クレーム対応は心身共に疲れ果てます。しかもクレーム処理の部署にいると毎日尽きるこの無いクレーム処理に対応していくことになるのです。クレーム処理に追われると、夢にまで見ることもあるのだから休まることはありません。
もし誰も助けてくれない状況ならば辞めることも仕方ないこと、無理をして心と体を壊す方が心配です。逃げ出す上司が直属ならばすぐに転職を考えるべきです。
今回の記事では本当に辛いクレーム処理の仕事に対し、転職を悩むのでなくすぐに実行した方が良いこと、さらにクレームの少ない仕事について解説していきます。
クレーム対応をしても辛いだけ
クレーム処理に手当が出る話は聞いたことがありません。多分クレームの度合いに金額を付けることが難しいからではないでしょうか。営業成績を上げた人にはどんどん手当を出すのに、クレーム処理手当は聞いたことがありません。
これでは会社を辞めたいと思っても仕方ないのではないでしょうか。クレーム処理の体験談をまとめたコチラの記事も参考にしてみてください。
会社を辞めたい！クレーム対応の苦悩と体験談
本当のクレームは少ない
実は本当のクレームは少ないとも言われています。お客様の勘違いから起きるクレームも中にはあるのです。ただお客様も一度振り上げた拳の落としどころが分からない、そのためクレームの手を緩められない人もいるのです。
最終的に、最初に怒っていた内容とは違うことに矛先を変えることもあり得ます。これはよくある話です。ただ、もしお客様の勘違いであっても、悪い対応をする訳には行きません。こちらに非がなくとも勘違いをさせたことに謝らないといけないという理不尽な世界になっているのです。
もちろん良識ある人ならば相手から勘違いを謝罪していただき、こちらも「お気遣いなく」と言えるのですが、ほとんどが勘違いに対し逆切れを行います。そもそも気づいてくれる人はクレームを言わない、もしくはそのような勘違いをしないとも考えられます。
真のクレームは、本当に僅かなのですが、世の中には理不尽なことで起こる人が多すぎるのです。本来は対価に対して約束されているサービスが得られなかったときにクレームを起こせばよいのですが、そうではなく気分でクレームをする人が少なからずいるのです。
クレームで休まる時間がない
クレーム対応で休みの日が出勤になることもあります。もちろんクレーム処理の部署なので、対応するクレームのほとんどが自分と関係ないものばかりです。ただ、お客様にとってみれば、対応した人が最後まで謝罪するのが道理と考えられてる人もいます。
そのため、相手の休みが日曜日ならば、休日出勤を行い相手の自宅まで謝罪にいかないといけなくなるのです。もし休みの予定があるときに謝罪が重なると最悪と言えます。それでも他に頼もうとしても変わってくれる人など滅多にいません。休日出勤で対応することになるのです。
また帰宅しようとしたときに新たなクレーム電話を受けたら最悪です。そこから2時間電話対応をすることも考えられます。休みの日でも、会社からこんなクレームがありましたと電話が来ることもあるのです。「ちょっとは自分たちで考えて対応しろ！」と言いたくなる人もいることでしょう。
クレームは誰もが逃げたいこと、進んで対応しようなど考えもしないのです。誰かに押し付けることができるならばそうしたい、みんなそう思うのではないでしょうか。つまりクレーム処理の係になると休まる時間も無くなるのです。
このような状況ならばクレームのない仕事に就きたいと考えるのも仕方ないことと言えます。
残念なクレームが多すぎる
クレーム対応をしていると本当に残念な内容が多くあります。お客様とケンカをしたというクレームなど、プロ意識のかけらも無いものを対応した人も居るはずです。会社側の対応が不十分で低レベルな接客を行い、お客様を怒らせたときは、中々おさめるのにも時間がかかります。
逆にお客様の理不尽で低レベルなクレームもあるのです。コンビニで「レンジで温めますか？と聞かれなかった」と言って怒鳴る人もいるくらいです。確かに聞かなかった店員もサービスがなっていませんが、そこまで怒鳴る？といった人も居ます。
もっと高いレベルのクレームを言わないと、本当のクレームの時に相手にされないこともありえます。その点を、クレームをする側も理解してと思いますが、そんなこと言える訳がないのです。
クレーム対応の多い仕事の特徴
それではクレーム処理で仕事を辞めたいと考えた人へ、同じような会社に進まないよう、クレーム対応の多い仕事の特徴につてい解説します。クレームのない仕事に就きたいのならば、このような特徴の会社は辞めておくようにしましょう。
不特定多数の人が利用できるサービス
お客様を選べない仕事の場合は、クレームが起きる頻度も多くなります。これは理不尽な内容で怒ってくる人も多くなるからです。例えば、通販や郵送関係の仕事はとてもクレームが多い仕事となっています。
数多くの仕事をこなすことから、従業員には沢山の荷物の中の一つでも、お客様には欠け外の無い1つとなっているのです。この温度差がクレームを引き起こしやすくなっていると言えます。最近の郵送関係は、サービスが高すぎます。再配達に関して細かく時間訳をしすぎていることも関係しているのです。
そのため、お客様の望みが高くなった、それをこなすことができない＝クレームとなっているようです。不特定多数の人が利用できるサービスは、クレームの宝庫となっているように見えます。クレームのない仕事に就きたいのならば、不特定多数の人が利用できる会社を外ことをおすすめします。
お客様の満足度が問われる仕事
お客様の満足度を問われる仕事にもクレームはつきものです。ただ、会社全体がサービス向上に取り組んでおり、社員も理解している会社ならば、そこまでひどいクレーム対応になることは少ないかもしれません。
しかし、少しでも楽をしようとする社員がいれば、クレームの頻度が多くなります。仕方のないことが原因のクレームは許してくれますが、怠慢のクレームは中々おさまらない傾向があるのです。
クレームのない仕事に就きたいのならば、満足度が問われる仕事も外すようにしましょう。
専門性の高い仕事
専門性が高くなると、求められる理想が高くなります。お客様の理想までサービスが届かないとクレームになる可能性が大きくなるのです。しかも中には大きな損害賠償に発展することもありえます。なかなかハードなクレームとなってしまうのです。
もしクレームのない仕事に就きたいのならば専門性の高い仕事も見送るようにしましょう。1つのクレームで心身ともに疲れる可能性が高くなります。
クレームの少ない仕事の種類
それではクレームの少ない仕事にはどのようなものがあるでしょうか？やはりあまりお客様と接しないことがクレームを排除する方法かもしれません。怒る人が居ないからクレームが少ないという訳です。
製造業
ラインによる製造業などは、直接クレームを受けることは少ないはずです。クレーム処理に疲れた人ならば、このような製造業に就くのがいいかもしれません。また配送業でも、直接受けたり配達しない部署ならば、クレームを受けることも少なくなるはずです。
都内から地方に分別するような仕事ならば黙々と仕事をしていることで、クレームから離れることもできるでしょう。
事務職
事務職もクレームのない仕事になるはずです。もし電話で受けたとしても、最終的に解決するのは担当者の役目です。最初に謝罪をする必要があっても、最後まで対応する必要は無いはずです。
ただ、社内からのクレームは起きるかもしれません。社員からクレームを言われることはありますが、そのようなときは上司に相談をするようにしましょう。
クレーム対応が理由で転職を考えるのも間違いではありません。
クレーム対応で心身ともに疲れたことから、転職を考えるのは間違いではありません。クレームを数多く解決しても、当たりまえのようにとられてしまうことから、辛くなってしまうのです。
もし転職を考えるのならば早めに行動をするようにしましょう。心の病になってからでは遅すぎます。真面目な人ほど早めに行動を起こすようにしましょう。
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