転職後の放置に焦らないで、原因を考えて対応方法をみつけよう

「さぁ今日から新しい職場、頑張っていこう！」と決意したのもつかの間、1日目は手続きなどで相手をしてくれたけど、2日目からは放置されてしまった。これけっこうよくある話で、転職後に放置されて困る社員が多くいます。

ただこれには何か知らの原因があり、それを知り考え対応方法をみつけなければいけません。転職後の放置が長く続くと、この転職は間違いだった、会社を辞めたいという考えになります。そう決めるのは早すぎるのです。

今回の記事では転職後の仕事で放置された、そんなときの対応方法を解説していきます。

転職後に放置される原因
転職後の放置の対応方法
転職後の放置に負けない

転職後に放置される原因

まずは転職後の放置に関してその原因を考えてみましょう。またその他にも転職後には、なにかと悩みがつきものです。コチラのサイトにも転職後の困った関係を記載しておりますので、参考にしてみてください。
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中途採用ということで嫌う人が多くいた

中途採用を嫌う人は結構います。そういう人がリーダーをしている場所に配属されると放置される可能性が高くなるのです。嫌いな理由はその人によって色々ありますが、とにかく認めたくないと意固地になっている人もいます。

また、転職後は新入社員と違い、年上が入社している可能性も高いことから、話にくいなど気を使うことが嫌と考える人もいるようです。「年上の後輩って扱いずらい、ちょっと距離をおきたい、面倒な仕事が増えそう」など、マイナスのイメージを持っている人もいます。これは、会社自体が中途採用の扱い方に慣れていないことも考えられ、中途採用のマニュアルが完備されていないこともあるのです。

上司から部下へ「今日から中途がくるから、あとよろしく」と任された、それでどうやって対処すればいいの？と不満を持った社員は、中途採用社員を嫌う、もっと行けば俺の仕事の邪魔をする厄介者と敵対視する可能性があるのです。これらの結果、転職後に放置をされてしまいます。中途採用を嫌う人達に「私は違う」と早く思わせる必要があるのです。

また中には、中途社員が入るたびに出世が遅れることで、嫌になっている社員もいます。転職後は即戦力として入社する可能性が高く、すぐに新たなポストにつける可能性も高まります。もしくはそのような約束で入社していることも考えられるのです。

これは、もとから居る社員にとってはつまらないこと、嫌われてしまう理由としては十分かもしれません。ただ転職後の自分にとっては関係ない話、これはそれぞれの立場から考えると仕方ないと考えることができます。もしこのような理由があって放置されているのならば、早く周囲を納得させる必要があります。すぐに行動を起こすようにしましょう。

周囲の社員が忙し過ぎる

これもよくあること、周囲が忙し過ぎて中途社員をかまってられない状況になっているのです。教えたいと社員が思っていても、時間が無く教えられない、このような状況が続くと転職後は「話しかけるのも悪い」という感情に悩まされます。

やはり会社の体制が悪い、こう考えるしかありません。中途採用の扱いに慣れていない、とにかく毎日の仕事を終わらすことに追われ過ぎている会社、これは生産性の低い会社と考えることができます。なんのために中途採用の社員を雇ったのか、自分たちがスムーズに仕事をするためです。そのために即戦力になりそうな中途社員を雇った、それを育てもせずに放置するのは、仕事の仕組みを理解していない会社と判断することができます。

社会人経験者だから勝手に仕事をするだろう

「右も左も分からない新人と違い、中途採用なのだから自分で考えて仕事するだろう」と安易に思われている人もたくさんいます。上司からも「即戦力の中途社員が入るから」と説明を受けた、それならば放置しておいて大丈夫と決めつけているのです。

初めて入社する会社で社会人経験があると言っても、仕事内容が分かるわけありません。このような過度の期待により、放置されることも多々あります。周囲は中途採用の社員に対し過度な期待を持っていることから、段々と「あれ中途採用の社員、何もできなくない？」という評価に変わり始めるのです。これに耐えきれなくなり辞めてしまうという負の連鎖となります。

転職後の放置の対応方法

次に対応策を解説していきます。転職後は期待に応える必要があり、その期待値を超えることができれば、おのずと仲間が増えるはずです。すぐに「この会社に転職したのは間違いだった」と考えるのは止めておきましょう。

自分でもできる仕事を見つける

「それが無いから困っている」と思われる人もいるかもしれませんが、本当に自分でもできそうな仕事を探しましたか？自分からこれはできなさそう、邪魔をしてしまうかもと「いいわけ」を考えてしまい、行動をしてないということは無いでしょうか。

どんな仕事でも構いません。転職後に放置されるのは本当に時間の経つのが長く感じます。そのようなつまらない状況から脱出するためには、自分から仕事をしに行かなければいけないのです。

「この内容ならば私にも手伝えそうなのでやらせてください。終わったら声をかけますのでチェックをお願いします」と言うだけで大丈夫、そこから仕事を掴んでいきましょう。相手が仕事をふると楽になると思わすことができれば、自然に次の仕事を貰えるようになります。

転職後で放置されたときは、しばらくは便利屋に徹すると決めるのも良いかもしれません。そこから早く自分の居場所を獲得するようにしましょう。周囲とも段々打ち解けることができるはずです。
社員が忙しくて放置されている場合や、そもそも中途社員を嫌っている場合は、とにかく仕事を手伝うという気持ちが大切です。「どんなこともで構わない」という気持ちを持つようにしましょう。

上司に何をすれば良いかを聞く

上司に「何をすればよいでしょうか」と聞くのも有りです。「取りあえず今日は雰囲気を見て」と言われたら、危険だと思うようにしましょう。まったくカリキュラムを考えていない、中途採用社員の扱いに慣れていない可能性が高くなります。

もし「今日は見て」と言われても、ずっと見ている訳にはいきません。もし簡単な仕事がありそうと察知したら、すぐに「やりますよ」と別の社員に声をかけるようにしましょう。これは先ほど解説した内容になります。

翌日も上司に聞きます。「今日は何から開始すればようでしょうか」と話すようにしましょう。このとき何かしらの仕事を与えられれば、それを全力で対応し、完了すれば上司に報告します。
また「今日から〇〇さんに教えてもらって」と言われれば放置で無くなる瞬間です。その人について回るようにしましょう。ただこの人が中途社員を嫌っている可能性もあります。それでも全力で仕事を覚える努力をしましょう。見て覚えることもできるはず、とにかくやる気があるところを見せる必要があるのです。

それでも社員の態度がひどい場合は上司に再び相談をします。この時は何に困っているのかをしっかりと伝えるようにしましょう。これにより上司のアドバイスや先生の変更が無ければ、別の話やすそうな人を見つけ、その人に教わるようにしましょう。教わるように言われた社員には嫌われるかもしれませんが、多少のリスクは仕方ありません。自分が仕事をできるようになり、見返せばよいだけです。