今、出会いの方法として、街コン、婚活パーティーなどいろんな方法がフォーカスされていますが、その中で非常に市民権を得てきているのがマッチングアプリという手法です。一時は、出会い系などと称されて、売春の1種のような白い目で見られていましたが、今有効の出会いの方法として注目されています。
では、マッチングアプリの出会いは、良い出会いにつながるのか、どこかのテレビ番組ではありませんが真実の愛は見つかるのかということについて本編ではご紹介をさせて頂きます。
マッチングアプリを経て結婚にまでいきついた事例が増えている
結論から言えば、マッチングアプリでの出会いというのは非常に良い出会いにつながっているケースが多いです。
実際、日経WOMANの調査においては、マッチングアプリの市場は、530億円規模であり、大学生も社会人も出会いアプリを通じてよい出会いを見つけた、運命の結婚相手を見つけたなどという声が多数あります。
また、恋愛、結婚両方において非常に有効に機能しているという現状もあります。
普通に生活しているだけでも出会いはあるかもしれませんが、なかなか出会いのない方も多くいらっしゃいますし、自分が出会えなかった層の相手に会えるなどインターネット社会を活用して、出会いの幅が広がるという点においても非常に有効であるといえます。
また、コストもそんなにかかるわけではありません。実際、男性が3000~4000円程度で、女性は無料というのが一般的です。
非常に効率的に出会いのチャンスを探せるのが最大のチャンスであるということが言えるのです。
なぜマッチングアプリが人気になったのか
では、日本でなぜこのようにマッチングアプリが人気なのかということですが、結論から言えばアメリカでの成功事例があったからです。
日本では、pairsやwithといったマッチングアプリが人気ですが、アメリカではTinderというマッチングアプリが人気となり、今のマッチングアプリの原型を作りました。(tinderは日本でも流通しています)
元々Tinderは一晩限りの恋愛、言葉を濁さずにいえば体の関係のみを求めるものでしたが、tinderのユーザーたちは、長期的な交際を志向するというマーケティングとは逆の結果を導き市民権を得てきたという実績があります。
また、日本人においても、長期的な交際を志向するという傾向はアメリカより強いといえますので、身元さえしっかり押さえていれば大丈夫ということで日本市場にも定着してきたということであると言えるでしょう。
結局、人は大事な出会いについては、オンラインであろうが、そうじゃなかろうがあまり関係がない、大事なのは出会った後であるということがアメリカのTinderを通じて市場に認識されたので、日本にもオンラインの出会いが確実に浸透してきた、そうお考えいただけたら良いでしょう。
マッチグングアプリはどのように使うのか
では、マッチングアプリはどのように使うかですが、非常に作りはシンプルです。
異性の顔写真が年齢等のプロフィールとともに並んでいます。その中でこの人と話してみたいと思う方をみつけたら「いいね」機能を押すだけです。
相手からOKをもらえたらメッセージのやり取りができるようになっています。
また、相手からいいねされた場合、自分も話してみたいと思えたら「いいね」や「ありがとう」といったボタンを押すだけで会話がスタートできます。
会話を継続する中で、一緒に食事をするなどのタイミングを計り、そこからは普通の恋愛と同じように付き合う、付き合わないを何度か食事やデートを重ねる中で探っていくという極めてシンプルな構造です。
また、会話を継続するためには男性は有料会員登録をする必要がありますが、コストは1か月3000円~4000円程度なので、そこまで高額でもありませんので安心して利用できるシステムであるといえます。(女性は身元証明のみがひつようとなります)
どうやって相手を選んでいるのか
では、どうやって出会いアプリを利用している方は相手を選んでいるのかですが、人によって異なりますが、おおよそ以下のようなポイントとなります。
- 写真
- 年齢
- 学歴
- 年収
- 趣味
- 離婚歴・子供の有無
では、それぞれ補足説明を加えていきたいと思います。
写真
これは、男女共通していることですが、男性も女性も自分の好みの顔をしているところにいいねをする傾向にあります。
マッチングアプリにおいて、この顔写真というのはもっともインパクトを与える要素になります。それを分かっているユーザーは大抵「盛った顔写真」を掲載する傾向にあり、実際会ったら大したことなかったという感想をもつユーザーの方も多くいます。
100%信用できないものではありますが、最もインパクトを残し、「いいね」を押す要因になるのが顔写真と言えます。
年齢
年齢も大事な要素です。
若い異性を好きな方は、若い方にアタックしますし、同年代を希望する方は同年代の異性に「いいね」を押す傾向にあります。
顔と年齢をセットで見て「いいね」を押す判断材料にしているということが言えます。
学歴・年収
これは婚活寄りの女性が判断する材料であるといえます。
結婚するのに高学歴、高収入の方がいいという昔からの価値観を大事にしている女性は一定数います。
逆に言えば、高学歴、高年収の男性というのは比較的このサービスで優位に立てる、効果的な投資ができる可能性が高いとも言えます。
趣味
これは男女に共通することですが、仮にルックスが双方でマッチしたとしても、会話が続かないといい出会いにはつながりません。
そのため、趣味が合致するか否かというのは、結構マッチングが成功した後のコミュニケーションにおいて重要になってきます。
少し慣れている方は、男女問わず、趣味が合うか、合わないかというところを結構見ていると言えます。
また、女性に多いのは、男性がタバコを吸う人は嫌だという方です。
最近はたばこは嫌われる対象になっているということも言えます。
離婚歴・子供の有無
男性にとっては、お子さんがいらっしゃる女性というのは、デートをする上でも制約がでること、またいきなりお子さんを背負ってしまうことへのプレッシャーから少し遠慮してしまうケースもあります。
また、女性にとってもお子さんと別居している男性でもあまり好まれない傾向にあります。
だからと言って、離婚歴がイコール足かせになるとも限らないですし、人によっては人気が集中しないので逆に言えばチャンスでもあるといえます。
少し話から脱線しますが、男女共通で、特に男性は、人気の集中している方にばかりいいねをしてもあまり成功に導けません。
なんらかの理由でいいねが集中していない方にうまくアプローチしていくのがマッチングアプリでうまくいく要因であるとも言えます。
マッチングアプリは出会いの手段として非常に使えるツール
マッチングアプリは今出会いをする中で、もっともお手軽で出会いを導ける方法であることは間違いありませんし、今のマッチングアプリは昔の出会い系と違い、身元確認を行うため、以前のようにサクラだらけだとか、売春の温床になるようなものではありませんし、非常に安心して使えます。
しかし、だからといって、誰もがうまく良い出会いができるわけでもなく、きっかけになるだけです。
そのため、結果男性は4000円をどぶに捨てる可能性だってあります。しかし、間違いなく出会ってカップルになっている人はたくさんいます。
出会いをうまくいかせるためのきっかけ作りにして、あとはしっかり選ばれるようにコミュニケーション力など人間力をつけていくことが大切である言うことを肝に銘じていただきたいと思います。
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