを繰り返しても仕方ないといえます。
ミスを連発する人の特徴は反省をしない点と言えます。反省をすれば同じようなミスなどしないのです。だからこそ周囲に呆れられてしまう結果となるのです。ただ本人は反省していると思い込んでいます。
それななのになぜ同じミスを起こすのでしょうか。これは本当に反省をしているだけだからです。反省をするということは、ミスしたことに対し対策を練るということになります。「反省だけならサルでもできる」とはよくいったものです。
例えば、パソコンで作成した書類をメールで上司に提出したとします。これに対し「またここ間違っている。今回は俺が修正するから次回から気を付けて」と言われて「申し訳ございません。ありがとうございます」で終了してしまう人がミスを連発するのです。ミスを連発しない人は、保存のデータをその場で修正しておきます。この機転ができない人がミスを連発してしまうのです。いわば「申し訳ございません」の反省だけの人となるのです。
仕事で多いミス
それではミスにはどのような種類があるでしょうか?
確認不足からのミス
うっかりしていたのか、ぼんやりしていたのかは分かりませんが、確認すればすぐに発見できるようなミスが多く見受けられます。注意をしていればこんなミスはしないのに、周囲はこのように考えていることでしょう。
「ミスが多いならば確認をしてから提出しなさい」このように指摘されてもミスをする人は、確認したつもりになっている可能性があります。これもうっかりしていたに含まれるかもしれません。ミスしている箇所を適当に調べるから見過ごしてしまうのです。
「確認作業は面倒」と考えている人は、このようなミスを繰り返す傾向があると考えて間違いありません。
思い込みや勘違いミス
思い込みで仕事をしてしまう人はいませんか?その場合このミスを起こす傾向があります。「大丈夫だろう」この言葉を使うことが多い人が起こしやすミスです。もしかすると思い込みが同僚を巻き込んでしまうかもしれません。
「先ほど〇〇商事の中田さんから電話ありましたよ」に対し「〇〇商事には中田さんはいないよ、田中さんならいるけど、中田さんなら△△企業になるけどどっち?」というような経験をしたことはありませんか?こうなると「アッ分からない」となることでしょう。あなたの思い込みや勘違いが同僚に迷惑をかけてしまうのです。
ただこれもミスとして考えない人がいるようです。「どちらにも電話すれば分かるでしょ、2分の1の確率」と安易に考えてしまえば、同じようなミスを連発することでしょう。周囲の人はあなたに対し「電話すらまともに出れないの」と冷たい態度になることも考えられます。
ミスを減らす方法
それではミスを減らす方法を考えていきましょう。ミスを連発する人は、ミスに慣れているかもしれません。そのような体質はすぐにでも改善する必要があるのです。
チェックリストを作る
同じような作業で頻繁にミスを起こす人は、チェックリストを落ち着てい作成し、提出する前にしっかりと確認する行動が必要となります。まずは落ち着いてチェックリストを作る、この行動を始められるかどうかです。適当につくったチェックリストだと、適当にチェックしておしまいです。ミスを止めることなどできません。しっかりと落ち着いて作成したリストが必要なのです。
ミスをする人は、心がけを変える必要があると、今までの傾向を見ていて思いませんか?そのためには、自分を変える行動をしなければいけません。窮屈かもしれませんが、慣れてくれば上手にこなせるようになるはずです。
周囲に呆れられたままで良いのでしょうか?悔しいと思うことはありませんか?「仕方ないか」と考えている人は気持ちから考え直すようにしましょう。できれば仕事上で「仕方ない」という言葉を「言わない」「言われない」という状況を作ることが大切です。
分からなけば確認をする
ミスの連発をする人は思い込みで仕事を行ってしまうので、それを抑える行動が必要となります。そのため、分からないことは恥ずかしがらず、面倒くさいと思わず確認をするようにします。
あなたにも言い分があるかもしれません。「ちゃんと教えてもらってない」と思っているかもしれませんが、それでも確認をしなかったあなたのミスです。分からなければ聞くという行動を起こさなければいけないのです。
徹底的にミスを分析する
なぜミスを起こしてしまったのか?どうすれば起こさなかったのか?今度からはどのように対策すれば起きないのか?この3つの疑問を徹底的に分析するようにしましょう。
この分析はミスを起こした日の内に分析するようにしましょう。頭の中だけで考えるのではなく、メモに書きだしながら考えるのが良い方法です。
ミスをする人はどこに行ってもミスをします
同じようなミスを繰り返す人は、どこに行っても同じようなミスを繰り返します。これは本人が注意不足だからこそ起きてしまうのです。ミスをすると周囲が怖いから辞めるを繰り返すと、何回転職をすることになるか見当もつきません。
もし一度リセットして辞めたいのならばそれでも構いません。ただ次の職場ではミスをしない、逃げない自分になるようにしましょう。
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