人真似はいけないことと思われる人もいます。子供のころ学校で友達の絵を真似したり、国語の答えを真似たりし、怒られたことのある人はいけない事という認識が強いかもしれません。
確かに結果を真似るのはいけませんが、そこにたどり着く過程を真似るのは大事なことと思いませんか?そうでなければ数学など、すべてが否定されてしまう感じがします。計算は公式を真似しているだけではないでしょうか。そして答えが早く求められるようになるのです。
仕事も同じことが言えます。真似ることを否定的に捉える人は、時間を損している可能性も考えられます。解釈を間違わなければ、周囲よりも成長速度を早められるかもしれません。
仕事ができる人を真似る利点
仕事ができる人を真似るのは、自分の成長をとても早めます。その結果、同期に差を付けることだって可能です。人付き合いの良い人は、この点を利用し成長を早める人もいます。先輩に気に入られ、堂々と仕事のやり方を真似るのです。
この積み重ねが、のちに大きな違いとなって現れるのかもしれません。今、後輩よりも仕事ができなくて悩んでいる人は、コチラの記事も確認してみてください。
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成長への最短ルート
できる人の仕事を真似るのは、成長への最短ルートになります。仕事ができるというこは要領の良い人、つまり効率よく仕事をこなしている人となるのです。時間を周囲の人よりも有効に活用していることになります。
時間は平等なもの、使い方によって人の成長の速度を変えてくれるのです。仕事ができる人も、その方法にたどり着くのには1年かかったかもしれませんが、教わり見て真似れば、その最短ルートを歩くことができます。
「それってなんだかズルい感じがする」や「なんかダサい」と思われる人は、この時点で成長が遅れると思いましょう。カッコつけて自分のやり方で頑張るというのならば、それでも構いません。ただ仕事を真似る人よりも時間を無駄にしていることは間違いありません。
特に誰にも迷惑をかけない
仕事のやり方を真似ることで、誰かに迷惑をかけていると思いますか?仕事を真似る人にすら迷惑をかけていません。それどころが自分が成長することで、仕事ができる人は、次のステップに上がれる可能性も考えられます。
面倒見の良い先輩は、出世も早まります。良い後輩を育てるという功績は、評価されて当然の結果です。つまり自分が結果を出せば、先輩も評価されることになるのです。
ただ真似をする人は感謝の気持ちを忘れてはいけません。感謝という謙虚さが無くなると、嫌われる結果を招く恐れがあります。この点は十分注意するようにしましょう。
学びやすくスキルの向上が早い
人のやっていたことを真似るのはとても学びやすくスキルの向上が早くなります。営業の世界でも同じことが言えます。トップセールスマンの話の進め方を初めて聞くと、新人は感動を覚えることがあるのです。その人を真似るのは時間がかかるかもしれませんが、どのようにしたら売れるというのが分かるはずです。これが真似る人がいない状況で暗中模索している人よりも、成長を早めるのは間違いありません。
仕事のできる人を真似るのはとても学びやすく、さらに自分で何かを足そうと考えていくこともできます。その結果、スキルの向上につながるという訳です。学びやすいというのは、自分の道にパッと明かりがついたように見えるこがあります。そしてそれがやる気になっていくのです。
仕事を真似た体験談から手順を解説
それでは私が仕事を真似たときの体験談を解説していきます。
真似る相手を見つける
まずは仕事を真似る人を見つける必要があります。尊敬できる先輩という言い方でも構いません。できる人を見つけるのは非常に大事なことです。頼れそうな人を見つけ、その人の仕事を見るようにします。
人には色々なタイプがいるので、もしかると相手が人付き合いが苦手な場合も考えられます。話しかけても威圧的な態度で、他を寄せ付けず寡黙に仕事をこなす人もいるのです。そのような人に近づくのは大変かもしれません。実際私の尊敬できる先輩も決して人付きいの良さそうな人ではありませんでした。どちらかというと、周囲に怖いと思われているタイプの人だったのです。
それでもその人のような仕事をしたいと私は思い、積極的に話しかけるようにしました。職場でも目立つようにアピールしたのです。ちょっとしたことでも笑ってもらえるように努力をしました。
同期はその先輩が怖いといい、一緒の仕事になるのを嫌がっていましたが、私は特にそのような気持ちはなかったです。そのため同期からもシフトを変わってと依頼されるときもあったぐらいでした。それも良かったのかもしれません。ついに先輩からそこの計算はこれを使った方が早いと教えてくれたのです。一度教えてもらえればこっちのものと思い、そこから仕事を常に聞くようにしました。仕事の考え方が変わる瞬間とはあのことです。急激に面白くなた感触を今でも覚えています。
考え方を真似る
仕事を教えてもらえるまでになり感じたことは、仕事を真似るだけではなく考え方を真似る方が早いと感じたことです。すべてに一生懸命やることは大切かもしれませんが、手を抜けるところがあれば手を抜く、これが新人には難しいと言われました。
先輩に「そんなところに時間をかけるな」とよくいわれました。それよりも今やらなければいけない事、優先順位をしっかりと付ける事が重要だと学んだのです。
今仕事ができている人から見れば「当たり前のこと」と思われるかもしれませんが、これが新人のころにはできません。さらに言われるほど簡単ではないのです。だからこそ考え方を真似るという方法を見つけたのでした。
仕事を真似るだけではその先のステップには行けません。仕事に対しての考え方を真似ることで、さらにスピードが上がってくるのです。
自分のオリジナルにする
仕事の考え方を真似したら最後は自分のオリジナルを付けたしていきます。全てを真似ても先輩を超すことはできません。自分のオリジナルを足すこと、それを発想できる要領の良さを高めていくのです。
ずるい言い方からもしれませんが、仕事のできる先輩から教わっている私は、仕事でも目立つようになりました。上司も同期と比べても私に声をかけてくれるようになっていたのです。本当にズルいですが、仕事のできる先輩という後ろ盾ができたということかもしれないと思っていました。
そこからも新たな仕事を任されるのが、同期の中でも一番早くなっていったのです。おかげで誰よりも早く色々な経験ができたため仕事をオリジナルにしていくことも考えやすくなったのでした。仕事を真似るということは、周囲よりも成長のスピードが速まるのは間違いまりません。ただ相手選びは慎重にした方が良いでしょう。私もここが運よく上手くいったにすぎません。ただ今でも感謝しています。
仕事を真似るNG集
仕事を真似ると言ってもすべてを真似ていい訳ではいけません。最後に真似てはいけないNG集を紹介します。
プライベートまでは真似ない
プライベートまで真似る必要はありません。仕事をできる人は、結構恋愛もすごいというのを感じました。浮気をするのが上手なのです。この点まで真似る必要はありません。先ほと考え方も真似ると言いましたが、あくまで仕事の考え方のみです。
憧れすぎて、服装まで真似る人も中にはいるかもしれませんが、それはもう仕事を真似ているのではありません。その人の真似ているのです。その結果、嫌われ遠ざけられる可能性もあるので注意しましょう。あまりにも度が過ぎると仕事がしにくくなります。
作品を真似ない
真似ていいのは仕事のみです。大げさに言えば、絵描きが人の作品を真似、先に発表するのは大問題です。作曲家が人の曲を真似るのもいけません。つまり作品を真似てはいけないのです。
たとえば、社内でのプレゼン結果までも真似ることはいけません。競うときは正々堂々とやらなければ意味がないのです。線引きが難しいと思う人は、結果恨まれるかどうかで判断すると分かりやすもしれません。あくまで真似るのは、自分の成長のためです。
真似るのをズルいと感じるのは勿体ないこと
仕事を真似るのはズルいと感じるのは、負け惜しみに近い感情です。これは負けフラグが立った状態と自分に言い聞かせましょう。そうならないためにもズルいという感情は捨てるべきなのです。
世渡り上手は、人のふところに入るのがうまいのかもしれません。その結果、仕事を真似ることができるのです。時間が平等ならば、使い方次第では、同期の中で一番になれるチャンスがあるということです。
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