営業で無理やり販売する毎日に疲れた、必要とされる商品を販売できる仕事に就きたいと考えてはいませんか?小売業界は日常生活に必要な商品を販売する仕事です。
もちろんどんな仕事も大変ですが、毎月のノルマから解放されたい、必要とされるものを販売したいと考え転職する人も多くいるようです。
そこで今回の記事では、小売業界への転職で有利になる資格やスキルをご紹介していきます。
小売業界とは?
生活に直接関わってくる業界が小売業です。商品の販売や流通などを行う小売業、普段の生活と密接に関係してくる職業といえるででしょう。急になくなったら真っ先に消費者が困る業界です。
小売業界も年々変わっていく必要があり、最近はネットでのサービスも強化されてきました。高齢者が増えるなか、中々買い物に行くという行動が大変になってきているのも事実です。中にはインターネットを利用し、遠くに住んでる子供たちが、高齢のご両親のために買い物を行い、配送してもらっているという家族もいるようです。
小売業界といえば「百貨店」「コンビニエンスストア」「スーパーマーケット」「ホームセンター」「ドラッグストア」などが真っ先に浮かんできます。どれも生活に無くてはならない場所になっていることが分かります。
小売業界のメリット
小売業界にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
・平日に休みが取れるので、混雑しそうなところに行きやすい
・連続勤務が少ない
・ノルマが特にない
・電化製品などの販売ならば、売り上げによって給与に反映される
小売業界と言っても幅広い世界なので、働く場所によって大分変りますが、平日に休みがあることをメリットにしている人が多く居ました。ただ後にでてきますが、休日が休めないという不満もあるようです。これはどの小売業でも共通している内容です。
ノルマが特にないと答えるのは、スーパーマーケットなどの正社員、量販家電などでは、しっかりとノルマがあるようです。この点も小売業界に行くのならば、考えなければいけない点となります。
接客が好きな人には毎日が楽しくなる仕事、ここが重要なのではないでしょうか。接客が苦手な人には苦労する業界かもしれません。
小売業界のデメリット
それでは小売業界のデメリットも考えていきましょう。
・土日や祝日に休みをとりづらい
・連休がとりづらい、ゴールデンウイークや年末年始でもまとまった休みがとりにくい
・転勤が非常に多い
・急な出勤を求められることが多い
・お客様とのトラブルや苦情がえげつないときもある
・行事があると店内改装、いつも通り出勤すると間に合わないので自主的に出勤してしまう
やはり連休がとりづらい点が一番のデメリットのようです。休みのはほとんどは平日、そのため土日や祝日の休みがとりづらいという不満が正社員にもあるようでした。さらに休みでもパートやアルバイトが急に休むとすぐに連絡がきて出勤になることもあります。その代わりの代休も特に取得できず、大変という声も多くありました。
ゴールデンウイークで周囲が浮かれていても自分には関係ない、このように考えることが多くなっているようです。さらにイベントがあると店内の装飾や販売内容を変更しなければいけません。会社によっては、この時でも特に早出を指示することなく働く人の自主性に任せているところもあるようです。明らかに陳列が間に合わないので、1時間早く出勤してサービス残業、店長は分かっているけどあえて触れてこないという愚痴も多数見られました。
一番つらいのはクレームのようです。明らかに店側のミスならば分かるのですが、言いがかりに近いクレームもあるようです。またレジの順番などに対しては、本気で怒鳴るお客さまも多いとか、これらの対応には本当に困るとの意見が多くみられました。
それでは、小売業界への転職に有利になる資格やスキルをご紹介していきます。
また、ほかも気になるという人は、勉強期間に応じて取得できる資格を紹介してますので次のサイトも参考にしてください。
勉強期間3年以内で挑戦できる職種・資格
スーパーマーケット検定(S検)
こんな資格があったの?と言うような声が聞こえてきそうですが、実際にあるのです。これは小売業界を目指さなければ絶対に知らない資格です。
どんな資格・スキル?
スーパーマーケット検定、通称S検と呼ばれているこの資格はまさにスーパーマーケットに勤めるための資格と言えます。この資格を有しているという事は、販売業界での基本的な知識はもちろん、人材の育成、商品の販売能力など多くの知識があるという証明になるのです。
小売業の基礎知識をしっかりと持っている、転職でアピールするには十分な資格となります。
スーパーマーケット検定には「ベーシック級」「マネージャー級」「バイヤー級」「食品表示管理士検定」「チェッカー技能検定」の5つから成り立っており、最初はベーシック2級から始められます。自分のキャリアに合わせた試験になりますので、転職後のスキルアップにもピッタリな資格となっているのです。
衛星管理者
衛生管理者は厚生労働省が認定する国家資格、職場の環境を安全に保ち、危険を予め防止できる対策を行う資格となっています。
どんな資格・スキル?
衛星管理者の主な仕事は、作業環境の管理、労働者の健康管理、労働衛生教育の実施、健康保持増進措置などがあげられます。衛生委員会を設置される事業所ならば、構成メンバーに指名される場合が考えられます。
衛星管理者の資格は、常時50人以上の労働者がいる場合、必ず1人は取得しておかなければいけない資格です。201人を超える場合は2人と、労働者数によって人数は増えていきます。
そのためお店側から取得しに行ってと指示を受け取得する人のほうが多く居ます。ただ事前に取得している人が入れば、それはそれでお店側も良かったと思われるかもしれません。何事もタイミング、その言葉がよく似合う資格と言えます。
食品衛生責任者
食品衛生責任者は、各都道府県が認定する公的資格となっています。
どんな資格・スキル?
食品衛生責任者は、食品衛生法に基づいて、すべての飲食店や食品事業者に設置が義務付けられている資格です。必ず店舗に常駐しているスタッフが1名、責任者としていなければいけません。
食品衛生責任者の主な役割は、職場の食品衛生責管理を行い、食品の取り扱いで一番怖いと言われる食中毒の防止に努めることです。また法令違反を犯さないよう管理することも重要なことになります。
そのため法令の改廃に注意しなければいけません。よって講習会を定期的に受講したり、その知識を従業員に伝えるという役割を担っている資格です。受講料を支払い講習に参加すれば誰でも取得できる資格となっております。もちろん履歴書に記載しても何の問題もない資格です。
販売士検定
販売士検定、別名リテールマーケティング検定とも呼ばれるこの資格は、商工会議所が実施している公的資格となっています。
どんな資格・スキル?
1~3級まであり自分のレベルに合わせて取得するようにしましょう。
・1級、マーケティングの責任者として企業の経営にかかわる人材を目指す人
・2級、企画や実行をリード、店舗や売り場をマネジメントする人材を目指す人
・3級、接客や売り場環境、販売担当として櫃王な知識と技術を身に付けた人材を目指す人
特に受験資格に制限はなく、どなたでも受験できる資格です。
転職において、自己アピールが十分できる資格、求められる人材になるためにも所得しておきたいところです。
接客が好きな人なら転職を考えましょう
接客が好きな人ならば小売業界への転職をおすすめします。やはり好きなことを仕事にできるのが一番大切なことです。違う業界にいて「もしかしたら接客業が結構好きかも」と気づく瞬間もあります。
その時からもで遅くはありません。転職に有利な資格を取得して小売業界に進出していきましょう。
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