透析患者を囲ってお金儲けする現代の医療
儲かる治療・透析
一昔前は透析は「大変儲かる」治療でした
今は昔ほどではないですが、それでも儲かる治療であることには変わりません
それでは、透析が儲かる理由をいくつか挙げてみましょう
① 国からの補助が大きい
② 透析は一生続けなければいけない
この2点です
①の国からの補助ですが、本人負担が年間1~2万。国からの負担が500万円
生活保護を受けている方は医療費免除なので全部国が負担することになります
1人の患者さんでどの位儲かるかと言いますと、高級外車1台は買えるくらい
患者さんが2人いると家が建つと言われています
②の場合は糖尿病などもそうですが一生治らない病気というのはあります
透析も同じく週に3回、4時間透析を受けないと腎不全の患者さんは死んでしまいます
つまり、その患者さんが死ぬまで治療費は入ってくるわけですね
増え続ける透析患者
現在、透析を受けている患者は30万人
毎年5千人の透析患者が増え続けています
国が負担している金額はおよそ40兆円
医療費の約5%にあたります
現代は糖尿病を放置して糖尿性腎炎になり透析をうけることになってしまう患者さん
が多くなっていますが、それはどうしてでしょう?
糖尿病はもともと正しい食事生活と薬で普通の生活をおくれる病気なのです
初期段階では食事と運動療法で大丈夫な例もありますよ
しかし、進行しても症状が全くでないので病院の定期健診を受けない人が多いのですね
(3カ月に一度は行かなくてはいけませんが)
その人たちが知覚低下など、症状が現れてくるようになるともう遅いのです
一度腎不全にいなると回復はしません
出来るだけ薬や食事で現状を維持していくしかないのです
忙しい現代社会、糖尿病にもっとも大切な食事のコントロールが上手くいっていなく
結果として、糖尿性腎炎になる患者は年々増えていっています
そもそも透析って何?
透析とは主に腎臓の機能~尿の生成・血圧の調整などが出来なくなった人に
おこなわれるもの
腎臓が悪くなると尿が作れない
ーですから、尿が作れないということは体の老廃物がたまりむくみや痙攣などの症状が起こります
透析とはあまりに腎臓の機能が悪くなってしまって尿が作れない(全くでない人もいれば
少しだけ出る人もいます)患者さんの最終的な治療法なのですね
透析を必要だと決めるのは医者の匙加減!!
透析が必要だというのは医者が決めます
当たり前だと思うかもしれません
しかし、中には透析をしなくてもいい患者まで透析を開始する医者もいるの
ですからびっくりですよね?
理由は2つあると思いますよ
1つ目は腎不全の知識に乏しい医者が担当した場合
まだ、透析が必要でない患者に透析をおこなってしまうケースもあるんです
透析は一度始めたら辞められません
ですから必ずセカンドオピニオンはやっておいた方が良いでしょう
2つ目は透析は金になるから
透析をするには、まず動脈と静脈をつなぐシャントというものを作ります
入院して手術しなくてはなりません
それだけでも患者は苦痛です
簡単に透析という治療は始められるの?
勿論、臨床データーなど客観的なものも必要になってきますよ
でも、日常生活の障害なんていうのは医師の匙加減でどうにでもなるもの
そんな医者も世の中にはいるみたいですね
透析患者に対する医者の怠慢
日常生活の質を向上するためには食事療法がかかせません
しかし、透析に適した食事を提供しない病院もあるんです
例えば、透析するからお肉をたくさん食べさせてやろうと言って特大のカツをだす病院
今後の寿命を考えれば決していいこととは言えません
そのほか生活面でのサポートをしない
生活面、それも食事に関しては透析患者はもっとも気をつけなくてはいけません
血中カルシウム濃度が高まると意識が無くなるからです
実は、いったん透析が導入されてしまうと透析導入前の慢性腎不全に対する厳しい食事管理からはやや緩和され、ゆとりのある食事内容を楽しむことができるようになります。
しかし、ここで暴食傾向となってしまうと人工透析療法自体を無意味にするばかりか、深刻な健康被害を招き得ますのでよく注意しなければなりません。
またタンパク質などの一部の項目には摂取上限にあわせて下限も設定されます。
これは血液透析によってタンパク質の一部が老廃物とともに排泄されてしまい、絶対量が不足することを防止するためです。
その他、リンや水分などについても明確な基準が定められます。
そして、果物類なのど食べ過ぎによる血中カリウムも正確にとらなくてはいけません
摂りすぎると最悪、死にいたります
薬品会社も丸儲け~医者への接待は半端じゃない
透析患者は合併症も多いため、薬の量も半端じゃありません
色々な薬を合わせて10種類というのもざらにいます
したがって薬のセールスをするERと呼ばれる人たちも透析治療患者
の数に比例して儲かるシステムを作り上げています
薬品会社も医者には高級割烹料亭のお弁当や一緒に遊びにいったり
そうなるとまるで、親しい友人のような関係になりますよね
薬品会社にとっても透析治療は金のなる木という現実
(透析患者も車で送り迎えがあったりもするところもある)
透析患者の苦痛
- 体感温度の低下。寒いと感じる人がいます
- 血行不良、しびれや痛み、歩行困難がでてきます
- 皮膚などのかゆみやチクチク感があるます
- 針を刺すときの痛み~透析は体中の血液を取り替えます。そのためには大変太い注射針を使用しなくてはならず、それを刺すときの痛みは相当なものです。皮膚麻酔をしてはいるのですが何度もしていくと効かなくなっていきます
- 透析を始めたときには、透析中や透析終了後に頭痛や吐き気が起こることがあります。これは、血液からは老廃物は抜けるのですがしばらくの間、脳の中では老廃物が残っていて、脳内の圧力が上がってしまうことにより起こる症状です。これは透析を受けているうちに自然に回復します
- 透析中は血圧変動が起こる可能性がありますので、定期的に血圧測定を行います。血圧が低下すると、急に気分が悪くなる、冷や汗が出る、生あくびがでる、目の前が暗くなるなどの症状が出たりします
- 透析時には抗凝固剤~ヘパリンを使用するので血液が固まりにくくなります。透析をし終わってからもその効果がのこっており、出血した場合には血が止まりにくくなるので注意が必要です。通常、抜歯や手術などは透析のない日に行なわなくてはいけません
- シャントは狭窄や閉塞の可能性があります 使えなくなったら再手術が必要となります
透析患者は障害者年金を受給できます
人工透析をしている患者さんは障害年金を受け取ることができます
年間の治療費(シャントが活用できなくなった時の再手術も含む)をみても
十分に払える金額となります
しかし仕事につけない、または休んだ時間だけ給料が少なくなる
そこは頭のいたいところですね
やはり患者にとって透析は百害あって一利なしの治療法かもしれません
唯一いえば、腎不全のときより食べ物の規制が緩くなったことでしょうか?
国の政策は?
勿論、この透析にかかる費用は馬鹿になりません
国も透析の診療点数を下げていっています
(例として透析患者にふるまわれる病院食の補助が無くなりました)
しかし、診療点数を下げると病院側も質を落とすという国にとっては
頭の痛い現状
例えば、夜間や休日の緊急透析が行われなくなることも想定できます
透析を受ける患者さんにとってはこれは頭の痛い状態
ですから診療報酬を下げないで欲しいと透析患者は願っています
しかし、先に述べたようにまだ透析の段階に至っていない患者さん達
透析はとてもお金がかかりますので、しっかりと患者さんの状態を把握し
本当に必要な患者にしかやって欲しくないですね
負担は私たちの収めている保険料や税金なんですから
打開策はあるのか?
腎臓は移植できます
腎移植にかかる費用は100~150万程度
患者さんの生活の質もあがるので、とても有効な治療法と言えよますね
ドナーは身内が9割
ですが、腎移植は厳密な移植の基準などの点からまだまだ実施例は少ないのが難点
現在は腎臓の再生医療の研究も行われているようです
今では第2段階マウスや豚の腎細胞再生に成功しました
このまま順調に研究が進めば自分の腎臓を再生させ、移植することも可能ですね
透析自体は緊急性がある場合もあるのでなくなりはしませんが、慢性的に人工透析を
受けている患者は格段に減ります
その研究が成功すれば腎不全をもつ患者にとっては希望の光となるはずでしょう
そして日本から透析患者が減っていくことを強く願います
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