ハードワークは必ず必要とはいえない!継続性こそ最大の力

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ある上場企業の言葉に、成長のためにはハードワークが必要で、ハードワーク、つまり、量から質に転換することが重要であるということが言われていました。

確かに名門野球部は非常に多くの時間を練習に費やしていますし、受験戦争に勝つためには多くの時間を費やして合格を勝ち取るのが通常であると考えられています。しかし、本当に成功にハードワークは必要なのでしょうか。

そこで、本編では成功にはハードワークは必要なのかということを検証していきたいと思います。

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働き方改革が進んでいく中でハードワークは従業員の成功に有効か

まず、前提として、ハードワークはある程度は必要です。体で仕事を覚えるという部分は往々にしてあると考えてよいでしょうし、それが成長につながっているという人も数多くあるのは事実です。

しかし、それが絶対なのかといえばそれは肯定をすることができません。

結局、過去の成功体験の踏襲、すなわち昔の人たちはこうしたんだから、今の若い世代も同じことをすべきだというある意味思考停止した考え方であると言えます。

つまり、組織として本来あるべき効率や、教育メソッドが確立していないという点では会社側の手抜きであったり、社員教育のできないマネジメント層の力不足であるということは否めません。

ハードワーク以外の成長メソッドを確立することが重要であると言えるのです。

ハードワーク以外の成功への方法

では、ハードワーク以外に成功を導くための方法というのはどのようなものがあるのでしょうか。

具体的には以下の通りです。

  • 効率的な教育体制の構築
  • 機会の提供
  • 一人でできる座学の情報提供

もちろん、仕事ができるようになること、仕事の成功に導くためには個人の主体性が必要となりますが、裏を返せば主体性さえあればそれを後押ししてあげるためのメソッドを構築してあげればよいですし、自社の業務、またそれ以外においても副業のやり方の情報を提供するなど、実践する場をどのように提供するか、また提供するとは言わないまでも成功体験を共有する場があれば、やる気のある方はそれ相応のアクションを行います。

また、自宅で本を読むなどの座学も当然できます。問題は、どんな本を読んだらいいのか、どのような過ごし方をすればいいのかなど情報提供をすればいいのです。

繰り返しますが、やる気がある人に、仕事を強要しなくても、ハードワークをさせなくとも必要な教育と必要な情報さえ提供すれば、自らで主体的に行動し、成功に導くことができるようになるのです。

会社はそれを後押しできる存在になれば良いのです。

継続性は成長には欠かせない

成長、成功においてハードワークについて、やや否定的な見解を上述で示しましたが、一方で、重要なものがあります。

それは、時間です。

仕事に限らないことですが、なにかをできるようになること、何かで成功することにおいて、継続的に時間をかけ、日々取り組むことは成功において必要不可欠なことです。

上述において、名門高校野球部の事例をあげましたが、彼らがハードワークを課して練習をしている背景は、活動することが短いから、すなわち実質2年程度で甲子園や優勝といった短期目標を抱えているため、ハードワークにならざるを得ません。

しかし、社会人、ビジネスマンとしては長い年月働き続けることになります。

短期的にはハードワークを実現できても、長期的にはかなり厳しいものがあります。

その代わり、成功には時間をかける必要があるため、毎日確実に経験を増やす、積み重ねることが求められます。

いわば短距離、中距離の発想ではなく、マラソンのイメージでとらえてください。

ハードワークは否定しますが、楽をして成功をするわけではなく、時間をかけて日々の積み重ねを行って行くことが重要なのです。

睡眠時間と休養は大事

成功には時間が大事と言いましたが、絶対に削ってはいけないものがあります。それは睡眠時間と休養をとる時間です。

特に睡眠時間を削ると、健康を蝕み、働けなくなる、また、仕事における高いパフォーマンスをだせなくなります。

睡眠時間を必ず6時間以上はとりましょう。

また、長期的に働くためには、常に一定期間体をリフレッシュさせることが必要になります。

そのためには、休みの日に静養することはもちろん、運動したり、外に出掛けることも行っていただきたいです。

健全な精神は健全な肉体に宿ります。

以上の点からも、休養と睡眠はしっかりとりましょう。

働き方改革の残業規制は非常に利にかなっている

昨今政府主導で行われている働き方改革においては、残業時間に関する規制が行われ、色々物議を醸し出されています。

しかし、結論から言えば、非常に妥当な規制ではないかといえます。

というのも、働き方改革法における、残業の規制においてはおおよそ月45時間、年360時間が上限となっています。

つまり、月間労働日数を20日と仮定し、限界まで残業したと仮定した場合、1日の平均残業は2時間15分、6時定時の会社だと、8時15分に退社するのが通常運転となります。

ここから、通勤時間を一時間と仮定すれば、帰宅が9時15分〜9時半、食事、入浴等の時間をいれたら11時くらいに終了することになります。

睡眠時間を考えたら、ここから自己啓発するにしても、せいぜい1時間〜1,5時間です。

つまり、健康な生活を送りながら、継続的に業務を続けるにはかなり、ギリギリのタイムスケジュールになるものと考えられます。

以上のことを考えた場合、働き方改革で提示されている労働時間の制限は非常に真っ当なルールになっている、なんならもっと厳しくしても良いくらいです。

働き方改革は労働機会を、成功のチャンスを奪っているのか?

改めてお伝えしますが、ハードワークこそが成功するための唯一無二の方法であるという論調、また働き方改革が若者の労働機会や成功のチャンスを奪っているという論調は決して正しいとは言えません。

むしろ、ハードワークは確かに成功に導くための1つの手段ではありますが、同時に健康を害するリスクのある方法だと位置付け、これから時代には全くそぐわない、改めて行くべき労働観であると言えます。

確かに、ハードワークによって成長や成功に導かれてきた経験値をお持ちの方が年齢が高い方を中心にいらっしゃる事実があることも事実です。

しかし、先の電通事件のように、ハードワークを通じて精神が崩壊し、労働者が自殺に追いやられたという事実を無視してはなりません。

そういった点で、働き方改革における残業時間の管理は非常に時代に即した制度であると言って良いでしょう。

クオリティワークこそ評価されるべき働き方!ハイクオリティな労働者が評価される制度こそあるべき姿

これから、各労働者に求められるのは、時間内に高い成果を出すというクオリティワークという働き方です。

残業代で稼ぐという非効率な働き方を一掃し、クオリティの高い仕事をした労働者にはそれなりの報酬を与える、また早期に評価に反映させるというのがあるべき姿です。

若い世代には、そうしたクオリティワークをめざせるだけの環境をしっかり提示し、かつそれができるような教育体制の構築がこれから企業が生き残っていく1つの道です。

また、労働者においては、主体的に、かつ時間をかけて働くことが前提になりますが、そうした就労環境である会社に入社して、経験や成功体験を積み上げていくことが重要であると認識してもらえたらと思います。

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