通勤時間が耐えられない、もう会社を辞めたくなった「だけど通勤時間が原因で会社を辞めるのって社会人としてどうなの?」と自問自答する人もいることでしょうう。確かに「通勤時間が辛いから会社を辞めたい」と言うと、「えっそんなことで」「甘えてるでしょ」という人もいるかもしれませんが、本当の辛さを味わっていない人が話すセリフです。
今回の記事では、通勤時間が本当に辛いと思う理由と、それにたいして辞めたいという判断はありなのかどうかについて解説していきます。
通勤時間が長いことのデメリット
普通このような説明をするときは、メリットから話さない?と思われるかもしれませんが、通勤時間によるメリットはありきたりです。今回はデメリットの説明をしていきます。
転職を考えている人もこれぐらい通勤時間なら大丈夫と考える前に、本当にその時間の電車が耐えれるかどうかを試してみる必要があると考えるようにしましょう。
電車の中のストレス
通勤時間が長いことで感じる一番のストレスは電車の中かもしれません。満員電車に何十分も乗る毎日、本当にストレスが溜まります。さらにうるさい人や、車内でお化粧をする人、このような状況に耐えられない人もいるのです。注意したいがそれもややこしいことになったら面倒、そう考えストレスをどんどん上げていきます。
更に乗り換えを3回以上しなければいけない状況ならば最悪です。次の電車に乗るために多くの人が、出口付近から階段めがけて走り出します。また今乗っている電車が数分遅れるだけで、次の電車に乗れないかもしれない、このことにイライラしてしまうのです。乗り換え回数の多い人は、まだ乗り換えがないなら耐えられたと考えているかもしれません。
次は、電車がストップするストレスです。駅の中に溢れる人、そのほどんどの人がイライラしています。なにかあれば一触即発しそうな雰囲気、まさに恐ろしいときと感じることになるのです。ただでさえ同じところで何時間も待つのがストレスなのに、それ以上のストレスを感じなければいけない、これほど辛いことはありません。
電車通勤は通勤時間が長い人のストレスの塊のような空間になっています。なぜならば通勤時間は給料に反映されないのです。これが勤務時間ならばまだ耐えられるかもしれませんが、給料に関係のない時間になっています。
だからこそ近い人を羨ましいと感じ、長時間かかることにストレスを持ってしまうのです。
近い人よりも損した気分
通勤時間に片道1時間20分かけている人と、20分の人、この2人の間には1日2時間の時間差が生じているのです。2時間あれば何が出来るかを真剣に考えてしまう、このような状況に陥ると、危険な信号かもしれません。
2時間あればもっと睡眠時間がとれる、もっと自己啓発に当てられる、好きなテレビを見ることができる、家族と話す時間が作れる、いろいろな欲望が叶うようになります。
さらに飲みに行くのが好きな人、明日は休日だからゆっくり飲もうと考えても、終電の時間を気にしなければいけません。まだ盛り上がっているのに帰らなきゃいけない、このような思いを辛く感じることになるでしょう。
また、終電時間を逃した場合はどうでしょうか?タクシーを利用する?どこかに泊まる?など色々な選択肢を考えるかもしれませんが、すべてお金がかかることです。通勤時間が長いということは、損をするリスクも伴います。
別に誰が悪い訳でもありませんが、何だかすごく損した気分になる、多くの人がこのような不満を持つことになります。時間は平等と言われるが、そんなことは無い!と思っている人はストレスが限界にきているかもしれません。
天気を気にするのは当たり前
明日の天気は雪です。この予報を聞いたとき思うのは明日はいつもよりも更に早く家を出なきゃです。台風なども同様になります。もしかしたら帰れないかも、それならば近くに泊まった方が楽かもとマンガ喫茶で一泊、次の日の朝、全然降っていない雪にショックを受けることもあるのです。
これも無駄な出費です。会社はこのような経費まで出すわけがありません。無駄なお金を使う機会が増えてしまうのです
仕事を開始する前に疲れている
通勤時間が長いため、仕事を開始する前に疲れてしまうこともあります。もし電車が遅れたらその時の車内はぎゅうぎゅうで、とてもストレスの高い状態、そして大変疲れます。
ただ乗っているだけと思われる人もいるかもしれませんが、それは体験をしたこがないだけのこと、周囲に気を使わなければいけないので大変疲れます。腰など体にも相当な負担があるのです。このようなぎゅうぎゅうな電車に乗った人が解放された瞬間を見ると、すでに一仕事終わったのようにも見えます。相当疲れていることが十分に伝わるはずです。
長い通勤時間から逃れる方法
これだけのデメリットを見たあとならば、通勤時間が辛くて辞めたいという判断をしても仕方ないと思いませんか?これを社会人として悪いと思うのは冷たいような気もします。
ただ何の努力もせずにすぐ辞めるという判断が社会人として悪いのかもしれません。まずは逃れるための努力をしてみましょう。
会社の近くに引っ越す
一人暮らしなら可能かもしれません。家族がいる人にはできない手段になることでしょう。ただ引っ越しもお金がかかること、簡単にすると言ってもできるものではありません。お財布としっかり相談してから決めるようにしましょう。
また、あまりに職場と近いところに住むこともリスクが伴います。会社の休みまで知り合いに合うかもしれない、誰かが急遽休んだら呼び出されるかもしれない、この点のリスクもしっかりと考えておくようにしましょう。
異動願いを出す
もし住んでいる近くに支店があるのならば、そちらに異動を相談してみてはどうでしょうか。家族と住んでいる人にはこの方法がおすすめです。
ただ、自宅の近くに異動先がなければできない手段、さらに定期的に異動を推進している会社ならば、自宅に近い場所で働き続けることも難しいかもしれません。
やはり転職も視野に入れる
結果的には、通勤時間がストレスで会社を辞めたいと思うのは社会人的には悪くないという判断ができるはずです。これだけ大変な思いをするのならば、転職を考えてしまうのも当たりまえかもしれません。
しかし、先ほども説明した通り、すぐに会社を辞めるという判断が社会人としてはよくありません。何かしらの努力をした結果やしっかりと考えたがどうしようもないという根拠が必要、社会人ならばそこまで考える必要があるはずです。
ただ、一人ならば簡単に行動できるかもしれませんが、家族がいるのならばしっかりと話合う必要があります。自分の独断で転職を決めるわけにはいきません。まずは理解してもらえるようにしっかりと説明しましょう。
もし転職により通勤時間が往復で2時間短縮できたらと考えたらワクワクしませんか。もし1カ月に20日間出勤する会社ならば40時間も時間に余裕ができるのです。約2日分もの時間が手に入るとなれば、本当に嬉しいと思えるはずです。
この時間を有効活用し、前向きな転職になるのならば、家族の反対も起こらないはず、自分が受けるストレスを半減する努力を常にしていきましょう。それが楽しく過ごすコツなのかもしれません。
もし転職を決めたのならば給付金制度利用することを、おすすめします。詳しくはこちらを確認してみてください。
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電車通勤は本当に大変です
電車通勤をしたことが無い人が、いきなり異動になり体験することになった場合、数日でギブアップするかもしれません。それほど満員電車は過酷なものなのです。
長時間の通勤で会社を辞めたいと考える人は結構います。そのこと自体は社会人として間違いではありません。ただ辞め方を問われることはあります。社会人らしくしかりとした態度で物事に望むことをおすすめします。
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