退職しよう・・・あ!有給休暇がたくさん残っている!どうすべき?

会社を辞めるとどうなる?
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「今の会社じゃ給与が安くて生活が苦しいな・・・もっと給与が高い会社に転職しよう。」「違うことをやってみたいから転職しようかな。」給与明細を見ると・・・「あ!有給休暇がたくさん残っている!35日もある!この有給休暇は使えるのかな?」

今回は、退職する時の有給休暇の消化についてまとめました。

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そもそも有給休暇とは?-有給休暇の制度について-

有給休暇とは、採用された日から半年後、所定勤務日数の8割以上勤務した場合に付与される、「給与が支払われる休暇」のことで、労働者に認められた権利です。

入社してから半年で10日、1年半で11日、2年半で12日、3年半で14日、4年半で16日、5年半で18日、6年半以上で20日付与されます。有給休暇の使用期限は付与されてから2年です。

例えば入社して2年半が経過し、12日有給休暇が付与されることとなりました。有給休暇の使用期限は付与されてから2年なので、入社2年半以降の有給休暇は、11日+12日の23日しか持つことができません。

もし、このとき12日以上有給休暇が残っている場合は、うまく調整して有給休暇の残日数が11日になるようにしてもらいましょう。もう消化できない・・・となった場合は、残念ながら消化できなかった日数分が消滅してしまいます。

有給休暇を使用する際は、事前に「○月×日に有給休暇をいただきたく思います。」と届け出をして、取得することができます。※体調不良で突発的に休んだ場合は、後から「昨日は申し訳ございませんでした」と届け出をしましょう。

このとき、「○○で●●でして・・・」と細かく理由を言う必要はありません。取得理由も免許更新や通院等はストレートに「免許更新のため」「通院のため」と書いても良いですが、それ以外は「私用のため」で良いです。

※繁忙期以外であまりにもしつこく「何で休むんだ」と聞いてくる場合は、パワハラに当たる可能性があります・・・。

退職するとき、有給休暇はどうなる?

本題ですが、さあ退職しようとなったときに有給休暇が数十日残っていました。この場合、どのようにすれば良いのでしょうか。

こちらについては、労働者の退職日をいつにしたら有給休暇を全て消化することができるのかを計算して、会社と相談して退職日を決めればOKです。

また、私が会社員時代に勤めていた会社もそうだったのですが、「1カ月に何日働いてください」という所定労働日数があり、その所定労働日数を超えてしまった場合には「繰越休暇」として、休暇を次月に繰り越す、という会社もあります。

有給休暇の他にその繰越休暇が残っている場合、繰越休暇も有給休暇も全部消化する形で、いつを退職日にしたら休暇を全部消化できるかを会社と相談して考えましょう。繰越休暇が何日残っているかわからない場合は、会社の総務に問い合わせましょう。

場合によっては、休暇の消化期間が2カ月もあったという人もいます。次の就職先が決まっていないのであれば、その間に就職活動をするのも良いですね。

もし、退職時の有給休暇についてトラブルが発生したら?

しかし、退職時の有給休暇についてトラブルが発生することも少なくありません。ケース毎に対処法を紹介します。

そもそも退職をさせてもらえない、有給休暇を認めてもらえない場合

「今、人手不足だというのに辞めるのか?」「有給買い上げにするから、せめて退職日まで働いてほしい・・・。」と、引きとめられることもあります。

しかし、労働者には職業選択の自由が認められています。そして、有給休暇は労働者に認められた権利です。退職したいのにさせてもらえない、有給休暇の消化を認めてくれないという場合は、まず、辞めたい、有給休暇を消化したいという意思を強く伝えてください。

それでもだめならそのさらに上層部や総務部に相談しましょう。辞表の受け取りを拒む、有給休暇の消化を認めないのは違法です。場合によっては労働基準監督署に相談した方が良いかもしれませんね。

また、有給休暇を買いとるということについても、法律上は特に定めはないので、もちろん拒否可能です。

ちなみに余談ですが、私は「クラウドワーカー女が会社員時代に受けたパワハラ体験談」を執筆した者です。この記事には書きませんでしたが、休職に入ってから約1カ月で退職を決めた際、上司に「まだ決断するのは早いんじゃないかい?」と、1度引きとめられられました。

しかし、パワハラしてくる人がいる会社には戻りたくないため、その旨を強く伝えたところ、辞表を預かっていただけました。何せそのパワハラしてきた人は、記事にも書いた通りですが、就業時間中にも関わらず私の行動を観察してTwitterで実況してましたからね・・・。耐え難いですよ・・・。

有給休暇分の給与が支払われていない場合

有給休暇」とは、読んで字の如く、「給与が有る休暇」のことです。ですので、有給休暇中の給与が支払われていないということはあってはならないことです。

もし、有給休暇期間中の給与が支払われていない場合は、給与担当の責任者に確認しましょう。そこでうやむやな返事をされた場合は、さらにその上層部や総務部に相談しましょう。

もし退職時の有給休暇で困ったら?

繰り返しになりますが、退職時の有給休暇について困ったことがあった場合は、とにかく抱え込まず、上層部や総務部に相談してください。中小企業の場合は労働基準監督署に相談するのも良いでしょう。労働基準法違反を許してはいけません。

有給休暇のまとめ・筆者の感想

今回は退職時の有給休暇についてまとめました。

有給休暇は労働者に認められた権利であり、会社側は基本的に拒否することができません。※繁忙期は別かもしれませんが・・・。普通に勤務している間、退職することになってから、というのは関係ありません。ん?と思ったらすぐ相談しましょう。

※ここからは執筆中に私が個人的に思ったことです。

執筆していて思ったのですが、私がこのお仕事を始める前に勤めていた会社は、全く有給休暇を使わずに働いていて、有給休暇の残日数が常に40日という人がとても多かったです。若い人から定年までもうすぐの人まで、年代も様々です。ちょっともったいないな・・・という気がします。

しかし、定年間近の人は、定年退職してから再雇用になる場合は有給休暇が繰り越されるのですが、(私が勤めていた会社の場合)定年退職してそのまま会社を去るとなると、退職までに40日間も休みがあるということになるのですね・・・。

まともに休みが取れない社会人にしてみれば羨ましいことでしょう。これまで頑張ったご褒美なのかもしれませんね。

そして、有給休暇という権利がある以上は、きちんと自らも義務を果たしましょう。権利ばかり主張して義務を果たさない人、最近多いです。

有給休暇を取れることを当たり前だと思わず、日々の業務をきちんとこなして、有給休暇をとるときは「不在にしてご迷惑おかけします。よろしくお願いいたします。」有給休暇をとった次の日に出社したら、「昨日は休暇ありがとうございました。また今日から頑張ります。」と周囲の人に伝えましょう。

そして、退職することになった場合は、有給休暇の消化期間中に他の人に迷惑がかからないように、有給休暇の消化に入る前にきちんと引き継ぎを行いましょう。また、今までお世話になったデスク、ロッカーもきちんと綺麗に片づけて、名刺等会社に返すべきものも返しましょう。

そうすると、退職する本人も、会社としてもとても気持ちがいいです。

退職、転職を考えている方で有給休暇がたくさん残っている方は、どうかこちらを参考にしていただければ、と思います。

 

END

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