会社を辞めそう人には事前に特徴があると人事部の人から聞きました。会社を辞めたいと考えている人はできるだけバレたくなと思っているのではないでしょうか。
ただ、ふとしたことで人事部には「あの人辞めそう」と気づかれているようです。
今回は、辞めると決めたが会社に伝えずにいる社員の特徴について記事にしていきます。もし辞めようと考えている人は気づかれないように気を付けるためにも参考にしてください。
会社を辞めそうな人の特徴
まずは会社を辞めそうな人の特徴を解説していきます。
辞めると言わなくなった
普段から「もう辞めたい」と言っている人は特に気にしないようです。辞めたいと言っている人はかまってちゃん、本気で辞めたいと思っているわけでは無いそうです。「俺はこんなに大変な仕事をしている」「だから認めて欲しい」という気持ちの表れ、普段から声に出している人ほど、追い詰めなければ辞めないのです。
追い詰めるとは、皆の前で「それじゃ辞めなよ、誰も止めないから」というような話をすることです。これはかまってちゃん相手に子供の土俵にのってケンカするような行為、面倒でも仕事を誉めとけば満足するとのことでした。
問題なのは辞めたいと普段から行っていた人が言わなくなったとき、これが辞める前兆のようです。冗談が本気になったら言わなくなる、これが人の心理とのことでした。
次の転職先が見つかるまで絶対にバレたくない、それまでは内緒にしておくと心に決めている人がほとんどです。そのために真実を言わなくなるという訳なのです。
普段から会社で「辞めたい」を口癖にしている人は用心してください。急に言わなくなると、もしかして辞めるかもと心配されているかもしれません。
発言をしなくなる
会議やミーティング中に発言が無くなると辞める可能性が高くなるようです。もちろん元から発言をしないような人もいますから、それは別です。普段は意欲的でないにしても何かしらの発言をしていた社員がしなくなる、これは辞める準備をしていると感づくそうです。
自分の発言に対し、何かしらの責任をとるという行為は、会社にいなければできません。自分が辞めようとしているのに、何かしらの発言をするのは無責任と感じるのです。
普段から発言をしている人が急に静かになると、もしかしたら辞めるかもと思われているかもしれません。
遅刻や早退が増える
遅刻や早退が増えるのは辞めるために転職活動をしている可能性が高くなるようです。さらに家族の体調不良を理由にしているのは明らかに怪しいと言われていました。
家族の体調不良ならば、特に休むための提出物は不要です。さらに家族を病院に連れていかなければいけないという内容ならば、事前に休みの申請がしやすくなります。面接もほとんどが事前に時間が分かっているものです。この内容ならば怪しまれずに面接に行けると思われているようですが、鋭い人事部は気づいているそうです。
もし面接をするのならば他の理由や、休みを利用するのがおすすめです。何度も家族を病院に連れていくという言い訳は通用しないと思っておきましょう。
辞めさせないための手段
辞めると感づかれたら会社は行動に出てきます。止められるのが嫌だから内緒にしてるはずです。それではどのような行動に出てくるでしょうか。
面談を行う
急に面談を行ってくる可能性があります。そこで上司は最近の行動について質問してくるはずです。「発言が急に無くなった」「家族の体調は大丈夫?」など探りを入れてきます。
そこで素っ気ない態度をしてはいけません。まだ転職先が決まっていないのならば、「最近疲れ気味で」などそれらしい理由を伝えておきましょう。また家族の病院を理由にしていた人は、ここで詳しい内容を聞かれるかもしれません。
上司も聞き方は心得ています。質問口調で聞いてくることはまずありません。自分の家族も同じような状況で大変だったことがあると、自分の経験談を話してきます。ここで話しやすくしてくるのです。これに対しあまり詳しく話さないでいると、高い確率で見破ってくるはずです。
上司が「こいつ辞めそう」と判断されると次の手を打ってきます。
会社の不平不満を聞く
次は会社の不平不満を聞いてきます。最近は同僚の誰と仲が良いのか?仕事で個あったことは無いか?給料は満足しているか?今の待遇はどう感じているか?出世願望はあるのか?など面談で聞いてもおかしくない内容を確認していきます。
これらの質問を適当に答えたら100%見破られたと思っていいでしょう。上司は社員に辞めて欲しくはありません。ちなみに必要ない社員ならばここまでの事を行いません。時間がもったいないので、放置しておくそうです。必要な社員だからこそ時間をかけて事前に状況を把握しようとしてくるのです。
そして次の手段に出てきます。
昇進の話をする
これが面談での最後の質問です。昇進の話が出ているが受ける気はあるか?という質問をしてきたら回答に困りませんか?上司はこの質問を受けたときのあなたの顔を見ています。照れ隠しで笑ったり、ごまかしたりすると絶対に気持ちがバレます。できる上司とはそのようなものです。
感づいた上司は、まさか辞めようとは考えていないよねとハッキリ聞いてきます。ここでは相手もごまかしません。ハッキリと聞く方が止めやすくなるため、真実を聞き出そうとしてきます。
本気で転職先を探しているときに、このような質問をされたらどのように答えますか?嘘をつきとおしますか?それとも正直に話しますか?上司はあなたが困ることを承知で話しているのです。ここでの回答の仕方で人生が変わってくるかもしれません。
昇進する気は無いと話した場合はどうなるでしょうか?間違いなく理由を聞かれます。ここで実はと真実を話しますか?それとも今は考えていないだけですと濁しますか?ここでも対応が変わってきます。
もし実は転職しようと思っていると話せば、全力で止められるはずです。ここであなたは転職を辞めるかの選択をしないといけなくなります。もしここで転職をあきらめ会社に残るという判断をしたならば、今後数年は辞めるという判断はしない方がよいでしょう。あなたという人の価値を下げることになります。ここで転職すると決めたならば、転職活動を頑張るしかありません。
ただこのような状況になるのが嫌で隠していたはずではないでしょうか?普段と違う行動が人事部には分かってしまい、暴かれてしまったという訳なのです。転職をするという行為を隠すのならば、本気で隠さないとダメということです。
会社側も社員は財産です。新たに人を雇って一から覚えてもらうよりは、長く勤めてもらう方が良いに決まっています。必要な人材ならばなおさらです。もし転職活動を考えているのならば、その行動はバレているかもしれないと考えて行動する方が良いと思ってください。
会社を辞めるのならば極秘に行動する
会社を辞めたいと思うのならば極秘に行動することが第一です。ただ会社側も必要な人材です。辞めてもらわないために事前に暴くための行動をしてきます。
ただこれは嬉しいことと思ってください。もし自分が引き留められないような人だとしたらどうでしょう?少々つまらなくなりませんか?引き留められる内が花かもしれません。ただ何回も引き留められ辞めると残るを繰り返すような人ならば上司も離れていきます。だからこそ転職すると決めたならば一度で決めたいと思うのです。
会社側に知られないように慎重に行動するようにしましょう。
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