年収1000万円、このランクのビジネスマンに憧れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。一流の定義は明確ではありませんが、年収1000万円というのは、一流の線引きとして分かりやすい基準値です。
本編では30代で、年収1000万円という一流ランクを越えた方の体験談についてまとめていきたいと思います。
仕事ができない人、2回クビを経験した過去
この人物は最初から仕事ができたわけではありませんでした。むしろ1社目では最低評価を受け、2社目ではベンチャー企業に行き、成績が悪くてクビ、3社目では会社の方針と自らの仕事が合わなくてクビという屈辱を味わいました。
その癖、お酒が大好きで朝型までお酒を飲んで出勤するため、酒臭い、顔も真っ赤、ほぼ酔っぱらいで会社に行くため、社内ではかなりひんしゅくを買っていたということもありました。
なぜ変革できたのか?
では、この人物がそんな売れっ子ビジネスマンになれたのでしょうか。
きっかけはたわいもないプライベートの話なので割愛したいと思いますが、以下の点で自らが足りていないと感じたことに端を発します。
- とにかく収入が大したことない
- 自らに自信もなければ自制心がない
- 飲んだくれの日々を正直なとこ恥ずかしいと感じていた
- 自らを変えないと未来はないのではないかという危機感を持っていた
つまり、自分を変えたいと思うような事象があり、自らを変える何かをしなければならないと感じるようになったということになります。
朝型生活をする舵取りと行動
では、なぜ朝型生活をするに至ったかについてお話を致したいと思います。
先ほどこの人物が感じたことを改めて見てみます。
- とにかく収入が大したことない
- 自らに自信もなければ自制心がない
- 飲んだくれの日々を正直なとこ恥ずかしいと感じていた
- 自らを変えないと未来はないのではないかという危機感を持っていた
彼が変えたかったのは、年収、すなわち良い仕事で稼ぐこと、自信と自制心を持てるためにできること、飲んだくれ生活の脱却、そして何かの変化です。
これを全て変化させるためには、生活を全く入れ換えることだと感じ、夜型生活の脱却を決意しました。
しかし、問題は朝早く何をするのかということです。この人物が実施したことは以下の3点です。
- 筋力トレーニング
- ジョギング
- 読書、自己啓発
この人物は元々ジョギングが趣味ではありましたがなかなか時間がとれずやきもきしていましたが、朝にその時間を確保することでその時間がとれるようになりました。
加えて、筋トレや読書などもやりたいと考えていたため、それに時間を割き、夜は仕事に集中するという方針を固めました。
朝型生活にした結果どうなった?
はじめのうちは、出社後の眠気に負け、なかなか仕事がはかどらなかったようですが、次第に慣れていきました。
結果、これまで以上に朝の仕事がはかどり、効率よく業務が進むようになりました。また、思考力が向上したうえ、自己啓発も行っていったので仕事の無駄を排除する、もしくは必要な1手間を加えられるようにもなりました。
実は、一流のビジネスパーソンも朝型生活をすることにより、思考力が高まり、かつ、健康状態が向上していくことから、朝型生活を取り入れている方が多いのです。
実際、この人物も朝型生活を始めたことにより、徐々に成果が上がり、年収1000万円を実現することができたのです。
朝型生活にシフトするための方法
では、どうすれば朝型生活を行えるようになるのかについて言及していきます。
結論としては、以下のことを行っていきましょう。
- 睡眠を充分にとる
- 30分だけ早く起きるという簡単だけど少し大変なことから取り組む
- 夜にやらないことを決める
床時間を決めたら、自分に必要な睡眠時間から逆算して就寝時間を決めましょう。
朝型生活を行うことにおいて、大事なことは継続性です。そのため、無理をしないこと、これにつきます。
そのため、いきなり2時間早く起きるなどということから始めず、30分早く起き、30分早く起きたから、早めに会社にいく、筋トレだけ行う、といった形からスタートし、少しずつ負荷をかけていくというのが、1つ方法として挙げられます。
また、早起きをするからといって、睡眠時間を減らさないようにすることも大事です。
なぜなら、睡眠時間を減らすこと、これ自体が生産性を下げることになりかねないからです。
あくまでも、早寝早起きをすることを前提にして朝型生活を行うことが大事となります。
ただ、そうはいっても、忙しすぎてなかなか早く寝れないという方もいらっしゃることでしょう。
その場合は夜にやらなくても良いことを考えてを決めることをお勧めします。
いわゆる引き算の発想です。
日々の業務や、家庭においては日常に追われることになりはひっきりなしに情報が入ってきて、常に何かにに追われているのが現代人の特徴とも言えます。
そのため、やらないこと、今取り組まないことを決めていかなければ、自分の時間、朝の時間を作り出すというのは不可能だと言っても過言ではありません。
イメージが湧かない方のために、一例を上げるとするならば、自分は5時に起きるから11時には寝たいと考えるとします。
そのためには食事の時間、家事をやり、明日の準備と読書はしたい、でも朝にはランニングと筋トレはしたいから8時には家に帰らなければならない。
だから遅くとも7時には、会社を出る、そのために早く終わらせる仕事とやらなくていい、後回しにすべき仕事を分類し、優先順位の高い仕事からこなしていくということを考えていきます。
すなわち、朝型生活を送るということは、すなわち、一日のタイムマネジメントを行わ泣けばならないので、自然と仕事のできる人にもなっていけるということに繋がってくるのです。
朝型生活は、人にもよりますが漠然とできるものではありません。だからこそ、朝型生活を送っている人は優秀な方が多く、優秀な方は朝型生活を送っているということが言えるのです。
朝型生活は人を変える!変わりたければ朝型生活をしよう
今回ご紹介した人物は確かにこれまでも、仕事のできる人になりたいという意思を持って仕事をしていました。また、仕事ができる人物に持ち合わせる意識や行動力を有していました。
しかし、お酒が大好きで、夜な夜な飲みに出掛けるという習慣だけは変えられず、一皮むくなられなかったといってもよいでしょう。
しかし、その生活を変え、自己統制を行い、一歩前進して新しい自らの価値を手にすることができました。
もしかしたら、今仕事ができないと悩んでいる方も何かしらを変えることで、同じような成功をうみだすことができるのではないでしょうか。
そのなかで、もし、まだ朝型生活にチャレンジしたことのない方であれば、朝型生活に切り替えるようチャレンジすることをおすすめします。
もちろん、全ての方に朝方生活が向いているとは申し上げませんし、朝型生活に切り替えたからといって、簡単には成果、報酬が上がるとは必ずしも言えません。
しかし、上記でお伝えしたように、朝型生活をすることで、得られるもの、変わってくるものが多くあるのもまた事実です。
加えて、この生活を当たり前に続けることで生まれてくる自信、自尊心もあることでしょう。
以上のことからも、仕事において、何かしら変えていきたいと思われる方は朝型生活を是非試していただきたいと思います。
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