会社を辞めたいけど言えない、そこには色々な理由があるはずです。
だけど今辞めなければ1度きりの人生きっと後悔する、そこまで考えていても「辞めます」という一言が言えず悩んでいる人は居ませんか。
今回の記事では、今の会社を辞めたいけど言えない、そんなときの対処方法について説明していきます。
言えない理由を考える
まずは、なぜ「辞めます」と言えないのか、その理由を見つけ対処方法を考えていきましょう。
人手不足で同僚に迷惑がかかる
今辞めると、人で不足で一緒に働いてきた仲間に迷惑がかかってしまうと、考えているようなことはありませんか。もしそう考えているのならばいつになったら辞められるのかを想像してみましょう。
誰かが入社したら？人手不足が解消されるようなシステムが導入されたら？会社が暇になったら？そのような状況になれば本当に辞めるということができますか。きっと人手不足の状況が解消されても新たな理由を考えてしまうことでしょう。周りの人に悪く思われることは、多くの人が嫌います。当たり前です。悪く言われるくらいならば、良く言われたいと考えるのは普通のことです。
ただそれを恐れてしまい、言えないということはありませんか？今一緒に働いている仲間に悪く言われるのが嫌だから、つまり特に人手不足は関係ないのです。原因は周りの人に悪口を言われてしまうかもしれないという点なのです。どんなに忙しくても周りの仲間が嫌な人たちならば、長く続けることなく辞めているはずです。
そのようなときは辞めたいと考えた理由を思い出してみましょう。きっと自分の将来のために辞めたいと考えたはず、その思いは周囲に悪く思われるという事だけで失くしてしまってよいものなのでしょうか。
それでも迷うようならば、そこまで辞めたいという気持ちが大きくなかったということです。もう一度今の職場で頑張ることをおススメします。
ただ一度辞めたいと考えたということは、高い確率で残ったことを後悔する可能性が高くなります。それでも自分の判断として受け入れるしかありません。
ここでの考えは、今勤めている会社の仲間に悪く思われるかもしれない事ぐらいで、転職という大事な判断を変更しても良いのかということです。
将来の自分と今一緒に働いているメンバーを天秤にかけてしっかりと判断するようにしましょう。本当は辞めたくないと考えている自分が見つかるかもしれません。それはそれで良い結果だと考えられます。
上司が怖い
上司が怖くて言えない、これはブラック企業によくある内容かもしれません。きっと辞めたいと話せば怖い顔で怒鳴られる、そんなことを想像してしまうでしょう。
ただどんなに上司が怖くても辞めるという意思はしっかりと立場のある人に伝えなければいけません。ほんの一握りの勇気があれば話せます。「〇〇までで辞めます」この言葉を一言いえれば良いのです。
そのあと「お前みたいなやつどこ行っても通用しない」「今まで育ててきた恩を忘れた恩知らず」など罵ってくる可能性もありますが、これを冷静に聞いていればいいだけです。言われた言葉に感情を持ってはいけません。それらの言葉はあなたのために言われている言葉ではなく、会社の利益のために言われている言葉と捉え、意識しなければ問題ありません。
また辞めると伝えた後の周りの対応を考えると恐怖と思われる人も居るかもしれませんが、辞めると話した後は少しの辛抱です。そんな態度を変える社員のいる職場を脱出し、輝かしい未来に行ける自分を想像して僅かな時間を辛抱しましょう。
家族に言えない
家族に辞めることを言えないで悩んでいる人は、説得するだけの説明をしっかりと集めておきましょう。逆に説得できる理由がない場合は、辞めるという考えいも一時の気の迷いだったのかもしれません。
辞めたい理由はなんでしょうか？社内のいじめなどによる場合は、家族に説明するのは辛いかもしれません。もしかすると納得してくれないかもしれません。しかしそれをほっといて病気になるリスクを説明してはどうでしょうか。
家族に説明するのは恥ずかしいからできない、このような考えでは次の転職先に行かれても同じような内容で辞めたくなる可能性が高くなります。強がりは時として邪魔な感情ともいえるのです。
家族ができたのならば、みんなで乗り越えるような人生を送らなければいけません。信頼している家族に心配をかけたくないからと考えているのならば、それも間違いです。万が一のことがあったときに悲しむのも家族なのです。その点をしっかり理解しておきましょう。
辞めた後の不安
辞めた後、生活が変わることに不安があると考えている場合は、何が不安なのかを考えましょう。収入が0になるという不安からそう考えているのならば、転職活動をしてから辞めることをおススメします。
またできるだけ、辞める前に貯金を貯めておく、これは辞める人として当たり前の行動です。
ただそうではなく、新たに一から出直すことに不安や、また人間関係を構築するのが大変と考えているのならば、辞めることを見直した方がよいかもしれません。
そもそもそれほど今の職場を嫌だと感じていないのではないでしょうか。何となく辞めたいと思ったという軽い気持ちはありませんか。本当に辞めたいと思っている人は、このような考えにはなりません。
今の職場が嫌だから辞めたいと感じ、だからこそ今以上の職場で仕事をするんだという強い気持ちがあれば、同じような失敗を繰り返さない努力をするはずです。
新しいことに不安はつきものです。多少の不安は人を慎重な行動にさせるので必要な感情です。ただその不安の内容をもう一度確認し、今後の行動を決めることも重要ということを忘れてはいけません。
辞めることを伝える方法
言えない理由を考え、さらに強く辞めたいという意思を持ったら次は行動です。
もう躊躇してはいけません。
退職理由を考える
まずは断られない退職理由を考えておきましょう。正直に話しても大丈夫な内容ならば考える必要もありませんが、人間関係や昇進関係で辞めたいという理由では説得が始まる可能性もあります。よって説得できないような理由を話すことがお勧めです。
・家庭の事情（家業を継ぐ）
・体調が悪くなった
・元々やりたい夢が現実になりそう
引き留められたとしても、しっかりと説明できる理由を考えてきましょう。できれば説得なして穏便に辞められるのが一番楽です。
体調面は休職などを進められるかもしれませんが、「このままだとうつになるかもしれない」などその先の説明を考えておきましょう。
上司の忙しい時間を避ける
上司が忙しくしているときに話しかけて辞めたいという話をするのは、絶対にしてはいけません。まず相手にされず後にしてくれと言われ、対策を考える時間を与えてしまう可能性もでてきます。
またできれば繁忙期の最中に辞めたいと話すのも避けるようにしましょう。「こんな忙しいときに」と相手にされないことも考えられます。
できれば「辞める」という言葉は一度で終わらせたいものです。そのため上司の忙しくないタイミングを考えて伝えるということが大事となります。
忙しいときに話しかけられたら機嫌が悪くなるときはありませんか？それと同じです。できるだけ機嫌のよいときに話すということを心がけましょう。
言い訳を考えない
「今日も上司が忙しそうだから明日にしよう」「今日は占いが悪かったから今度にしよう」など、言い訳を考えるのはやめましょう。
言えない言い訳を考えだしたらキリがありません。辞めると決めたのならば、自分に言い訳をせず、しっかりと相手に伝える行動をしましょう。
一度言い訳をしだすと、次の繁忙期が訪れ一生言えないままになる恐れもあります。今の会社に未練がないと自分でハッキリ言えるのならば、言い訳を考えてはいけません。
辞めた後の自分を想像してみよう
いかがでしたか？会社を辞めたいけど言えない、そんな人への対処方法について説明しました。
今勤めている会社が本当に辛く辞めたいのならば行動するしかありません。もし躊躇するようならば、辞めた後の自分を想像してワクワクしてみてはいかがでしょうか。
辞めたいと思ったのには理由があるはずです。自分の気持ちに自問自答し、やっぱり辞めたいと考えたのならば行動あるのみです。
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