会社を辞めたいと思い、転職活動を始めたものの、中々会社を休めなくて面接の調整ができなくて悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、本編では、どうやって面接の時間をを受ける時間を捻出すれば良いのかについてご紹介いたします。
転職面接を受けるには以下のような方法がある
まず、平日仕事をしながら転職面接を受けるための方法についてご紹介いたします。具体的には以下の通りです。
- 営業職は業務中に行くのも1つの方法
- Skypeや電話を活用してもらう
- 夜の時間に面接を設定してもらう
- 土日面接を実施してもらう
- 面接を1日にまとめてもらう
営業職は業務中に行くなも1つの方法
まず、前提として最も簡単に転職面接に行けるのは紛れもなく営業職です。
なぜなら、営業職の方は、他の職種に比べ外出ができる、上司や同僚の居ないところで仕事ができるというメリットがあります。
あまり、仕事中に面接に行くというのは決して褒められたやり方であるとは言えませんが、その一方、他の職種と比較してどんなに残業をしても残業代がもらえないのもまた営業職の辛さでもあります。
だったら開き直り営業タイムを利用して面接に行くというのも一つの手です。
とはいえ、以下の点については注意をしておきたいところです。
- 営業報告ができるような情報を持っておく
- 社内のスケジューラーには嘘臭くないスケジュールを入れる
- 売上に無理のない面接設定にする
ここで大事なことはしっかり帳尻を合わせるということです。まず、その日その日の仕事はしっかりやっておけるようにすることです。
間違えてもサボり、スケジュールの矛盾、一日の業務報告ができないという状況にしてはなりません。
そのため、予め多くの売上に関わる情報を掴んでおき、一日の業務報告がしっかりできるようにする、また面接時間や場所から訪問していて違和感のないスケジュールを自身のスケジューラー等に示しておくことが大事です。
また、必要な売り上げを外したとなれば、社内の立場も悪くなります。そうならないようにするための工夫や活動もしっかりしておきましょう。
加えて、限られた営業日数で成果を出しながらかつ転職活動をするので、無理な日程調整もしないようにしましょう。
Skypeや電話を活用してもらう
転職面接において、対面での面接を調整できないというのは、求職者、または企業双方の課題と言えます。
そのため、せめて移動の負担を無くす、早めのコミュニケーションを取るという観点から、電話やSkypeを活用するケースも増えています。
特にSkypeはコストがかからない上に顔を見ながら面接ができます。スマホの普及により、以前に比べても格段に利用されるケースが増えました。
とはいえ、まだまだ電話面接、Skype面接を実施してくれる会社は限られています。電話面接、スマホ面接を対応してくれる会社の選考を優先的に受けるというやり方も有効と言えます。
夜の時間に面接を設定してもらう
面接は日中に組まれるのが一般的ではありますが、夜間に面接を組んでくれるケースというのもあります。
ただし、夜間に面接を組んでくれる会社の場合だと大手一流企業よりは中堅クラスの企業のほうが夜間に面接を組んでくれるケースが圧倒的に多いです。
夜間の面接というのは業界にもよりますので一概には言えませんが、大手企業への転職をお考えであればあまり適しているとは言えません。
土日面接を実施してもらう
夜間の業務時間外に面接してもらうことと同様に、土日の面接を組んでくるケースもあります。
ただし、土日の面接というものの多くを組んでくれるのはベンチャー企業が大半です。
ベンチャー企業への転職を考えている方で今平日仕事から抜けられないという方は土日に面接を組んでもらうというのも1つの方法です。
1日に面接を複数個調整する
それでも中々面接組めないという方は有給休暇を取得して面接に足を運びましょう。
ただ、1社だけ面接を受けても転職先を決められるという可能性は低いため、1日に面接を複数うけられるように調整することで効率的に転職活動を進めることが可能になります。
そのため、ある程度複数の会社の求人に応募してそこから絞り混むくらいの感覚でいてもらえたら良いです。
転職エージェントの活用は不可欠
さて、転職活動において、面接の時間を産み出すために、上記のことを実施しましょうとお伝えしましたが、ご自身で調整できそうでしょうか。
また、仮に調整できたとしても完了するまでにかなり面倒で時間がかかると思われた方もいらっしゃるでしょう。
これらの対応をどうすればできるのかと言うと、転職エージェントにを利用することです。
転職エージェントから求人にエントリーして、書類選考通過したタイミングであなたのスケジュールを伝えておけば、そのスケジュールに合わせて面接を調整してくれます。
そのため、忙しい方ほど転職エージェントを利用しましょう。また、転職エージェントに行く時間がない方は夜間、もしくは土曜日に面談を調整してくれたり、電話やSkypeなどで対応してくれたりします。
もし、早めに転職したいのであればそういった形で転職エージェントにどんな形でも良いので接点をもつことが大事です。
転職エージェント利用において注意すること
とはいえ、ただ、転職エージェントを利用すれば問題なく面接を組めるのかというと、そうとは言えません。
特に以下のことには注意しましょう。
- 自分に適した転職エージェントを利用する
- 力業でスケジュールを調整しなければならない場面は来る
- むやみやたらと面接を受けない
自分に適した転職エージェントを利用する
転職エージェントにはその役割が異なります。例えば未経験業界、職種に転職したい20代であれば、求人数のリクルートエージェントやDODAといった大手エージェントを利用することが望ましいです。
逆に、30代以上の業界経験者、職種経験者などを専門にしている、もしくは業界専任の担当が固まっていてキャリアアドバイザーと企業窓口担当が兼任のエージェントを選びましょう。JACリクルートメントやアデコspringエージェントがこのタイプのエージェントにおける代表格と言えます。
力業でスケジュールを調整しなければならない場面は来る
確かに上述では、面接を上手く調整するための手法についてお伝えしたものの、毎回上手く調整が都合良くいくわけではありません。
特に最終面接は役員や社長が出てくるケースが大半なので面接を受ける会社側のスケジュールを動かすことは難しいです。
そのため、最終面接を受ける際には自身のスケジュールを妥協することが必要となることを認識しましょう。
むやみやたらと面接を受けない
早く転職先を見つけるためにはむやみやたらと受けても決まりません。自らが取りたい進路をしっかり見定めて行きたい業界、会社を絞り混みましょう。
大事なのは選択と集中です。行きたいと思える会社の面接日程を上手く調整し、時に力業でスケジュールをまとめ上げていくことが大事なのです。
まとめ
今の会社を辞めたいけど、今の会社に縛られて仕事をしなければならないのは皆さん同じです。
しかし、その状況に甘んじていたら何も変えることができません。何かを変えるためには工夫と覚悟が必要で、面接の日程調整にも言えることです。
「面接の調整ができない」ではなく「どうすればできる」かを転職エージェントと相談しながら決めていきましょう。
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