マタハラ被害で会社を辞めた!実際にあった内容から考える

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これだけハラスメントがダメと言われている世の中で、いまだにハラスメントを理解していない管理者もいるようです。

理解していない人の中には、マタハラの意味も分かっていない、分かろうともしていないのです。

今回はマタハラによる被害を説明、そこから危険な事実を解説していきます。

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マタハラ被害の実例

マタハラとはマタニティハラスメントの略語になっており、女性が妊娠や出産、さらに子育てに関し仕事場で嫌がらせを受けてしまうことを呼んでいます。中には不当解雇を言われた人もいました。ここではその実例の一部を紹介していきます。

産休や育休取得で嫌がらせ

会社の就業規則にもしっかりと記載されている、産休制度を利用しようとすると上司から次のように声をかけられました。「これから出産するのならば子供が第一になる。家庭のためにも無理しない方が良い」と優しい言葉をかけられましたがその後続けられた言葉が問題「辞めるのも一つの手段、明るい家庭のためになるよ」と声をかけられたのです。

これは上司の古い価値観を女性に押し付けるような言動、明らかにマタハラになります。上司は悪気がない、彼女のためを思ってと言われるかもしれませんが、無意識に女性を仕事から外そうとしているのです。

これは自覚のない上司が多く、だからこそ厄介、会社側が管理者に勉強会を開いていない証拠かもしれません。

これぐらいならばまだましの状態、更に状態が酷くなると同僚からも厳しい非難を受けるようになってしまうのです。

同僚からの冷たい言動

マタハラは上司からだけではありません。上司にマタハラの理解がなければそれは部下にも移ってしまう恐れがあります。定時に帰ろうとしたとき「忙しいのに妊娠という武器があってうらやましいや」などと冷たい言葉を同僚から言われた女性もいました。

さらにひどいのは、その言葉を発した人を誰も咎めないのです。誰か一人ぐらい、その人を「ふざけるな!」と叱る人がいれば良いのですが、そんな状況にならないのがマタハラです。もともと女性社員の少ない環境だと起きやすくなるという特徴もあります。

さらにこのマタハラは他の人にも影響を与えます。その状況を見ていた女子社員は自分も同じ立場になったらそのように扱われてしまう、それなばらいっそのこと辞めた方が良いと考えてしまう恐れもあるのです。

このような状況が今でも横行しているのが実態と言えます。さらに状態が悪化すると「妊婦だからと言ってなぜ特別扱いをしなければいけないのか」という言葉を発する人もいるようです。最初は時短制度を利用しただけなのに、忙しいときに帰るという事に対して言葉で嫌がらせを言ってきたそうです。

ただでさえ初めての妊娠で不安のある状態にも関わらず、職場のくだらない認識不足の社員のために追い詰められてしまい、結果彼女は退職したそうです。

その時は、どうにかしようとも考えなかった。とにかく生まれてくる子供のために、こんな会社にいてはいけない、そう考えすぐに辞めてしまったそうです。

つまり彼らが行ったマタハラが成功してしまったという理解になります。この話を聞いたとき、私は悔しくて仕方ありませんでした。

職場環境が悪化したのも原因

彼女は私のせいで職場環境を悪くしてしまったということも話していました。私が会社の制度を利用しようとしたせいで、周囲の仕事がギクシャクしてしまった。最終的には私が悪かったと思っている、このように説明してくれました。

この言葉を聞いたとき私は涙がでてきました。なぜ嫌がらせを受けた彼女が罪のようになってしまうのか?就業規則にもある制度を利用しようとしただけなのに、どうして自分を責めるまで追い込むことができるのだろう、何とかしてあげたいと思いましたが、彼女がそれを望んでおらず、旦那さんも深く考えるなと言われていることから忘れようとなりました。

ただ彼女の勤めていた会社は、人を傷つけた、罪深いことをしたという認識もなくこれからも仕事をされるのだと思うと、私の方が悔しくなってしまったのです。

なぜ一言誰かが優しい言葉をかけてくれなかったのだろう、なぜこんなにも理解がないのだろう、会社全体が悪い組織となっているように感じました。

これは今から20年ほど前のお話です。最近はここまでの企業は無くなったと思いますが、それでもまだまだ被害者はいるのです。

マタハラの危険性を理解してほしい

今回の実例は辞めたことにより大きな被害はありませんでした、マタハラは取り返しのつかないこともあり得るということを理解する必要があります。

子供に影響も

ハラスメントは精神的な被害がとても高いものです。これは被害にあわれた人にしか分からないかもしれません。マタハラを行っている人は、妊婦に与える影響がどれほどのものか理解しているのでしょうか。

万が一お腹の子供にストレスから何かあったときは責任が取れるのでしょうか。多分万が一の事態が起きたとしても、辛い言葉をかけていた人たちは何も反省しないのかもしれません。

ただ、女性にとっては必ず心に残るものになります。もしかすると加害者の知らないところで、一生恨まれることもあり得るのです。それだけにマタハラ被害に関しては無理をしてはいけないと思いました。争うと考えて欲しいですが、お腹の子を第一に考えると、それが良い策とは今回の事例で絶対ではないと思ったのです。

ご夫婦でよく話し合い無理をしてはいけない、これがマタハラ被害者に言える言葉になります。そのような理解の無い職場に未来はありません。早めに辞めるのが一番良い方法と考えるようにしましょう。

マタハラは違法という理解を

マタハラ行為はいくつもの法律に違反しているという事実を知ってほしいです。「労働基準法」「男女雇用機会均等法」「育児介護休業法」などの違法行為に該当します。

これをもっと会社ぐるみで理解していかなければならないのです、一部の古い考え方から退職を強要する行為をなくさなければいけません。しかも違法行為をいう事実を知らない、もしくは知っていても自分のやっていることがマタハラだと理解していないなど、起きる理由は様々です。マタハラを起こす社員がいるのは上司の責任、上司が起こすのならば管理者の責任、管理者が起こすならば企業の責任という認識をしなければ無くならないのかもしれないのです。

普段ならば、マタハラを行う人と戦って欲しいと被害者に臨みますが、今回に限っては無理をしてほしくないという判断になります。

マタハラは妊婦が被害者とは限りません

これは話が変わりますが、マタハラは妊婦だけが被害者になるという訳ではありません。例えば女性社員に対し「就職してから3年間は妊娠をしないで欲しい」と言われた場合はマタハラに該当します。

しかもお子さんが居る女性に対し「子供の関係で急遽休むのはダメ」と言われるのも明らかなマタハラとなります。このように妊婦になる前や、出産後の女性にもマタハラの被害は起こります。

このような行為があった場合は、断固訴えるようにしましょう。こういうところからマタハラと言う被害者が居ることを知ってもらうしかありません。このような状況になったら断固戦うべきだと私は思います。

まずは自分の体を第一に

マタハラは本当に許せない行為です。もっと多くの人に本当に辛い思いをした人がいるということを理解してほしいと思います。

ただ本当に無理をしてはいけません。無知な上司や同僚のせいで自分のストレスをためる必要は無いのです。

自分の体を第一に考え、行動してほしい!心よりそう願っております。

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