もう限界、これ以上この会社にいたらストレスがたまり堪えられないから辞めたいと、本気で悩んでいる人はいませんか?
もし体に変化が現れたら危険信号、すぐにでも対策を考えなければいけません。
今回の記事では、会社のストレスによる体の変化と対応策について説明していきます。
体の異常の種類
まずは、体の異常にはどのような現象があるでしょうか。もし自分が当てはまると感じたら黄色信号、もしかすると赤信号かもしれません。
不眠が続く
夜が眠れなくなった、家に居ても不安や緊張をしている、このような状態なになると黄色信号だと言えます。まさに心のトラブルが起こっている状態と言えるでしょう。
さらに頭痛、肩こり、めまいなどが合わせて起きる状況ならば「自律神経失調症」の疑いが高くなります。まずはこの症状になってしまった原因であるストレスを見つけ排除する必要があるのです。
そのためにも病院に行くようにしましょう。無理しても治ることは望めません。自分が病気だということを受け入れ、適正な治療を受けることが必要となります。
胃が痛む
朝起きると胃が痛く胸やけがし食欲がないなどの症状がある場合は、胃炎の疑いが考えられます。しかも仕事でのストレスや過労があるのならば「神経性胃炎」の可能性が高いという判断ができます。
これはストレスから胃酸が多く分泌され、胃がもたれてしまうなどの状態から発生するのです。
今の仕事に対し大きなストレスを感じていることはありませんか?それにより会社に行きたくないと思っていることはないでしょうか。自分がどうしてストレスを持っているか、それが分かれば良いのですが、分からないという人も居るようです。
自分はストレスだと感じていないことも体は正直、自覚なしに症状が現れることがあります。食欲がなくなるのは体が危ないと知らせてくれるサインです。これを無視してはいけません。
もし食欲がないと感じたら、自分になにか変わった環境は無いかよく考えるようにしましょう。
便通がおかしい
ストレスは便通にも影響をしてきます。普段は快便なのに最近は下痢や便秘が続くなどの症状が出ていることはありませんか。もしかするとストレスから「過敏性腸症候群」を起こしている可能性が考えられます。
朝起きたら異常なほどお腹が痛い、夜中に腹痛で眠れないなどの症状が起きているのならば注意が必要です。一時的に治まることもあるので大丈夫だと思われがちですが、何度も繰り返すことがあります。一度症状が無くなったからと安心することなく、もし繰り返すようならばすぐに診断を受けるようにしましょう。
ただ検査をしても原因が見つからない場合も考えらえれます。自分かいつからいつまで便通が悪かったかメモなどで印をつけておき、その状態も病院に伝えるようにしましょう。
めまいが起きる
めまいが起きる症状を感じたらメニエール病の可能性も考えられます。実は私もこの病気を診断されたことがありました。
吐き気が起こり耳鳴りが常に止まらない、この状況が続くのです。階段を下りているときも、自分がいましっかりと階段を踏みしめているのか分からなくなってしまいました。そのため階段を上ることはできるのですが、下りるのが怖くなるという状態になったのです。
怖くなったので病院に行くとメニエール病と診断を受け、多くの薬を処方されました。あれから数年経ちましたが、あの薬の量を超える病気になったことはありません。それほど大量な薬を処方された記憶があります。
耳鳴りが続くのは本当に恐ろしいです。そして訳も分からず吐き気を感じるという状況は、自分の体がどうにかなってしまったのかもしれないという恐怖を感じました。
ひどくなる前に病院を受診することをおすすめします。
呼吸が早くなる
精神的なストレスが呼吸を早め、息苦しさを感じるようになります。自分がどのように呼吸をしていいか分からなくなってしまうのです。さらに呼吸をしすぎることにより、めまい、手足のしびれ、筋肉の硬直が始まります。
焦れば焦るほど悪循環になってしまい、落ち着くことができません。すぐに病院のへ行き診断を受けるようにしましょう。
体の異変を感じたら
今まで説明してきたような、体の異常を感じたらすぐに病院へ行くのも大切ですが、生活環境を見つめなおす必要があります。そのためにも次のような対応策も必要となります。
ストレスの原因を探す
なぜ自分がこのような状態になってしまったのか、分からないと感じる人も居ます。私もメニエール病を患ったとき、なぜこのような状態になってしまったのかと不安に感じました。
そのころはちょうどクレーム処理を主に行っている仕事についているとき、確かにストレスはあるという自覚はあったのです。ただ、これぐらいになら大丈夫というストレスと考えていました。そのため特に何も予防はせず毎日を過ごしていたのです。
本当に体は正直です。私が大丈夫だと感じていたこともどこかで無理をしていたのでしょう、メニエール病という症状で無理しているということを教えてくれました。
ただ病気になったからといって簡単に職場を変えることもできません。その時の私は大丈夫だと感じても、実は無理をしているのだという事実に向き合うようにしました。つまり色々な方法でストレスの発散方法を考えたのです。私のストレス発散は野球観戦でした。お酒を飲みながら外野で野球を観戦しチームを応援するという行動はストレスを十分に発散させてくれたのです。野球がオフシーズンになるとサッカーや、相撲などスポーツなら何でも観戦するようにしたのです。
この行動は自分のストレスを発散してくれました。つまりまずは自分のストレスを認め原因を探す、そしてその原因を取り除くか、発散する方法を考えるということが大切なのです。
ライフスタイルの見直し
生きていくために必要な食事、睡眠、休養が十分にとれているかを見直すようにしましょう。そこを第一に考え仕事を行っていくという訳です。
まずは上司に相談し休む日を増やすという行動を起こすことが大事です。万が一自分が病気になった、もしくはなりそうな状態を説明しても、仕事を強要させる女子ならばそれはブラック企業かもしれません。体調がより悪くなる前に本気で退職を考えることをおすすめします。
つまり限界まで仕事をしてはいけないのです。自分に厳しい人は、限界を超えても仕事をする人がいます。もう限界、会社を辞めたいと思う前にブレーキを利用するという行動が大切なのです。
適度な運動を行う
もし体に異常を感じたら適度な運動を行うのもよいでしょう。自分が学生のころやっていたスポーツをやるだけでも変わってきます。例えば、野球をやっていたのならばバッティングセンターに行くだけでもストレスの発散になります。
よく一駅歩くだけでも良くなると言いますが、それは生活習慣病の予防です。身体的なストレスを感じている人が一駅歩くという行動は、気分転換になるのならば良いですが、それ自体が使命のような考えになってしまうことを恐れます。運動の仕方を間違えないようにしましょう。
また、そんなことをしている場合じゃない、もう限界ですぐにでも辞めたいと考えているのならば話は別です。状況がそこまで追い詰められているのならば、辞めるという選択肢を選ぶのも大事かもしれません。
体に感じる変化が起きるまで頑張らないようにする
人によってストレスは様々です。他人が大丈夫なことも自分には無理なこと、またはその逆もあり得ます。
会社を辞めたい、もう限界と感じている人で体に影響が出たのならば大問題です。直ぐにでも対処する必要があります。
働くことが原因で最悪なシナリオにならないためにも、自分の限界を知っておく必要があるという訳です。
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