営業を辞めたい!実際に辞めた時に味わった解放感の体験談

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最初は希望にあふれて就職いた営業職、その内容は想像を超えていました。もちろんある程度の自信はあったのです。きっと通用するという考えでした。ただ、その考えはすぐにも過信と感じてしまうのです。

今回は、営業を辞めたいと考えた人が実際にに辞めた時の体験談を解説してきます。

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営業職で辛いと感じた点

営業職について辛いと感じたことをあげていきます。

残業時間が長い

残業時間は異常なほど長い仕事でした。朝は7時にはお店に出勤し帰りは大体22時、休みはありません。休みでも出勤しなければ目標を達成していない人に対し、とても辛い罵声を浴びせるお店だったのです。ただ休みの日に出勤すると、なんと夕方には帰社していいと命令してくれるのです。なんて優しい店長なのでしょうかと、考え方がおかしくなってしまうほど、お店にいる時間が長かったのです。

仕事と言っても雑務が多い仕事でした。実際に営業をする時間よりも雑務を行っている方が長かったと言えるのではないでしょうか。「種まきが大事」店長はお客様を呼ぶことの大切さを種まきと同様に考えているのか、よくこの言葉を耳にしていました。

この種まきに時間をかければ、仕事は楽になるからと言われ、長い残業時間をこなしてきたのです。ある意味、洗脳されていたのかもしれません。これが普通で、早く帰れるのは異常という考えが染みついていたように、今となれば思えます。

給料が安い

とても高いインセンティブ制度の魅力に騙されて入社しました。基本給は固定残業代を入れて23万円程度です。そこから色々引かれると手取りで約18万円ぐらいになりました。

ただ営業で結果を出せば、80万円を超える給料を得ている社員もいたのは事実です。実績を出せば給料が高くなるという事実はしっかりとありました。だからこそ頑張ろうと思っていたのです。

ただ自分にチャンスがまわってくることはあまりありませんでした。雑用ばかり押し付けられるのです。つまり営業に関する仕事ができないのが現状でした。なぜと店長に理由を聞いたことがあります。その質問に対し「俺もみんなに平等に営業をしてほしい、だが、本社から求められるノルマを達成させなければ、俺が詰められる。だから成績の良い者に頼むしかないんだ」という説明を受けました。「だからチャンスが欲しければ自分にも客が回されるほど呼び込めばいい、そして結果を出せば今度はお前がこの店のトップ営業マンだ。それを目指せばいい」と付け加えられたのです。

自分が客を得るために雑務を一生懸命行いましたが、1年間チャンスが来ることはありませんでした。そのため毎月の給料は18万円ていど、ただ休みが無かったためお金を使う機会がなく、困ることはありませんでした。

月初は0からのスタート

毎月の成績が給料に反映されます。そのため目標も月単位で変更されました。給料は年俸制で、年間の売り上げの目標から達成度により、年度当初に決められる会社でした。

月初めは売り上げがリセットされる、これが毎月段々と辛くなってくることを覚えています。前月にどれだけ頑張っても翌月になれば0に戻る、当たり前のことが非常に怖くなるのです。

毎月達成できる目途が立っている人には普通な事かもしれませんが、達成できない社員にとっては苦痛以外の何物でもありません。1年間に12回訪れる月初、これが本当に嫌な気持ちになっていました。

退職を決意した理由

次に退職を決意した内容のお話です。

3日に1回は辞めたいと考えるようになった

仕事を始めて1年と6カ月ぐらいにが過ぎたころ、結果も出せず、鳴かず飛ばずとよく店長からも言われていました。ただ雑務が早いというイメージがあるようで、お店を4回異動していたのです。その都度「雑務が早いんだって、期待しているよ」と店長に言われるのですが、この会社の求めている人材じゃないでしょと感じるようになっていました。

その後段々と退職を意識するようになりました。このままじゃ将来は無い、でも結果を出して見返したいという思いを繰り返していたのです。だいたい3日に1回は辞めたいという感情がありました。

でもこのままでは、今まで雑務で費やした時間がもったいない、何とかインセンティブで取り返したいと考えていたのです。それも大きな間違いでした。あれだけの残業を行っていたのに給料が低いのだからさっさと辞めればよかったのです。

ストレスからか高血圧に

一時期とても頭が痛くなることが増えてきました。首筋から頭にかけてどうしようも無い程激痛が走るようになってしまったのです。これはおかしいと思い店長に説明をし病院に行きたいと話しましたが、来週の休みにいけよとの回答、それでも何とか了承を貰い、病院が終わったらすぐにお店に戻るという約束で病院に行くことができました。

病院で診察前に熱を測ると38度あり、血圧も上が218、下が165でとても高いということから、病院内も車いすで移動するような状態となったのです。とても危険な状態だからすぐに点滴を受け、MRIを撮ろうと説明を受けました。

自分がまさか高血圧になるとは、そこまで体に負担をかけていたのかと感じた瞬間でした。

時間がかかりそうだから店長に連絡しなくてはと思い、診察の合間に電話をすると、それじゃあ診断書必ず貰ってと言われました。まるで信用されていないような返答、とても残念に感じたのです。この対応で辞めようと決断することができました。病院のスタッフがこれだけ心配しれくれている姿を見に来て欲しい、そう考えると悔しくなってきたのです。

営業を辞めたら解放された

高血圧以外は特に異常は見られませんでした。そのため2日の検査入院ですぐに家に帰ることができたのです。この結果から会社を辞めたいという申請を出すと、とやかく言われず、すんなり辞めることができました。

これを元に訴えられるとでも思っていたのでしょうか?本社の対応はいつもと違いとてもやさしいものだったと覚えています。

ただこの本社での手続きが完了した時点で、色々なものから解放されたという気持ちが溢れてきて、ともて清々しい気持ちになったのはいうまでもありません。

数字からの解放

やはり一番が数字からの解放が嬉しかったです。毎月0になる苦痛、これが無くなったのは、嬉しくて仕方ありませんでした。営業はすべて数字の世界です。付きまとうのは「売上」「決定率」など、すべてにおいて率を意識しなければいけません。

この率によって、トップ営業マンになれるかが決まります。販売ができないということは決定率を下げてしまう、それが心へのストレスとなっていたのでしょう。気になるのは目標数字だけではないのです。決定率にもこだわるのことから、数字が常に付きまとう世界だと今でも思っています。

間に挟まれるストレスからの解放

会社が売りたい物が必ずしもお客様の欲しい物とは限りません。ただ、売り上げを上げるためには押し売りに近いこともやらなければいけないのです。必要が無いからと言われて引き下がるのは会社の方針に違反します。

営業会社はとにかく利益を求めるのが重要、いらないものとの抱き合わせ販売みたいなことも行いました。その都度自分の中に芽生える申し訳ないという感情、でも売らなければ店長に詰められる、この思いがストレスとなっていたのでしょう。

このストレスから解放されたのは非常に大きいです。

もっと早くに辞めておけばよかった

私の場合は、体調を崩す前に辞めておけばと後悔をしました。人によって状況は変わりますが、体調を壊してまで仕事をする必要はないのです。私は今も血圧の薬を毎日飲まないと上がってしまう体になってしまいました。ただこれを勤めていた会社の責任と証明できるかと言われれば中々難しいのです。

体調を悪くする前に、決断する勇気が必要です。勇気ある撤退、この判断ができるのは自分だけです。間違えないようにしてください。

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