転職するなら大企業や有名企業がいい?〜その考えの落とし穴〜

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世の中の転職希望者の大半は大企業、有名企業に転職したいと考えている方が多くいらっしゃいます。

確かに大手企業であれば、製品力、またはサービス水準が高いですし、経営基盤も磐石なケースが多いため将来も安心して定年を迎えることができることでしょう。

しかし、その発想には非常に落とし穴が多いことをご存じでしょうか。

では、本編では、大手・優良企業の転職を目指す方にどんな落とし穴があるのかについてお話をいたしたいと思います。

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大企業・優良企業の転職の落とし穴1:そもそも転職が簡単ではない

まず、大前提として大手・優良企業に入ることは難しいです。大手・優良企業は大抵新卒採用をメインで行い、中途採用に関しては欠員や特別な技能がある方が採用ターゲットになります。

また、採用枠の大きい新卒採用ですら簡単には採用されません。

新卒リクルートワークスの調査によると、従業員規模別が5000人以上の大企業の求人倍率は0.37倍にすぎません。

今世の中が売り手市場と言われていますが、それはあくまでも中小企業が採用に困っているだけで大企業、優良企業においては蚊帳の外の話です。

もしも転職したいけど、どうせ転職するなら大企業、優良企業のみしか行かないという方は機会損失となることを認識すべきだと言えます。

大手・優良企業の転職の落とし穴2:中途社員の出世は限定的になりやすい傾向がある

大企業・優良企業に関しては一部の会社を除けば、新卒文化の強い会社のほうが多い傾向にあります。

最近は大分変わってきたところもありますが、大手・優良企業の新卒採用枠は総合職という名前のついた職種で採用されることになるケースが多いですが、中途採用においては採用職種は人事や営業といった職種限定で採用されます。

つまり、どんなに優秀であっても部長、課長クラスまでが限界ということが言えますし、さらにいえば社内での出世競争もあります。

ましてや、大企業、優良企業は新卒から働いてくれているプロパー社員を大事にする傾向が強いですので、
そこまで出世できる方もかなり優秀な人材に限定されます。

上を目指したいという方にとっては大手・優良企業というのはあまりメリットが大きくないということが言えるのです。

大企業・優良企業の転職の落とし穴3:裁量が少ない

大企業・優良企業というのは非常にルールが細かいです。加えて、組織、業務は縦割りになり業務範囲に裁量がなくなる傾向にあります。

なぜなら、大企業・優良企業というのは原則人員が豊富にいますし、業務を安定的に進めたいと考えるため仕事を属人的にすることを嫌います。

ましてや、働き方改革を推進している現状において一人辺りの業務負荷を減らそうと考えるため、一人辺りの業務分量を減らしたいとする動きが今まで以上に加速化していきます。

以上のことを考えれば、仕事の裁量を持ちたい、幅広く業務に携わりたいとお考えの方にはそもそも大企業、優良企業は適していないということが言えます。

大企業・優良企業の転職の落とし穴4:会社の意思決定スピードが遅い

大企業・優良企業において、意思決定をするスピードというのは決して早いとは言えません。

なぜなら、複数の決裁者が存在する、また決裁には関わらないものの、関係者も存在するため、色々な関係各所にお伺いを立てる、ネゴシエーションをするという行程が必要となります。

しかし、中小企業やベンチャーであれば、社長、プラスアルファの上役にOKを取れば即物事が進むケースも少なくないですし、会社上層部との距離感も近いです。

そのことも意思決定スピードを早められる要因となります。

仕事のスピード感という観点からも大企業・優良企業というのはスピードが落ちることになり、その点はデメリットであるということが言えます。

転職のポイントは何?大事なことは何をしたいか

転職を考えるときに大事なことは何を変えたいか、今の仕事に関する課題は何なのかを考え、どのような会社にいけばその目的を達成できるのかということです。

例えば、営業職の方で、今の会社の製品の質が低く、顧客に迷惑をかけているケースが多いからその状況を改善したいと考え、転職活動をしていると仮定します。

すると、製品力の高い大企業・優良企業は当然ターゲットになりますが、それ以外の中堅、中小企業であったとしても製品力と確実に顧客に製品を提供できるための物流網の整った会社はありますので、総合職といった企業もターゲットになり得ます。

また、この場合だと、面接のなかで転職理由をはっきり明示すれば、製品力、また物流面で課題のある会社は早期退職の原因となるためこういった方の採用は見送ることが想定されます。

率直な転職理由を述べることで、自分に合わない会社を採用側が除外してくれるケースも少なくありません。

このように、自らのターゲットを明確にすること、また率直に自らの目指す働き方をはっきり伝えることで、大手・優良企業以外においても自らが働きたいと思える会社を選定し、働くことが可能になると言えます。

転職エージェントの活用は隠れ優良企業を見つける最適な方法

しかし、なかなか自らにとって最適な隠れ優良企業を見つけることは簡単なことではありません。

転職サイトを見るとあらゆる会社が求人を出していますし、ハローワークで人材募集をかけている会社についてはいまいち信憑性にかけるという方もいらっしゃることでしょう。

そうなると、やはり一番信頼できるのは転職エージェントです。では、なぜ、転職エージェントが最も信頼できるのかというと、転職エージェント経由での採用は、企業にとってコストがかかり、また、エージェント担当は業界や会社のことをよく知っているからです。

では、転職エージェント経由で人材を採用した場合、企業はどれだけのコストがかかるのかというと、会社にもよりますが、理論年収の30%程度、すなわち500万円の年収を提示した方の採用が決まれば150万円、600万円であれば180万円ということになります。

転職サイトであれば、プランにもよりますが、50〜60万円あれば求人の掲載は可能になりますし、1掲載で複数名の採用も可能になります。

また、ハローワークに至っては、採用コストが1円もかかりません。

コストがかかるということは、ちゃんとそのコストを拠出できるだけの企業であるというフィルターとなりますし、安易な採用を行わないということも言えます。

また、転職エージェントはその会社や業界のことについて知見の深い担当であれば、会社の特徴などについて説明することもできます。

ただし、知識のないエージェントもいますので、大企業・優良企業を目指す業界経験者の方であれば、業界特化型の転職エージェントを利用することが肝要と言えます。

会社の規模よりどう働きたいかが大事!大企業・優良企業も中小企業も良い会社はたくさんある

大企業・優良企業であれば、安定性、財政基盤などが揃っていて魅力的に映ります。

でもマイナスになることも多いです。

新卒の方で実力が、足りない方はまずは大企業・優良企業で教育、経験を積みながら自らの道を定めていくというのが無難で最善と言えますが、社会人経験者はあらゆる経験を積み自分に合う合わない働き方のイメージがあるはずです。

そのイメージが大企業・優良企業で緊急性のない転職をされているのならば、そこを目指していきましょう。

ただ、そうでないのならば、中堅、中小企業も視野にいれながら転職活用を進めていくのが最善と言えるのです。

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