自分のことを振り返ってみると、友達がいない、行動する時には常に一人、友達はインスタグラムでパーティーをしている画像、動画をよく更新していてうらやましい、そんな気分になってしまうことはありませんか?
世の中では孤独は寂しいこと、一人でいる時間は空しいなんてことが言われますし、確かに人と群れていると会社でもプライベートでも何かしらの安心があることは事実です。
しかし、社会的に成功できる人は、群れない人、孤独な人であるということが言えます。
では、なぜ、群れない人、孤独な人が成功する人なのか、本編では説明をしていきたいと思います。
時間は増やせない
まず、大前提として、世の中にあるもののなかで、唯一増やせないものがあります。
それは時間です。
人は生まれた瞬間から死へのカウントダウンが始まっています。人間が生きるということは、最初の15〜20年くらいで、生きる方法を学び、そこから死に向かっていくまで、時間を何かの価値に変えていく時間だと言っても良いかもしれません。
それは、お金なのか経験なのか、その価値は自分で決めていけば良いことなのですが、一人でいることというのは、自分の行動に対する決定権が増えるということになります。
一人で居られることは、自分のために時間を費やすことができます。
例えば、実力をつけたいのであれば、ビジネス書を読み込む、英語力をあげたいのであれば、英語の勉強をする、強靭な体を作り上げたいのならばジムに行く、ランニングをするなどの時間にすることができます。
もちろん、人に会って得られるものも否定しません。新しい情報や、自分にない考え方を得られる、複数人だからこそ、過ごせる楽しい時間があるのも事実と言えます。
しかし、全体割合からすれば、主体的に行動できる、もっといえば、一人の時間を意識的に作れる方がより生産的な時間にすることができます。
つまり、自分のために一人の時間を作ることは、成功するため、もっといえば、多くのお金をもらうために必要な努力をすることができます。
時間を有効に使えれば、それ相応の対価をもらうことができるのです。
逆に言えば、飲み会に呼ばれた、友達の集まりに誘われたなど、付き合いの時間にばかり時間を割いてしまって流されるがままにしていたら、自分を修練するための時間というのが当然少なくなり、時間を有効に使えなくなります。
時間を有効に使い、人と会うこと、一人になることを意識的にコントロールするためには、意識的に一人になれることが必要なのです。
一人の時間を作るために
とはいいつつ、色々な誘いがあるし、誘いを断ったら人間関係が悪くなりそうだし、何より一人でいても特にやりたいことはないなど、一人の時間を作り出すのが難しいと考える方はいらっしゃるのではないでしょうか。
では、どうすればよいのかですが、以下のことを実施することをおすすめいたします。
飲みの誘いは原則断る
まずは、飲み会の誘い、特に行きたくない、毎回同じ面子の集まる飲み会はなるべく断りましょう。
最初は大変かもしれませんが、そのうち誘う側も誘うのも面倒になり、誘わなくなります。
会社の飲みについては、そもそも非業務行為なので、何も学びのない、何もも生産性をまた楽しめない飲み会に時間とコストを使うのは不健全です。
それならばその時間やコストを他の時間に宛てたほうが自分のためになります。
また、自分が力を入れていることを公表すれば、無理に誘われる可能性も減るでしょう。
自分の時間は自分で確保するという意識をちゃんと持ちましょう。
成果を形に残す
楽しくないこと、気持ちよくないことは長続きしません。これは、脳が無意識的に自己防御するような機能になっているからです。
これに対して、自分の努力、積み上げてきた成果を形にしていくというのが大事です。
例えば、日々ジョギングをして体を鍛えている方であれば、毎日の走った距離、時間、走った後の体重を計測し、記録していくことで、自分のタイムが伸びた、体重が減っているという喜びを感じられることができます。
結果、ランニングの時間を確保しようなど自分のための時間を作る方向に意識が向きます。
このように、継続をする、自分の目指すもののために時間を使うことを楽しめる、また習慣化するような工夫をしていくこともだいじなのです。
分不相応な買い物をする
とあるお笑い芸人は、高級外車を購入し、一等地のタワーマンションを購入して常に背水の陣を敷きながら自分を鼓舞させたという話があります。
このように、敢えて分不相応な買い物をして自らがそれにふさわしい立場になれるように鼓舞して行くというやり方もあります。
そうすることで、無駄な時間を使わずに仕事のことを第一に考え、行動する環境作りをしていくということができます。
ただし、一歩間違えれば収支が合わず苦しい生活に追い込まれることにもなりかねませんので、目標をたて、それが実現可能な目標なのかを吟味していく必要がありますので、もしこれを実行するのであれば、慎重にことを進める必要があることを付け加えておきたいと思います。
常に孤独である必要はない
ここまでの内容を見て、常に孤独であり続けなければならないというわけではありません。
豊かな人生を送るためには、友人や恋人と談笑したり、旅行にいったり、さらには結婚して子供を作ったりという人生を否定してはならないですし、むしろ肯定すべきといえます。
とはいえ、自分の土台を構築していくためには自分の時間を作るべきですし、さらにいえば、惰性での付き合い、無駄な時間というのは作るべきではないと言えます。
上述のように、生まれたときから確実に死に向かっているわけですので、与えられた生を全うするには、与えられた時間を使い完全燃焼したほうが豊かで良い人生を歩めることと言って良いでしょう。
また、年齢が上がれば上がるほどしがらみが増えていきます。そう考えたら、20代、30代のうちにできることを精一杯やっていくことが最も適していると言えるのです。
一人の時間は自分と向き合うための時間!暇をもてあましているのはもったいないこと
社会人になると、一定のお金を貰えるようになり、それにともない色々な誘惑も出てきますし、飲み会をはじめとする誘いも増えることでしょう。
しかし、時間は限られています。私たちは生きていく上で、時間をどのように活用して、なにかを成し遂げていくことが求められますし、それが成し遂げられなければ、相応のお金を得ることもできないですし、豊かな生活も送れないと言っても過言ではないと言えます。
もしも、経済面でも、精神面でも豊かな生活を送ろうと思うならば、人に流されず一人の時間を作り、そこで自分を見つめ直し、努力をする時間が必要と言えます。
ただし、永遠に一人の時間を作らなければならないというわけではなく、20代、30代という若いうちにこの時間を作り、きちんと自分の地盤ができたら遊んだり、家族の時間を作るなどして総合的に豊かな時間を作り上げていけば良いのです。
今、周りに流されて無駄な飲み会に頻繁に参加したり、一人きりの休日をただただもて余している方は、非常にもったいないです。
もし、無駄な時間を使っているという認識がある方は、これから自分が豊かな生活を送るにあたりどうなりたいか、また、どうすればその豊かな生活が実現できるのか考え、やれることを実行してみてはいかがでしょうか。
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