お酒は社会人にとって切っても切れないものだと考える方も多いのではないでしょうか。
会社内の飲み会であったり、顧客先との商談で接待などの飲み会などもあれば、ストレスのかかる毎日を緩和させるためのプライベートなお酒など、あらゆるシーンでお酒を飲むこともおおいでしょう。
実際、会社の同僚や友人と、場合によっては一人で週に1~2回飲みに行くという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、お酒は飲みすぎると健康を害してしまいますし、お酒によって太ってしまったという方も多くいらっしゃるのも事実です。
太ってしまうと、ルーズな人だという印象を植え付けられてしまいますし、営業など客先に行く方にとっては、顧客からマイナスな印象を受けられてしまう可能性もあります。
そこで、スマートでストレスをためないビジネスマンになるために必要な太らないお酒の飲み方についてお話をさせて頂けたらと思います。
お酒で太る人はお酒×食べ物の組み合わせがポイントになる
まずは、お酒で太っていくメカニズムについてお話をさせて頂きます。
お酒はそこそこカロリーが高い
まず、1つの結論としてはお酒についてはそこそこカロリーが高いです。
実際、ビールはジョッキ一杯で200キロカロリーありますので、5杯飲んだら1000キロカロリーというなかなかインパクトの強い数字になります。
他のお酒もウイスキーやワインが150キロカロリー程度、日本酒が200キロカロリーくらいあるとお考え下さい。
さらに、糖類の強い甘いお酒についてはそれ以上あり、それ相応のカロリーがお酒に含まれています。
そのため、単純にお酒を飲みすぎると太ってしまうということになります、
お酒以上に体重に大きく作用するのはおつまみ
しかし、お酒は飲みすぎると確かに太りますが、実は上記で紹介したほど単純に太っていくわけではありません。
なぜなら、アルコール飲料のカロリーはエンプティーカロリーと言われ、お酒を飲んでも体内で熱として消費されてしまうため、カロリーが蓄積しないという傾向にあります。そのため、お酒だけ飲んでいても実は、思った以上に太るわけではないと考えてください。
しかし、お酒のお供に食べるおつまみについてはその限りではありません。むしろ、お酒は食欲を増進させてしまう力を持っています。
加えて、お酒に合うおつまみというのはハイカロリーなものが非常に多いです。
このおつまみ、お酒の肴も太るという観点では非常に重要なポイントであるといえます。
体内のメカニズム
お酒を飲むと、肝臓は志望の分解を行う作用があるのですが、アルコールが入った場合、脂肪の分解よりアルコールの分解がを優先します。
そのため、お酒と食事を一緒に行うことで、脂肪が蓄積しやすくなるという体の構造になっているのです。
また、体内でアルコールを分解しようとする際には、ビタミン類を多く消費します。ビタミンを消費すると、ビタミンを補給したいと体が欲します。
結果、お酒を飲んだ後の締めを食べようとします。このお酒の締めに食べられる食べ物はラーメンやお茶漬けなどハイカロリーなものが多いです。
実際、酒の締めのラーメンが大好きだという方は数多くいらっしゃることでしょう。
つまり、お酒には、お酒そのもの、また、お酒と一緒に食べるもの、体のメカニズムの観点からもお酒は太る要因を抱えているのです。
太らずにお酒を飲む方法
では、お酒を楽しみながら。一方で太らないようにするためにはどのような工夫をすべきなのかという点についてお話をしたいと思います。
まず、大前提として、太りたくないから食事をとらないということは絶対にやめましょう。アルコールを分解するのは上述でもお話しした通り、肝臓です。肝臓が機能するためには栄養が必要です。その栄養を取っていない状況の中でお酒を飲むというのは代謝ができなくなるため、そもそも体に良くないですし、痩せるという観点でも食べないという選択肢を取らないようにしましょう。
では、どんな栄養が必要なのかというと、たんぱく質とビタミンです。これらを取るためには、おつまみとしてはローカロリーでおいしい枝豆や野菜、豆腐や鶏肉です。お鍋というのは実はお酒を飲むうえで最も体にいい食べ物であるといえますので、鍋料理をつつきながらお酒を飲むというのは非常に良いです。
また、焼き鳥も非常に理にかなった食べ物であるということが言えるでしょう。
逆に、揚げ物や炭水化物はほどほどにしましょう。もちろん鶏肉のから揚げとビールの組み合わせもお好きな方も多いですし、これが制限されると楽しみも減るかと思いますので、バランスよく注文してあげるのが良いかもしれません。
また、水分を積極的に取っていきましょう。
ビールや焼酎を飲むときには、間で水を飲む、飲みすぎない程度にお酒を楽しむというのも大事なことです。
後は、基本中の基本ですが、腹八分目で押さえておくということです。
あまり制限をしすぎるとお酒が楽しめないとは思いますが、逆に言えばそこそこでお酒を楽しめる習慣をつけておけば、大丈夫なのです。
太らないようにするために飲む前後にできること
実はお酒を飲む前にも太らないようにする方法があるので以下でご紹介したいと思います。
お酒を飲む前後に水分を取る
お酒を飲むと、体の水分量が減ります。
そのために、体の水分量を補給し、肝臓をはじめとした臓器を十分に機能させるために、飲む前に水分をとるようにしましょう。
ただし、カフェインは体の中の水分を飛ばす機能がありますので、コーヒーや緑茶などカフェインを多く含むものについては控えるようにしましょう。
お酒を飲む前にはビタミン類を代謝をスムーズにする
上述でもお伝えしたように、お酒を飲んだ後、アルコールを分解するために、肝臓を機能させることが重要です。
肝臓を機能させるためには、ビタミン類が必要になります。そのため、野菜類をお酒を飲む日は積極的に取るようにしましょう。
また、飲みながら野菜類を取得するのも大事ですのでその点も認識しておきましょう。
お酒を飲んだ後は、味噌汁がお勧め
飲んだ後の締めの一品はどうしても欲しいという方もいらっしゃるかと思いますが、太らないようにするためにはラーメンやお茶漬けなどの炭水化物は厳禁です。
しかし、味噌汁などの低カロリーなものについてはその限りではありません。そして、味噌汁は締めの一品として最もおすすめです。
なぜなら、消化が早いうえに、みそに含まれるたんぱく質は肝臓の修復にも役立ちます。
大事なのは我慢よりちょっとした工夫!おつまみを変えれば太らない
酒飲みは太りやすい、ビール腹は飲んでいる人の証、そんな風に考えている方も多いかと思いますが、お酒を飲んで、かつ太る人の根本は、食生活であるということが言えます。
飲んだら太るわけではありません。飲み方と食べ方を知らないから太る、これに尽きます。
もちろん飲みすぎは厳禁ですが、我慢してストレスをためているくらいなら、軽くお酒を飲み、おいしいものを食べて英気を養って明日の仕事をした方が良い仕事ができます。
ただ、太りたくないのであれば、食べ方を考えてください。お酒を飲みながら脂コテコテの揚げ物、締めのラーメンを常習的に食べているようだと、一生かかってもやせません。
ほんの少しだけの我慢と工夫がお酒を楽しみながら太らない体を作り上げるのです。
ただ、運動をすることもなまけずにやりましょう。かっこいいビジネスパーソンになるためには太らずしっかりした体を作りながら、ストレスをためない、もしかしたらこれにつきるのかもしれませんね。
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