一緒に会社に入った仲間たち、なんとなく生まれた連帯感、ラインでグループも作ったし一緒に頑張ろう！と思っていたのに、私だけ浮いてしまいました。みんな一緒に仲良くなったはずなのに、話していてもつまらない、上手くいかない、もう辞めちゃおうかな？と考えてる新入社員はいませんか？
そんなことで苦労して入社した会社を辞めるなんてもったいない行動です。このようなときは考え方を変えてみてはいかがでしょうか。
今回は同期と合わなくても焦らない考え方を解説していきます。
同期に合わせる必要は無い？
同期に合わせる必要は果たしてあるのでしょうか？まずは自分にとっての同期を考えていきましょう。
会社は学校ではありません
まずはここを理解しておく必要があります。会社と学校の違いをしっかりと考えておきましょう。今までは好きな友達とワイワイガヤガヤしてきたかもしれませんが、会社はそのような場ではないのです。
よくドラマや漫画で楽しそうな会社風景を見てしまい、学校と変わらない人間関係を見ることがあるかもしれませんが、それは面白おかしくしているだけで、現実はそんなに甘いものではありません。
会社は友達を作りに行く場所ではないことをもう一度理解しておきましょう。もし同期のおしゃべりが楽しくて仕事に支障がでたらどうでしょう？そんな社員は必要が無いと考える上司がほとんどなのです。
もちろん、常に仕事のことを考えていなければいけないという訳ではありません。たまには息抜きも必要ですが、それを学生気分で満喫してはいけないということです。
友達と合わないから学校に行かない、このような考えができるのは養ってもらっている間だけです。自分の食事代を自分で稼ぐようになったら、甘えた考えは慎むようにしましょう。
同期は掛け替えのない存在？
同期は掛け替えのない存在と言われていますがこれは本当でしょうか？その人によって価値観が違うと認識しておくのが大事です。同期について考えを押し付けることはできません。もちろん掛け替えのない存在になった人も必ずいるはずです。ただ、同期すらいない職場に入社した人もいるはず、それでも立派に勤めていれば絶対的な言葉と考えることができないのです。
同期は出世の邪魔という人もいますが、これも価値観の違いからです。つまり、同期については自分の価値観を見つけることが大切になるということです。同期の存在が力になった人もいます。自分と同期のあり方をいち早く感づける人になること、これが重要なのではないでしょうか。決めつけた考え方をせず柔軟に対応しましょう。
自分だけ同期と合わない、それならば合わせる必要も無いと感じればいいのです。無理に合わせてやりたくもない趣味を行ったり、テレビを見たりする必要はありません。その考え方が学校で友達を作る考えに似ているのです。
逆に共感できる同期がいたらラッキーと思うようにしましょう。きっとこういったラッキーを得た人だちが「同期は掛け替えのない存在」という言葉を使用したのでしょう。状況によって変わってくるのが現実ではないでしょうか。
同期よりも大切なことを考える
会社で勤め始めたら同期よりも必要な存在が多くいます。同期と会う回数など極端に減ってくるのが現実です。
配属先の人間関係の方が大事
同期から学ぶこともよりも、配属先の先輩や上司から学ぶことの方が圧倒的に多いのは当たり前のことです。どちらかというと、同期と合わないということで悩むよりも、配属先の人間関係をしっかりと構築する必要があると考えましょう。
これに失敗する方が、大ダメージになります。もし配属先に同期が居た場合、そしてその同期の仲が良かった場合、会社はそのことを危険と感じる可能性も考えられます。お互いに仲の良い同期は会社の愚痴を一緒に話す可能性が高くなるからです。
上司はその危険を察知すれば、二人の教える内容を変えるという手段をとることでしょう。会社が求めるのは「馴れ合いより刺激」二人が協調して会社の愚痴を言うよりは、刺激しあって成長することを望みます。この時に大切になるのが先輩や上司です。
いかに先輩に上手く教わるか、上司に気に入られるか、この点が最重要で大切なことと考えるようにしましょう。だからと言っておべっかを使えということではありません。使える人材というのを自然にアピールすれば、先輩や上司との人間関係は自然と良いものになっていくはずです。
同期よりも会社に慣れる
同期と合わないことを悩むよりも、会社に慣れることの方が重要と考えるようにしましょう。同期とずっと一緒にいると、会社に慣れることが遅くなります。それよりも先輩と一緒に行動するほうが、会社に慣れるスピードは当たり前ですが上がります。
もし自分だけ同期と合わない、一緒に居ても面白くないと感じているのならば、先輩と話すようにすれば良いのです。いいきっかけと考え思い切って行動を起こしてみましょう。
その結果、同期からいじめられたハブられたと考えるかもしれませんが、その考え方が学校なのです。そんなことをする子供な同期は気にせず、自分の会社での立場を構築していけばいいのです。そのために大切なことがいち早く会社に慣れることなのです。
だからと言って同期を無視する必要はない
今まで説明してきましたが、だからと言って同期を無視しろという訳ではないので注意してください。同期が気を許せる仲間ならば本当にラッキーです。そのような大切な仲間を無視する必要はありません。
先ほども説明しましたが、価値観や経験した内容で偏った説明をする人もいますが、それを意見としてとらえるのが大事なのです。
ある人が「同期と仲良くする必要はない、時間が経てば連絡しなくなる」と言っていました。またある人が「同期は一生の宝物、みんなが居たからここまでこれた」と言っている人もいます。どちらが正しいのでしょうか？答えは両方正しいということです。両方とも自分の大切な経験を教えている、大事な内容と理解する必要があるのです。
同期の中には競争心やプライドが高く、蹴落として出世する！と考えている人もいるかもしれません。その人に自分の価値観を押し付けて仲良くする必要は無いという訳です。もし後輩がこのように考えていて諭すなら分かりますが、同期という同じ立場で考えを押し付ける必要はないのです。
ただ同期からは教わるものは無いという人もいますがそれも違います。同期の関係がうまくいっていれば、情報交換ができるようになります。さらに部署が違えどもお互いが仕事で連携する間ならば、無理な仕事も頼みやすくなるはずです。
一概にすべて無視するという行為はしてはいけません。相手によって柔軟に付き合い方を変える、これが大人の対応と言えるのではないでしょうか。人間は持ちつ持たれつ、あなたの考え方で周囲の人は変化していくこともあるのです。
同期と合わなくても気にしない強い心を育てよう
同期と合わない、自分だけが馴染めていないそう考えるのは、もしかすると自分だけ社会人の考えに一歩近づいているからかもしれません。だからと言って周囲の同期を見下せということではないのです。そんなことで辞めたいと思うことが自分のレベルを下げていると感じてください。
この先にもっと色々な出会いがあるはずです。自分の視野を狭めることなく様々な場面に遭遇しながら成長をしていくのです。周囲の意見を決めつけて捉えるのではなく、最終的に判断するのは自分ということを忘れてはいけません。
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