どこの会社に行っても上司に嫌われてしまうのはなぜだろうと考えている人は居ませんか?思えば学生のころから部活の先輩に嫌われていたかもと思い返すこともあるかもしれません。
ほとんどの上司に嫌われていると思うのならば、明らかにあなたにも原因があります。
今回の記事では、嫌われる原因を考え、それに対して嫌われない対策を解説していきます。
上司に嫌われやす社員の特徴
上司に嫌われる社員には特徴があります。上司も人間です。好き嫌いがあるのも仕方無いのかもしれません。ただ円滑に業務を遂行するには上司の好き嫌いは邪魔な考え、それは上司も分かっているのです。それでも嫌われるというのは、あなたに行動に問題があるからなのです。
いいのは返事だけ
これは嫌われても仕方ないのかもしれません。仕事を受ける時は「ハイ!分かりました」と元気が良いのですが、その後結果を持ってこない社員にはイラついてしまいます。さらにミスが多かったり期日が間に合わなければ最悪です。
なんでも引き受けるのに仕事はできない、しかも成長をいない、これは嫌われても仕方ありません。一度仕事を引き受けたのならば、責任を持って対処する必要があり、それは社員人としての常識です。つまり常識がない人と思われているのです。
しかも返事が良いということは最初のイメージが良い分、仕事ができないことを、かなりのマイナスと感じてしまうのです。返事だけでなく結果を持ってくのが重要なのです。
自分の都合で仕事をする
まわりの状況を考えずに定時て退社したり、早退をしたり、有休を構わず取得する社員は嫌われます。明らかに協調性が無いと判断できてしまうからです。しかも周囲の悪口を言っているのが分かれば最悪です。
自分の都合で仕事をするため他の社員に迷惑をかけてしまう、上司はもしかすると「この社員が居ないほうがスムーズに仕事がまわるのでは?」とまで考えているかもしれません。
自分勝手の振る舞いはチームワークを必要とする会社には不要なものです。このような行動をする人を上司は嫌います。
おべっかがうざい
これはもしかすると好き嫌いが変わるかもしれませんが、できる上司はおべっかを言われすぎることを嫌います。言われすぎることに対し恥ずかしいと感じる上司もいるのです。
おべっかを言われることを明らかに嫌がってるのに、止めない人を嫌ってしまうのは当たり前です。言っている本人は悪気が無いかもしれませんので、それだけにこじれてしまうケースが高くなります。
行き過ぎたおべっかは時として侮辱になることもあります。空気を呼んで、おべっかを言うのならば相手を選んだ方が良いかもしれません。
仕事はできないのに文句は言う
これは上司でなくてもうざいと感じてしまうかもしれません。仕事はできない、もしくはしないくせに、文句だけは一人前に話してくる人は、誰からも好かれません。
しかも上司はこのような人を「職場を混乱させる危険分子」と考える場合もあります。職場への文句は不平不満を明らかに言うこと、これは伝染する恐れもある危険な行為、これを見過ごすわけにはいかないのです。さらに仕事ができないくせに何を言っているんだと考えてしまうのは当たり前の事です。
本人は気づかずに行動していることが、実は上司に嫌われる行動というのは良くあることです。まずは嫌われる原因を考えてみるべきなのです。
上司に嫌われたサイン
それでは上司が嫌うと、どのような行動をとられるでしょうか。それは嫌われたサインとして分かるはずです。
他の社員と扱いが違う
これは嫌われていると明らかに分かるかもしれません。ふと他の社員と自分への対応が違うと感じたら嫌われているサインです。
いつものように仕事に対する不平不満を上司に話したが「分かった」という言葉一つで片付けられてしまった。ただ他の社員が不満を話していると、上司が親身になて話している状況を見たら、間違いなくあなたのことを嫌がっています。
上司はあなたの事を面倒な社員として位置付けているかもしれません。この社員の言うことは真剣に聞いても意味がない、適当にあしらっておけば大丈夫という判断をしてるのです。
しかも目を見て話しをしてくれないのならば明らかです。さらに挨拶にまで差があったら最悪な状況と考えるようにしましょう。このような行動を上司がされたのならば自分の行動に間違いがなかったかを確認するようにしましょう。
仕事を任せてくれない
上司は部下を育てるために、ある程度の仕事を任すようになります。決定権するら与えることもあるのです。
明らかに同じ立場のような社員には仕事を任せるのに、自分には任せてくれないと思ったら危険信号、もしかると嫌われているかもしれません。
仕事を任せるという行為は何かあったら責任を取ると決め、上司は部下に仕事を任せます。つまり任せてもらえないということは信用されていないか、あなたの責任は取りたくないと考えているのかもしれません。
仕事の内容によって人の成長度は変わってきます。育てることを上司が放棄したのならば、自分に何か問題があったのかもしれません。その点を自分で分析するようにしましょう。
上司に好かれる社員になるには
それでは上司に好かれる社員になるためにはどのような行動をすれば良いのでしょうか。
仕事こなす
これはもう当たり前の行動です。今されている仕事以上をこなしていくしかありません。もし仕事でミスをしてしまうのならばミスをしないようにするしかないのです。
社会人ならば結果で示す、これが正解の行動です。結果が出れば多少の意見は聞いてくれるようになります。結果を出さないのに文句を言うのが問題なのです。あなたの意見に価値を持たすためにも、仕事をこなし結果を示すようにしましょう。
報連相を必ず行う
これも基本的なことですが、仕事ができない人は基本ができないケースが考えられます。報告・連絡・相談これは最初の研修で習う当たり前の行動、面倒と感じしていないのならば、必ず行うようにしましょう。
上司は職場の状況を掴めないことを一番嫌がります。聞いてから答えるのではなく聞かれる前に答えるようにするのです。報連相を実行することにより、仕事の納期が遅れてもアドバイスを貰えるようになったり、早めに手を打つこともできます。
ただ報連相をしすぎるのも問題です。報連相をコミュニケーションの一部だと勘違いし、その都度行う人もいます。過度な報連相は逆に嫌われます。何事にもいい塩梅があるのです。行き過ぎた行動は逆効果になるので注意してください。
文句や言い訳は言わない
人だから文句の一つも言いたくなることはあります。言い訳をしたいこともあるでしょう。ただこれをしないのが上司に好かれるコツになります。
上司が仕事を依頼してきたことに対し、「俺じゃなくてあいつの方が暇そうです」などと答える社員を好きになるでしょうか。またミスに対して言い訳をまずしてくる人を育てようと考えるのでしょうか。
文句と提案は違います。もし仕事が本当に大変で上司の期待に応えられないのならば、その旨を説明し、今の仕事がいつならおわる、それからでも良いかと提案するようにしましょう。
いつも俺ばかりに仕事を押し付けると思われる人もいるかもしれませんが、頼られている証拠です。それをうざいとと感じて文句を言うのは明らかに間違った行動です。
言い訳も同じです。失敗を認め、次に同じ行動をしないと示せばよいだけです。これが大人の行動、上司に好かれる行動となるのです。
素直になる
素直な人が誰からも好かれる人の特徴ではないでしょうか。これは子供でも同じです。素直じゃない子供を可愛いと思う大人はいないのです。
素直という行動は人が成長するために必要なもの、これを持ち合わせていないと自分の成長を止めてしまう恐れもあります。相手の意見を聞かないような人に誰が仕事を教えたいと思うでしょうか。素直でない人に仕事を教えるのは時間の無駄と考える人がほとんどです
まずは自己分析から
まずはどうして自分は上司に嫌われてしまうのか、自己分析を開始してみましょう。原因を把握すれば具体的な対処方法が見つかるはずです。
人は一人では生きてはいけないし、生きていってはいけないのです。自分の価値を上げられるのは自分、この意味を理解し行動するようにしましょう。
人は鏡です。上司に嫌われるということはあなたが上司を嫌っているということはありませんか。思い立ったときに、自分を変えていく努力をするようにしましょう。
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