高収入にも関わらず貯金額がゼロ円、そんな高収入貧乏という人達がいるという事を知っていましたか?確かに超有名な元ミュージシャンで元音楽プロデューサーも、あれだけの稼ぎがありながら「まさか」のニュースが昔報道されました。
他にも元プロ野球選手が何億円も稼いでいたのに、今は貯金なしで借金までする人もいるようです。あれだけ稼いでいたのに、どうしてこのような結果になってしまったのでしょうか。
そこにはお金を得る能力以上に、使うコツに間違いがあったようです。今回は、お金持ちと貧乏になる人の違いを解説、考え方を変えてみてはいかがでしょうか。
貧乏人と金持ちの違い
最初にお金持ちと貧乏人の違いについて確認していきましょう。違いがあるからこそお金が集まるのです。
時間の使いかた
貧乏人と金持ちの違いに時間の使い方が異なるという点があげられます。まずはどのような違いがあるかを見ていきましょう。
「金持ち」
・早起き
・朝食も含めしっかりと食事をとる
・1日7時間以上睡眠の時間にあてている
・しっかりと休む
「貧乏」
・朝寝坊
・朝食をぬき時間帯によって暴飲暴食
・1日6時間以下の睡眠時間
・休まない
お金持ちは朝早く起き、誰もに邪魔されない静かな時間でリフレッシュしながら大切な物事を済ませておきます。慌てて失敗するような行動をしません。さらに食事をしっかりとることにより、健康面にも気を使います。貧乏な人は、体調面を崩し病院にかかり、そこでまた病院代を支払う事になるのです。
また、寝ないで無駄な時間の使い方を貧乏な人は行います。夜中に一度見たテレビを何度も見直す、YouTubeにはまる、一度クリアしたロールプレイングゲームにはまっているなど、無駄な時間を過ごし寝る時間を削っています。これは時間の無駄遣いと言えるのではないでしょうか。
息抜きでゲームをやることを否定しているのではありません。一度クリアしたゲームを再度やっているのは、睡眠時間を削るほど大事なことなのでしょうか。その点の判断を誤らないようにしましょう。
更にしっかりと休めないことから、忙しく体が疲れてるのを理由に、出来合いのものばかりを購入してしまいがち、そのため無駄な浪費をしてしまうのです。お金持ちと貧乏には時間の使い方がこれだけ異なっていると言えるでしょう。
お金の使い方
お金持ちと貧乏人はお金の使い方が違います。お金持ちは投資を行い、貧乏は浪費を行うのです。投資というと株や為替と思われるかもしれませんが、それだけが投資ではありません。
自分への投資、これをできる人はお金持ちになれる使い方をしていると言えます。「今日はボーナスが入ったから自分へのご褒美」と考える人は、貧乏人の思考となっているようです。そうではなく、今回の収入でもっと良いスーツを購入しよう、自己啓発で英語を学ぼうと自分へ投資する人は、稼ぐお金も変わってきます。
そこから出会いを求め、多くの頼りになる仲間を増やしていき、新たなビジネスを構築していくのです。
仕事の取り組み方
お金持ちはプロとして仕事をし、貧乏人はアマチュアな仕事をします。自分の仕事に誇りを持ち、プロとしてクオリティの高いサービス提供に徹しているのです。ただ単にお金のために何となく仕事をこなしている人とは、もともとの考え方が異なっていると言えるでしょう。必要最低限のことを無難にこなしていれば良い、これが貧乏人の仕事の取り組み方となります。
この考え方の違いから、世間の広がり方が変わり、出会いが変わってくるのです。出会いが増えれば成長の速度が変わります。お金持ちの思考は、そのチャンスをつかめているともいえるでしょう。その結果、自分のビジネスを持つことができるようになる訳です。
お金は増やすものという考え方
お金持ちはお金を増やすと考え、貧乏人は貯めるにとどまります。もちろん貯めることが間違っている訳ではありません。お金持ちもお金を貯めます。ただその後の考え方、貯めた後にどのように増やすか、先のことまで自分でしっかりと考えることができます。
お金を増やす方法を自分で考えることができる、これがお金持ちの特徴です。この点を周囲に任せ、お金をだまし取られてしまう人もいます。増やすという行動をしっかりと自分で確かめて行動できる人がお金持ちになれるのです。
お金持ちになるためのコツ
お金持ちになるためには、やり繰りが上手になることが大切です。ここからはお金持ちになる人の行動を解説していきます。
誘惑に負けない
時間割引の誘惑に負けない人、つまり将来の大きな報酬を受けとるために、目先の小さな報酬を我慢できる人はお金持ちになりやすい特徴を持っています。将来のために今我慢できる人、自制心を持っている人が、お金持ちになれるのです。
今我慢すれば、将来大きくなって返ってくる、この状況で目先の利益にとらわれない考え方ができるかどうかが必要となります。昔の話になりますが、満期付きの保険に加入したのに、3~4カ月に1回は貸付にくる友人がいました。理由を聞くと「欲しいゲームがあって」という内容、そのために利息を払う事になっていたのです。「だって明日自分が亡くなるかもしれない、だから後悔しないように今欲しいものを買う」という話をしていた彼は、今も貧乏人のままとなっています。
福利で得られるものを理解する
将来大きな報酬を受け取るために「時間割引」の誘惑に負けず、我慢できる人は複利を最大限に利用できる人と考えることができます。複利運用でお金を増やすことができる人は、短期間での運用を考えません。
ただ人は目先の利益をとる人が多くいます。今すぐ受け取れる1万円と1年後に受け取れる1万円どちらがうれしいかと聞けば、すぐに受け取れる1万円を選ぶひとがほとんどのはずです。貰える時期が先になると、同じものでもその人の中で価値が下がってしまいます。しかし、これが1年後ならば2万円にすると言われればどうでしょうか。悩む人も出てくるはずです。
即決で今すぐ貰える1万円と答える人、1年後の1万円の価値は自分にとってどうなんだろうと悩む人、即決で1年後の2万円と答える人、考え方がまちまちとなります。それでもすぐに貰える1万円を選ぶ人がほとんどになるはずです。
ただ本当に賢い人は、なぜ1年後に2万円になるかを考え、もっと待てば更にお金が増えないかを考えます。最大限に福利を活かそうとするのです。
長期的に考える
短期間で物事を考える人は、お金を増やすのが下手です。株やFXなどでも頻繁に取引を行う人は成績が悪いという結果も出ています。ではなぜ短期的に投資を行う人は業績がわるくなるのでしょうか。
・短期取引によりストレスを抱えやすい
・成績が安定しづらい
・取引回数に応じて手数料を多く支払っている
お金を増やすには投資を利用することもありますが、短期間でなんとかしようと考える人は、利益を増やすどころか負債を抱えることもあると言えます。短期取引は冷静さを失いやすくすぐに熱くなりやすい、これでは勝てるものも勝てません。
まとめ
お金持ちになるコツを確認し、自分のできることから始めてみましょう。お金は寂しがりやです。沢山いるところにどうしても集まってしまい、ない人のところには来ません。
お金が集まる人になるためには、今までの考え方を変える必要があります。目先の利益にとらわれている考え方は、いつまでたってもお金が集まる人になれないのです。
大事なのはお金持ちの真似をすること、数少ないお金持ちになった人の真似をする事で大分考え方が変わってきます。つまり今回の記事で書かれている行動をするという事です。まずは第一歩を歩みだしてみてはいかがでしょうか。
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