いまだに無くならないセクハラ被害、ここまで話題になっているのに無くならないのは意識が足りないから、つまり理解しようとしていないからです。
セクハラ被害に泣き寝入りする前にちょっと待って、撃退をしてからでも遅くはありません。
今回の記事では、許せないセクハラに対して撃退する方法を解説していきます。
セクハラの内容
まずはセクハラの内容について解説していきます。これってセクハラなのかな?と悩んでいる人は参考にしてください。
そもそもセクハラはセクシャル(性的なものを感じさせる様)とハラスメント(嫌がらせ)が合わさった言葉です。中には卑劣な行動もあるので確認していきましょう。
立場を利用したセクハラ
これは誰もが知っているセクハラです。会社内の立場を利用した対価型セクハラとも言えるものになります。
出世や給料、やりたがっている仕事内容をちらつかせ、関係を持とうとする最低なセクハラと言える行為になります。最初は立場を利用し体に触れることから始まり徐々にエスカレートさせていく人もいるのです。
立場や権限を利用しているので、上司が部下に行う状況が多く、受けた人は権力者に逆らうことになるので、会社側に言いずらくなってしまいます。しかも会社側に勇気をもって訴えたとしても、社会的な信用失墜を怖がることから、ことを公にしない会社も多く存在し、泣き寝入りするするしかないという人が多く存在しました。
さらに最近は、就職活動をする人にもセクハラの手は伸びています。就職させるというネタでセクハラを行う人事担当も多発しているのです。これも弱い立場の人間をターゲットにするという卑劣な行為、このような現状がワイドナショーで放送されています。
しかも訴えたセクハラ被害者が、セクハラを行った奥さんに逆に訴えられるというケースもあります。現在は、何が正解か分からなくなる始末、結局はセクハラを分かっていて受けることにより利益を得ててしまった方にも問題があるという複雑な状況になったケースもあるのです。
セクハラ被害にあった場合ときに、逆にそれを利用しようと考えたのではないかと、疑われてしまったのかもしれません。つまり、セクハラには断固拒否しなければいけないという訳です。
しかし拒むことで不当な扱いを受けるかもしれないという心配もあります。そこに屈しないためにも撃退方法を考えていくのです。
言葉によるセクハラ
社内のちょっとした言葉がセクハラに該当するケースも沢山あります。「あんなだから結婚できない」「男のくせだらしない」「女なのくせにガサツ」このような言葉はすべてセクハラです。男性もセクハラ被害にあう可能性があるということです。
何の根拠もない人を傷付けるような言葉は、あまりにも酷い言葉だと断言できます。さらに「〇〇さんの方が若くて綺麗」など容姿や年齢で差別する言葉も明らかなセクハラです。
また言葉によるセクハラは社内に充満しているケースもあります。休憩時間にただ女性の容姿に関する話や噂話をしているだけでもセクハラに該当する場合もあります。さらに結婚願望について何気なく聞いたり、今までの恋愛経験を質問するのでさえセクハラに該当します。このような状況は、質問する社員に自覚がない場合も多く、自然に悪気なく話されることもあり環境型セクハラとも呼ばれています。
その結果「その質問はセクハラです」と答えると「これぐらいで何言ってんだ」や「空気読めよ」と言った言葉が出てしまうのです。つまりセクハラに対しての勉強不足により軽視してる状況なのです。勉強不足の結果から職場全体でそのような環境になってしまっているのです。
さらに職場で無理やり男性社員が風俗に誘われる状況もセクハラに該当します。今まで自分が受けていて嫌だと感じたことがセクハラに該当していた、そう思った人もいるのではないでしょうか。
セクハラ撃退方法
それでは、上記のようなセクハラを撃退する方法を説明していきます。
証拠の記録
まずはセクハラ被害にあった場所や時間、状況などをしっかりとメモに残しておきましょう。周囲に誰が居たなども記録しておくとさらに良いです。
またできればボイスレコーダーを準備し録音しておくようにしましょう。セクハラは状況証拠がなければ訴えることが難しい、だからこそ横行してしまったのです。できる限りの証拠を集めておくのです。
絶対に拒否をする
先ほども説明しましたが、嫌なものは嫌と断ち切らなければいけません。ちらつかせたものに魅力を感じ、セクハラを受け入れては絶対にいけないのです。そうすると後々の状況が心配と思われる人もいるかもしれませんが、それに対抗するために状況証拠を利用するのです。ボイスレコーダーを準備しておくのです。
さらに「何も拒否しなかったから男女の関係だと思っていた」という言い訳をしてくる人もいます。このような言い訳をさせないためにも断固拒否をしたという明確な内容を記録しておくという必要があるのです。
周りを味方を作る
同じような環境で悩んでいる人がいれば一緒に相談するのも大事です。訴える人が集団になれば会社側も無視することができなくなるのです。被害者が多いということは、セクハラをしているという可能性が大きくなるという訳です。
ただ本当に信頼できる人以外に話しをするのはやめましょう。さらにボイスレコーダーなどの証拠が揃っていいない時に、誰かに相談するのも控える方が良いです。証拠がそろう前にセクハラで訴えようとしていることがセクハラ上司にバレ、不当な扱いを受ける可能性が考えられます。そのようなときも状況証拠がありしっかりと第三者に説明できる準備があれば、訴えることもできますが不十分ならば泣き寝入りするしかなくなるのです。
周りを味方にする行動は、より大きな罰を与えるためと考えるようにしてください。
準備ができたら社内の担当に訴える
まずは自分の気持ちを確認してください。セクハラをやめてくれれば納得できる状況ですか?それとも社会的な罰を受けて欲しいと望んでいるでしょうか。もしセクハラをやめてくれればと考えているのならば、本人に説明をしてみても良いかもしれません。ただ絶対に2人きりになる場所はいけません。これだけは注意しておきましょう。そして、やめてくれれば他言しませんという内容で説明をしてみるのです。もちろんボイスレコーダーはしっかりと利用してください。それでセクハラがなくなればあなたの望みが叶ったという訳です。ただ、証拠品を処分するのはダメです。必ず大切に保存しておきましょう。いつまた起きるかわからない、その時は容赦なく訴えなければいけないからです。
最初から情けはいらない、訴えると考えているのならば、社内の人事担当に相談するようにしましょう。人事担当の管理者からセクハラを受けている場合は、別の管理者に相談する必要があります。その時も、証拠はコピーやダビングしたものを利用し本物を提出してはいけません。会社がもみ消そうとしたときのために必要となる証拠品です。簡単に渡してはいけません。
外部の機関に相談
会社が言いくるめてきた、これでは納得できないとなった場合は外部の機関に相談するようにしましょう。これにより上司と対立するのではなく、セクハラをもみ消そうとした会社側と対立することになります。
セクハラを認め改善しようとしない会社など在籍してはいけません。最後まで全力で戦う姿勢を見せる必要があります。そのために外部の機関に相談し、法的に訴えるようにしましょう。
今回のセクハラによりどんな被害を受けたのかを考えてください。精神的に病気になった。セクハラを訴えたことにより待遇が変わったなど、様々な損害を受けているはずです。会社に社会的な責任を感じてもらい、二度と被害者が出ない会社へと変わってもらうための行動を起こしましょう。
セクハラで泣き寝入りはダメ!
セクハラ被害は諦めてしまう人が多くいます。なぜ被害を受けた側が諦めなければいけないのでしょうか。理不尽すぎて悲しくなります。
そのためにも被害を受けた人は、勇気をもって声を上げるしかないのです。
今回の記事がセクハラ被害の人たちの参考になれば幸いです。
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