二人で決めた結婚、プロポーズの後に待っているのがお互いの両親への挨拶です。ただ、この結婚挨拶を失敗すると、とんでもない目に遭う可能性を秘めていることをしっていますか?女性の場合は、男性の家に嫁ぐケースがほとんどです。仲良くするためにも第一印象である、結婚挨拶は重要なことと、とらえておく必要があります。
まずは、どんな失敗例があるかを知っておきましょう。今回の記事では、結婚挨拶における失敗例と、それに陥らないための方法を解説していきます。
結婚挨拶でよく起きる失敗
結婚挨拶で緊張をされるのは当然です。ただ取り返しのつかない失敗は避けたいものです。そもそも結婚も一緒です。焦ることで失敗する例もあります。結婚の挨拶をする前に愛を確認する意味も込め、こちらの記事を確認しておいてください。
結婚を焦る理由はなに?焦った結果、失敗する理由を知っておこう!
服装での失敗
なんと基本的な内容の、服装で失敗する人もいます。ワイシャツに派手な色のものを選択していませんか?彼女がしっかりとただす必要があります。両親は、派手な人と笑ってすますかもしれませんが、内心はこの人で大丈夫?と不安を持つかもしれません。
人の第一印象は見た目の清潔感で決まります。派手な格好を清潔と感じない親はたくさんおり、場に適した服を選べない常識のない人と疑うかもしれません。また、家に上がるのは当然のこと、靴下に穴が開いている、靴が汚いなどはありませんか?この点もお互いで十分にチェックをすれば、問題なくクリアできるはずです。
事前の打ち合わせが足りていないと、このような失敗を招きます。結婚挨拶は重要なことと認識し、事前の打ち合わせをしておきましょう。どのような両親かを、簡単に伝えておくだけでも変わってきます。
家に上がる時に失敗
家に上がるときは、挨拶をしてから靴を揃え上がるのがマナーです。彼氏や彼女の家に遊びに来ているのではありません。ご両親に時間を割いてもらい会いに来ているのです。この自覚を持ってさえいればミスは起きないことでしょう。
また残念ながら彼が靴を揃え忘れてしまった場合は、彼女がフォローをしっかりとしてください。彼の靴もそろえてから家に上がるようにしましょう。お互いが緊張しているのもわかりますが、どちらかがフォローできる、これが今後の夫婦仲にも大切なことです。
最初の挨拶で失敗
挨拶をもごもごしながらすることで、失敗する例もあります。見た目と、最初の話し方で第一印象の9割以上が決まることを知っておいてださい。これはビジネスマナーでも一緒です。第一印象がダメと思われれば、その後で逆転をするのは難しくなります。
挨拶は人としての基本的なことです。なにも難しいことを求められるいる訳ではありません。相手の目を見ながら笑顔でハキハキとすればいいだけ、特にスキルも必要なのです。ただ、それが苦手な人もいます。その時は、彼女が内気だからと事前に説明をし、第一印象を和らげておくようにしましょう。だけど頼りになる人という印象を、事前に話しておけば両親も安心するはずです。
手土産で失敗
手土産を準備していたにも関わらず、焦って家をでたことから、忘れてしまったという例もあります。また、そもそも準備をしていないかったなんてことがありませんか?手土産はマナーの一つです。必ず事前に準備をしておきましょう。
忘れないためにも、結婚挨拶に行く朝は余裕をもって行動するようにしましょう。仕事じゃないからとのんきに構えるのは間違っています。結婚という一大イベントの報告を、相手を生み育ててくれた人たちに報告しに行くのです。その人たちがいなければ、会えなかったという感謝を忘れないでください。
また、渡すタイミングを外してもしまう人もいるようです。家に上がり部屋に着いたところで渡すようにしましょう。全員が席についてからでも構いません。話を始める前に渡すと覚えておけば、タイミングを逃すことがないでしょう。
彼氏とイチャイチャして失敗
仲良きことはいいことですが、あまりにもイチャイチャしているのを見せるのはよくありません。相手の名前を普段通りに、あだ名で呼び合う姿は、両親から見ても気持ちのいいものではないのです。「〇〇ちゃんが優しくて助かります」など、客観的に見てどう思いますが?両親からしてみれば「この人で本当に大丈夫?」と不安になるはずです。
状況に応じて行動ができない人、もしかするとほかの親戚にあわすかもしれない人が常識のない人かもしれない、このような不安を抱くことでしょう。いくら自分の子どもが好きになった人とは言え、将来苦労をしそうな相手と結婚をして欲しいわけがありません。場に適した行動というものがあります。それを忘れなければ、このような失敗は起きません。
お酒での失敗
お酒をすすめられることもあります。もちろん最初は断りましょう。ただし2回すすめられたら断るのはよくありません。受けるのも相手に気にいられる大切なポイントです。
だからといって飲み過ぎるのは問題です。中には、お酒を飲んだことで止まらなくなり、酔っぱらって大失態をする人もいます。お酒をすすめられても、自分の限度を超すような飲み方をしてはいけません。今回の目的は、結婚挨拶です。お酒を飲むことで、気に入ってくれる親もいますが、だからと言って調子に乗るのは危険です。
節度ある飲み方をしましょう。万が一の場合は、早めに彼女が止める必要もあります。
無理やりキッチンに立って失敗
良いところを見せようと、彼女が無理やにキッチンに立ち、失敗することもあります。キッチンは女性の戦場です。結婚挨拶をする立場ということは、まだ他人という存在、そのような人に、食器棚や冷蔵庫の中を見られるのは女性として嫌な気分と言えます。
気遣いができる女性をアピールするために、キッチンに立ったかもしれませんが、それは間違いです。いきなりお義母さんになるかもしれない人を、敵に回すかもしれないぐらいの行動と言えます。
馴れ馴れしい態度で失敗
場をわきまえず相手の両親に対し、タメ口で話す人もいます。まさかと思われるかもしれませんが、「ざっくばらんに話そう」という言葉を勘違いし、急に馴れ馴れしい態度をとってしまうのです。
さらに調子にのり、料理が上手じゃない、片付けができないなど、彼女の悪口を言う人もいます。本人は笑いをとるつもりかもしれせんが、我が子の悪口を聞きたい親はいません。勘違いもひどいケースです。
これは本人は自覚しておく必要があります。正直、このような人では将来必ず後悔すると親が判断しても仕方ありません。立場をしっかりと理解しておきましょう。
結果を果たせず失敗
内気の性格から会いに行っただけで、結婚の話を切り出せない人もいます。業を煮やして、彼女が切り出すことがないようにしてください。結婚挨拶は男性がするものです。このままじゃ今日来た意味がないと、イライラする彼女もいるかもしれませんが、彼氏が挨拶をしないとイメージが良くありません。
なんでも彼女任せいにする男性、我が子が苦労するのが目に見えて分かります。ここは度胸を持っておくしか方法はありません。内気な彼氏ならば、事前に緊張しないよう両親の情報を与えておきましょう。落ち着かせることが必要です。
結婚挨拶で好印象をもってもらおう
結婚挨拶次第で、今後の関係が決まる可能性が高まります。最初に受けた印象はなかなか消えるものではないのです。結婚をするのならば、避けて通れない道、ご両親に気に入ってもらえる行動を心がけましょう。
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