サラリーマンが副業を始めようと考え、検索サイトで「どんな方法があるのかな？」と検索していると必ずお目にかかるのがクラウドソーシングです。最近は多くの会社が参入しており、いろいろなサイトを見つけることができます。
そもそもクラウドソーシングとはいったいどのような仕事なの？メリットやデメリットにはどのようなものがあるのか？始める前に知っておかなければいけないと思いませんか？
今回の記事では、クラウドソーシングとは何か、メリットやデメリットも合わせて解説、その中でおすすめな会社を紹介していきます。
副業で人気のクラウドソーシングとは？
最近はサラリーマンの副業だけでなく、主婦が家事の合間に行っている人もいるようです。小遣い稼ぎ程度の人から、ガッツリ稼ぐ人まで、やり方は人によってまちまち、自分で仕事量を決められるのがポイントと言えるのではないでしょうか。まずはクラウドソーシングの仕組みにつてい理解するようにしましょう。
クラウドソーシングの仕組み
クラウドソーシングとは、インターネットを介して仕事をしてもらいたい人と、仕事をし稼ぎたい人をつなげるサービスのことです。インターネットを利用することから、どんなに離れた人の依頼でも受けることができます。数多くの仕事から自分が行えそうな仕事を見つけこなしていき、最終的に依頼人が納得したものを提出できれば完了です。最初にしっかりと打ち合わせをしておけば、問題なく収入を得ることができます。
また逆に自分のスキルを宣伝する方法もあります。例えばイラストが得意な人は、いくらでこのようなイラストを描きますと宣伝、そのスキルを必要と思っている人と条件がマッチングすれば契約成立となるわけです。
ただインターネット上でのやり取りなので、しっかりと報酬が貰えるの？や相手が信頼できるか分からないと、普通ならば不安になるところです。そこで必要になるのがクラウドソーシングサイトになります。登録料は無料のところがほとんど、仕事をこなせば手数料の数パーセントを支払うことで、利用することができるのです。
次の順序で報酬が発生するのが、一般的なクラウドソーシングサイトになります。
- 仕事を依頼するクライアントが、仕事をクラウドソーシングサイトで募集する
- 仕事を探しているワーカーが自分でできる仕事を見つけ提案を行う
- クライアントが提示した仕事に複数のワーカーが提案を行ったら、クライアントは仕事を依頼したい人を選択
- 選ばれたワーカーは、クラウドソーシングサイトを介し条件を確認、契約する(契約と言っても内容を確認するワンクリックで済むような簡単なもの）
- 契約が完了したらクライアントはクラウドソーシングサイトへ仮入金を行う（ここでお金をクラウドソーシングサイトが預かってくれるので、心配がなくなります）
- 仮入金を確認したら、依頼された仕事を開始する
- クライアントが納得のいくものを提出できれば納品
- クライアントがクラウドソーシングサイトへ、検品完了の手続きを行う
- クラウドソーシングサイトからワーカーへ、手数料を引かれて入金される
このような順序で仕事をこなしていきます。
クラウドソーシングサイトが間に入ることから、安心して仕事を行うことができるという訳です。
自分のスキルを上げればクライアントから選ばれるようにもなるし、単価の高い仕事を行えるようにもなります。まずが長く続け自分の得意とする依頼を増やし探すことがポイントです。簡単にできる仕事は安く、スキルが高いものなどは高い利益を得ることができます。
クラウドソーシングのメリット
それではクラウドソーシングには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
- やりたい仕事を自分で選ぶことができる
- 好きな時間に働くことができる（決められた納品時期を守る必要はあります）
- 特に営業を行わなくてもいい
- インターネット環境があれば自宅でできるので、交通費がかからない（中には外で行う依頼もある）
やはり最大のメリットは自宅でできる点です。本業で疲れた体にムチ打って外に働きに出るのは大変です。クラウドソーシングならば家の中で副業ができます。主婦にとってみれば、小さいお子さんが寝ているうちにやれる仕事を探すこともできるのです。この点からも自宅でできるのが最大のメリットと言えるでしょう。
また自分のスキルに合わせて仕事をできるのも魅力です。これによりストレスを少なくすることもできます。過度な仕事を要求されるのはストレスを高める原因、それを自分で調節できるのはメリットと言えるはずです。
クラウドソーシングのデメリット
何をやるにもデメリットはつきものです。行う前にしっかりとデメリットも確認しておきましょう。
- 相場は安くなりがち
- クライアントのことがわからない
- インターネットを利用しないと行えない
やはり手軽に家で始めることができる点から、相場は安い印象があります。もちろんスキルを上げれば単価もあがりますので、成長をしてよい報酬を目指すこともできます。ただそれでも一般的に外の仕事と比べれば安いと言えるでしょう。
また、これはお互い様ですがクライアントのことが分からない点も気になる人がいるようです。もちろん自己紹介ページや、今までの口コミなども見ることができますが、実際に連絡をとって見なければ分かりません。相手の事が分からない、これはインターネットを介すだけの仕事なので仕方はありませんが、デメリットとなることもあるようです。
人気のクラウドソーシングサイトの種類
現在多くのクラウドソーシングサイトがありますが、人気のある代表的なサイトを紹介していきます。副業を始める際の参考にしてください。
クラウドワークス
クラウドソーシングを始めるのならば複数のサイトに登録しておくことをおすすめしますが、必ずここは抑えておきたいサイトです。案件も豊富にあることから、自分にあった仕事を見つけやすく、比較的はじめやすいサイトと言えるでしょう。
国内最大級のクラウドソーシングサイトといえば、クラウドワークスと言う人も多くいます。初めての人は、まずここに登録してクラウドワークスに馴れていくようにしましょう。
ランサーズ
国内で最初にできたクラウドソーシングサイト、それがランサーズです。そのため仕事量も多く、始めやすいサイトといえるでしょう。やはり信頼できるのは老舗、長く続けられるのは信頼の実績があるからこそ、その点を考えるのならば、ランサーズは外せません。
先ほどのクラウドワークスとランサーズ、この2つのサイトは登録しておくことをおすすめします。仕事が完了しなければ手数料が発生することもありませんので、安心してください。
Shinobi
自分には特に人に誇れる特技がありませんと言う人はいませんか、クラウドソーシングは、特技があれば単価も高くなりますが、中にはイラストなどのスキルは全くないという人も多く居るはずです。そのような場合は、ライティングの仕事を行う事で、仕事に慣れていくことができます。
クライアントが求めるブログ記事を作成することで、報酬を得ることができるのです。サイトで色々と調べながら自分の言葉に変えて作成すればOK、そのライティングの仕事が集まったクラウドソーシングサイトがShinobiです。
自分の得意分野の記事を求めている人を見つけ、仕事を行っていくようしましょう。なんの特技が無くてもライティングでスキルアップをはかればOK、根気よく続ければきっと長続きするはずです。
副業で稼いだお金は納税を忘れずに
クラウドソーシングを行えば必ず収入を得ることができます。ただ得た収入は税務署に報告をしなければ脱税になるので注意してください。この点を忘れないようにしましょう。
最近は確定申告もインターネットを利用してできるようになりました。一度行えば簡単にできるはずです。もしかするとライティングの依頼で確定申告の仕方を募集なんてこともあるかもしれません。やったことがあれば記事にするのも簡単です。どんな些細な経験も収入につなげる可能性がある、それがクラウドソーシングといえます。
コメント