「女性が多い職場」と聞くと、みなさんどのようなイメージがありますか?陰湿?いじめや派閥がある?
私は正社員として会社に勤めたのは新卒で入社した会社だけです。そこは男性が多い職場でした。その他の社会経験としては、大学時代に郵便局の短期アルバイトとパン屋さんのアルバイトをしました。そこはいずれも女性が多い職場でした。
今回は私がアルバイトで勤めた女性が多い職場はどのような感じだったのか、体験談を紹介します。
筆者が育った環境
女性が多い職場の体験談の前に、私が育った環境をさらっとお伝えします。
私は兄がいます。その影響?からか、あまり考え方が女らしくないと周囲から言われます。兄が小学校を卒業するまでは、同級生の女子よりも、兄と兄の友人に混ざって遊ぶ方が楽しかったし、気が楽でした。
同級生の女子は、なんだか変な感じでした。嫌いな人と仲良しなふりをして、仲良くしている人が何人かいましたが、私にはそれが全然理解できませんでした。
また、さらに変なルールを作ります。私は北国在住なのですが、冬場、休み時間になると、校舎前で鬼ごっこをするのですが、その時、ジャンバー着用禁止でした。風邪ひいている人はジャンバーを着て参加でした。(いやいや風邪ひくだろ!!!そして風邪ひいている人は悪化するだろ!!!)
まあ、PTA活動で学校に来た母が発見し、担任の先生に報告したことでなくなりましたけどね。また、次の年から校舎前で遊ぶのが禁止になりました。これは小学校4年生の話なんですけど、こういった変なルールはその前から始まってました。
例えば「登下校中、この道通るの禁止」「この髪型禁止」「朝は●●より先に登校して教室に入って●●を出迎えること」・・・って宝塚音楽学校の1年生か!!!なぜこのようなことをするのか理解不能でした。兄たちはこのようなことをしないため、兄たちといる方がずっと気が楽でした。
また、大学時代は、ある男子と連絡先を交換したのですが、私が何も連絡しなくても、連絡が来ました。内容は、「今日の学食はラーメンだよ〜」「今何号舎にいるよ〜」「暇だからメールしました〜」「今日こんなことがあったよ〜」・・・ってだから何やねん!と思いました。
普通は女がこういうメールやLINEを送って、男は「で?だから何?」となりがちですが、わたしもそんな感じです。用事があるときしかメールやLINEを使わないです。
女性だらけの職場に勤めて
さて、本題に入ります。女性だらけの職場はどのような雰囲気なのでしょうか。私の体験談を語ります。
郵便局短期アルバイト時代その1
大学1年生の冬に郵便局で短期アルバイトをすることになりました。そこは、女性だらけの職場でした。男の世界で育ち、通っていた大学の学部も男が9割で(経済学部でした)、考えが女らしくないと良く言われる私はやっていけるか不安でした。
・・・が、仕事内容は年賀状の仕分けで、1人で黙々と作業をするものだったため、人と話すことがありませんでした。具体的な内容としては、機械で読み取れない年賀状の文字を見て、住所毎に割りふるものでした。
そして、むしろ一緒に働いていた人が休憩時間に飴をくれたり、と良くしてくれました。そのため、ここでは安心して働くことができました。短期だからというのもあったからかもしれませんが・・・。
パン屋さん時代
こちらは、大学2年生の春から、大学4年生の春まで2年間勤めました。こちらもまた女性だらけの職場でした。郵便局と違って長期だし、続くかな・・・大丈夫かな・・・と不安でしたが、なんやかんや2年続きました。※さすがに就職活動との両立が難しく、大学卒業までは続きませんでした。
肝心の人間関係はというと、良好でした。・・・大学3年生になるまでは。
朝番、昼番、夜番、とあり、学生は夜番と決まっていたため、私は夜番でした。夜番さんの先輩たちも優しく、昼番さんの主婦さんたちにも良くしてもらえました。しかし、どんどん退職者が出て、私が大学3年生になる前の春休みには、私が入った時にいた人は全員退職しました。
一番長く勤めているのが私になったときに、私より年上の人が夜番として入ってきました。この人が問題でした。この時、店では半額セールをしており、かなり忙しかったです。その人はとてもわがままで、2人シフトじゃないと仕事が終わらないと言って、社員の方と揉めてました。
私が「やる前から2人じゃないと嫌だ、じゃなくてまず1人でやってからにしましょう」となだめても、聞きませんでした。さらにその人は、後から入ってきたのに自分の方が年上だからって偉そうにしてきたりしました。社員の方も困っていて、私に愚痴をこぼすようになりました。
(社員の方同士でも色々いざこざがあったりしたようです。)
それ以外の人はいい人たちでしたけどね。その人は私が大学3年の終わりくらいに辞めました。1年ちょっと、私はよく耐えたなと思います。
その人が辞める前に夜番さんが1人入ってきたのですが、その人は高校をもうすぐ卒業する人で、進路も決まっていたという人で、仕事の覚えも早くて性格も良くてとても助かりました。あぁ、いい人が入ってくれたなぁと私は思いました。・・・が、一難去って、また一難でした。
私が大学4年になったとき、さらにもう1人夜番さんとして高校を卒業したばかりの人が入ってきましたが、またこの人が困った人でした。物覚えが悪く、その上にわがままでした。
例えば、基本、夜番は1人ということなのですが、その人は、「え〜自信ないので2人でやりたいですぅ〜」さらには、閉店後に廃棄のパンを持って行って欲しいと頼んだら、その持っていく場所が薄暗く、お化け屋敷みたいなところだったのですが、「私ぃ〜あそこ怖くて行けないですぅ〜」
夜番は基本1人シフトだぞ!?1人になったらどうすんの!?と、私もその時はさすがにキレました。
・・・この頃、私はもう就職活動でヘトヘトになっていて、体調を崩すようになりました。そのため、大学4年生の5月末でパン屋さんを退職しました。ちなみに、その物覚えが悪いうえにわがままな人も同時期に退職しました。
郵便局短期アルバイト時代その2
大学4年生の秋、就職先が決まった私は、卒業論文を書く日々を送っていました。大学に行くのは、週1回のゼミだけでした。そこで、社会人1年目はきっと金銭面で余裕がないだろう、と思った私は、また郵便局の短期アルバイトに応募しました。
大学1年生のときのように年賀状の仕分けの応募をしたのですが、面接の時に面接官に「大学4年生でもう就職先決まっていて、大学行くのは週に1回なの?じゃあ、もっと稼げるお仕事あるからそっちやってみない?」と、言われました。
「もっと稼げる」という言葉に惹かれた私は、「はい!是非!」と言いました。その仕事は、とあるショッピングモールで年賀ハガキを売る仕事でした。10月末から翌年1月上旬まで勤務しました。(10月末から年賀状買う人なんかいないだろ!と内心では思ってましたけどね・・・。)
ここの販売員も、全員女性でした。年齢層は20代後半の人から50代の主婦まで様々で、私が最年少でした。販売員は私も含めて6人ですが、うち4人が毎年何年も続けている人でした。私ともう1人初めての人がいましたが、経験者の方が優しく仕事を教えてくれました。
最初の方は全然仕事がこなせず、仕事がなかなかこなせずすみません、とベテランの人に言ったら「こればかりは慣れだから、仕方ないよ」と、励ましてくれました。一緒に働く人はとても良い人達でした。たまに変なお客さんが来たりましたけどね・・・。
まとめ
今回は女性だらけの職場に勤めた体験談を紹介しました。
幸運にも私の近くでは、いじめや派閥みたいなものはありませんでした。しかし、パン屋さん時代は困った人がいたり、社員さんの中でのいがみ合いが見えたりしました。郵便局も短期だったので深いところはわかりませんが、社員さんの中では何かあるのかもしれません。困った人はやはりどこにでもいるようですね。
大学時代のアルバイトとはいえども、良い社会経験になりました。
END