習慣化は気合いではダメ!仕組み作りが大事

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自分のために何かチャレンジしたいことというのはありませんか?

例えば、ダイエットのためのランニングや筋トレ、TOEIC取得のための英語の勉強、コストカットのための自炊など色々なことがありますが、ついつい面倒になって3日坊主になってしまうこともあるのではないでしょうか。

このように、何かあたらしいことを始めたときに習慣化していくというのは、非常に難しいことです。

では、自分が決めたことを習慣化する、3日坊主にしないためにはどのようなことが重要なのか本編では説明をしていきたいと思います。

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そもそも習慣化は難しいもの

そもそも、習慣化がなぜ難しいのかですが、人間の脳のメカニズムにあります。

脳が第一優先するのは自らの安全です。

そのため最初は早起きしてランニングをしようと決めていたとしても、体が疲れたから走りたくないとNOサインを出すといった形で今まで積み重ねたリズムから外れたものを拒絶するようになっています。

苦痛をきたすものならなおさら拒絶します。

つまり、人間は元来、新しいものが嫌いで、怠け者なのです。

裏を返せば、気合いだけで何かを継続しようとしている方は、人間の脳がナマケモノであるという認識が抜け落ちているからできないと言っても過言ではないでしょう。

よく、習慣化させることを歯磨きに例えられますが、まさに歯磨きをするように生活の一部に組み込むこと、やってて苦痛にならないルーティンを作って上げることが大事なのです。

習慣化に必要なこと

では、具体的には習慣化させるためには一体何が必要かですが、以下の通りです。

  • 習慣化させるメリットをしっかりもつ
  • いきなり負荷を上げない
  • 最初はなるべく休まずにやるが、苦痛になるくらいなら思いきって休む
  • 自分を誉める
  • 記録を残す

では、それぞれ説明を加えていきます。

習慣化させるメリットをしっかりもつ

あたらしいことを習慣化させるためには、習慣化させたことに対して何が得られるのかを明確に考えましょう。

例えば、英語力の習得を目標に掲げるならば、年収アップや行きたい部署への移動など、自分にとってプラスになる要因をはっきりさせる必要があります。

脳は上述でもお伝えしたように元来怠け者になりやすい機能をもっています。怠け者からやる脳に変えるためには、それ相応のメリットを頭のなかに提示してあげることが大事なのです。

いきなり負荷を上げない

継続するためには体や脳が拒否反応を示してしまう可能性が高いです。

そうならないようにするには、いきなりハードな課題を与えるのではなく、少しもの足りないくらいがちょうどいいです。

毎日トレーニングを課すならば、最初は30分だけとか毎日歯磨き程度にできるような課題を与えてあげるとよいでしょう。

最初はなるべく休まずにやるが、苦痛になるくらいなら思いきって休む

継続するためには、最初はなるべく軽い課題を少しずつこなし、ただし休まない程度の目標設定をすることで、脳が拒絶反応を示さないようにしてあげるのが大事です。

ただし、それでも仕事が忙しすぎてできなくなるようなことも想定されます。

そう言ったときは思いきって休むのも手です。

無理をしすぎないということは継続するためにはとても大事なことだと言えます。

自分を誉める

とにかく日々チャレンジをこなしていった自分をほめていきましょう。

変にストイックになると、いつしか重荷に感じてしまいます。

回りから凄いと言ってもらえるようアピールしてもよいでしょう。

自分を認める、回りから誉めてもらえる快感を頭に植え付けることが大事であると言えます。

記録を残す

記録は言わば自分の努力貯金です。

貯金通帳に自分の残高が埋まっていくと快感を得られるように、どれだけ努力したかをスマホアプリでもノートでもいいので、つけていきましょう。

結果、脳がその蓄積に快感を覚え、努力を継続しやすくなります。

長年ランニングをしている市民ランナーは自分が走った記録をつけるようにして日々努力を継続している方も多くいらっしゃいます。

このような形で記録を取っていくと良いでしょう。

どのくらい継続すれば習慣化するか

では、どれくらいの期間継続すれば習慣化するかについてもお話をしていきたいと思います。

目安としては、ものにもよりますが、1カ月〜半年であるとお考えください。

イメージとしては以下の通りです。

1ヶ月

最初の一ヶ月だと、行動を変えることができます。

行動を変えることは思考や日常生活を変えるうえで非常に重要なステップです。

そのため、まずは、負荷を上げない程度できめたことをコツコツやるを実践していただきたいと思います。

3ヶ月

3ヶ月くらいたつと、生活習慣が変わってきます。

そのため、早く起きれなかった人が、早く起きることができるようになったり、勉強などで負荷がかかったとしても、それに対して耐性がついてくるのには3ヶ月程度はかかると考えましょう。

6ヶ月

考え方が変わるのには6ヶ月かかると言われて言われており、思考を変えるのは実は一番難しいと言われています。

つまり、根本を変えていくというのは実に難しいことなのだということが言えるのです。

習慣を変えるためには形から行おう

何かをやりとげるために、継続するためには環境作りや、それをやりとげるために形から入るというのも大事なことです。

では、どんなことができるのかというと以下の通りです。

必要なものは予め揃える

人間の脳は己を守るために怠惰な考え方をすると上述でも申し上げました。

そのため、やらない理由があれば、それに引っ張られてやらないことを肯定してしまいます。

そうならないためにもやる理由を作るために、必要な教材やグッズを揃えてあげる、形から入るというのも大事です。

環境を整える

これも脳の怠惰で自分を守る構造を考えると、疲れたときに逃げるものを身近におかない、例えば勉強する際にはスマホやパソコンを近くに置かない、テレビのある部屋で勉強をしないといった環境作りも大事です。

仲間を作る

集団心理とは人を悪い道にもよい道にも導くことができます。

同じ事を頑張ろうと考えている人と仲良くなり同じように努力をすることで、仲間に取り残されない、一緒に頑張りたいといったプラスの力を与えてくれます。

SNSなどコミュニケーションツールもたくさんありますので、そういうものを活用しましょう。

ムチだけでなくアメも与える

努力をするときに修行僧のような厳しい環境ばかり自らに与えていたら確実に自分がパンクします。

そうならないように、ここまでやったら飲みに行くなどの短期目標を定め、自分のアメになるようなことも大事です。

気合いだけではやりきれない!楽しく上手にやれる人になろう

人間は怠惰で快楽的な生き物です。それは個人が悪いとか、甘いとかそういうレベルではなく、脳がそういうシステムだからです。

ならば、脳のシステムをしっかり利用して、なにかを習慣化させるためには、やりたい理由と仕組み、そのためにファーストアクションをすることが必要です。

最初は簡単なハードルを設定して、それをどんどん乗り越えたら、脳はその事に快感を覚え、どんどんやりたくないからやりたいに変わります。

そして、どうしてもできないならば休んで、ここまで頑張った自分を誉め、自分にご褒美を与えていきましょう。

それを繰り返すことで脳、自分の考え方は変わっていきます。半年もたてば見も心もやれる人に変わります。

そんな変化を自分で楽しんでみませんか?

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