成長著しいベンチャー企業の創業期で働いたらこうなった!その光と闇

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ベンチャー企業は働きたい人と働きたくない人とで二分されます。ベンチャー企業は創業期に働き、規模が大きくなれば主要メンバーとして大手企業にいくより遥かに高い賃金、地位を得られます。

一方、経営は常に崖っぷちなので、軌道に乗らなければ会社を畳まなければならないし、なにより就労環境は決して整ってはいないです。

そんな中、一攫千金を夢見て在籍社員数10000人の大手企業から在籍社員数当日20人、現在300人程度の社員を抱える成長ベンチャーに転職した筆者の体験をご紹介します。

ベンチャー企業への転職を考えている方の参考になればと思います。

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基本情報について

まずは当時の筆者の情報、および筆者が転職した会社について押さえておきたいと思います。

筆者の情報について

  • 転職前:大手金融業の営業職
  • 転職理由:転職エージェントを志したため
  • 転職時期:2013年
  • 現在:転職エージェント
  • 転職先として選んだ理由:会社のビジネスターゲット、方針に共感した

当時の筆者はこのまま現職で働き続けてもやりがいが見いだせなく、かねてから興味のあった転職エージェントの仕事に転職を考えていました。

そんな中、とある20人規模の人材系企業から採用してもらい、そこで働くことを決意しました。

会社のの情報について

次に筆者が転職した人材系ベンチャーの会社について概略をお伝えします。

  • 業種:人材系ベンチャー
  • 在籍人数:20人(現在300人程度)
  • 設立:2010年頃
  • 特徴:独自性の強い商材と競合の少ないターゲット

今でこそメディアでも注目されている会社になっているのですが、当時はまだまだ数あるベンチャーの1社に過ぎず、人材の社内定着率は低いなど課題の山積した会社でした。

筆者はそんな会社に幹部候補生という肩書きで入社しました。

筆者が大手企業からベンチャーに入社し驚いたこと

それでは筆者が大手企業からベンチャーに入社して驚いたことを4点ご紹介します。

  • とにかく人が辞めていく
  • 社長の朝令暮改ぶりがすごい
  • 何でも仕事を振られる
  • 教育システムなんてあってないようなもの

それぞれ以下詳細をお伝えします。

とにかく人が辞めていく

今でこそこの会社の社員定着率はそれなりに高いそうですが、私が在籍した頃はとにかく人が入っては出てを繰り返し、結果、在籍した半年で中堅くらいの在籍期間となりました。

これは次に入社した大手人材会社でも入社数年で同じようなことになったため、業界特性もあります。

ただ、それを差し引いても自分の前後に入った社員が数ヶ月で退職していくのを目の当たりにしていくのは少し異常でした。

社長の朝令暮改ぶりがすごい

はっきり申し上げて、創業者である社長のワンマン企業でした。全ての指示は社長から出され、一週間、1日単位で指示が変わることもよくありました。

今考えるとそのスピード感があったからこそ、また指揮系統のトップである社長が常に状況を注視しながら指示を出せていたため、その会社のは高成長できたのだと認識しています。

ただし、働いている当初はあまりいい気がしなかったのも事実です。

何でも仕事を振られる

ベンチャー企業はとにかく目先の利益が欲しいというのが現状です。そのため、筆者が在籍していた企業では、人材紹介業のほかに、企業研修、研修につかうグッズの販売、人材広告の二次代理店、あげくは営業代行などとにかく何でも仕事を振られました。

肝心の人材紹介の仕事ができなかった点で不満を持っていました。

教育システムなんてあってないようなもの

従来、入社したら研修が行われ、会社のこと、商材に関する研修などが催されるのが通常です。しかし、筆者の場合は入社初日から営業同行、人材紹介の面談は10分のレクチャーを受けて頑張ってと言われる状況でした。

会社にもよるのですが、新卒の際は1ヶ月研修所に詰め込まれていたことを考えると衝撃的でした。

創業期のベンチャーで働いて良かったこと

では、創業期のベンチャーで働いて良かったことについてご紹介したいと思いますが、率直にいえばあまり筆者にとって良い思い出がありません。

そこで、在籍社員も含めたお話をしたいと思います。
客観的に見て以下の点は魅力だと感じました。

昇給・出世が早い

創業期からいた若手社員は20代で部長となり、今や年収1000万円近くまで稼いでいます。

もちろん実力のある方は中途採用でそれなりのポジションで働かれているのですが、順当にいけば30代で役員の登用も視野に入ります。

もちろん成果は問われますが、他の中途採用の方より優遇される傾向にあります。

ちなみに、筆者が在籍していた時の営業職の人材で現状もその会社に在籍している方は全員部長職以上になっています。

定着できる、できないのリスクはありますが、定着できた時の見返りが大きいのもまた事実です。

会社の一体感は強い

創業期のベンチャーはワンフロアーに社員が全員集まることになります。当時のメンバーは人柄の良いかたが集まっていたこともあり、社員間の仲は非常に良かったです。

社員間の距離の近さは魅力の1つと言えるでしょう。

時にトップ面談や社長案件に同席できる

これは営業職目線の話ですが、社長は時にトップ会談や社長案件にアシスタント兼勉強で同席をさせてもらえました。

筆者はあまり当時の社長があまり好きではなかったためプラスと捉えていませんでした。しかし、振り替えると、社長から受けた指導が今の営業スタイルに生きていたり、何より大規模にいたらできなかった貴重な経験を積むことができたのはプラスでした。

なぜ筆者はその創業期のベンチャーを退職したのか

筆者はその創業期ベンチャーを1年弱で去ることになるのですが、その背景は戦力外通告、すなわちクビです。

当時の筆者は社内での売上が最下位に近く、なかなか日の目を見ない状況でした。そんな中経営側から業務ミスを指摘され、それが問題になりました。

そのミスについて、筆者のミスはなかったと認識していますが成果の上がっていない社員を切るきっかけとなり退職勧告を受けた、これが理由となります。

一方、当の筆者としては退職勧告をを受けたショックはありましたが非常に前向きに捉えました。

なぜなら、当初やりたかった人材紹介業には力をいれない方針を会社が出していたため、会社をやめたいと思っていたからです。

少し前置きが長くなりましたが、ベンチャー企業は決断スピードが早く、昨日までやっていたことを今日からしないということも非常に多いです。

ベンチャー企業には急激な受け入れがたい変化も時に起きるということも知っておきましょう。

まとめ

これは筆者が体験した創業期ベンチャーの話であり、全てのベンチャーで同じことが起きるということはありません。

しかし、変化スピードは早く、加えて社内インフラは整っていないという状況の中仕事が多いというようなことは珍しくないですし、逆に仕事がないならその会社の経営は厳しいということは言えます。

ベンチャー企業で働くのはいいのか悪いのかはひとそれぞれです。少なくとも筆者はこの転職そのものは失敗だったという認識をしています。

とはいえ、この創業期ベンチャーでのハードワークを経てストレス耐性が身に付き、対人関係力、課題解決力の向上に繋がったと考えています。

以上の内容を読み、ベンチャー企業は辛そうだから止めようと思うかたはおすすめしません。

一方、それでもチャレンジしたいと考えるならしっかりリスクを認識した上でチャレンジをすることをおすすめします。

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