上司が嫌いな方、それは世の中の会社員が思っていることではないでしょうか。
では、上司の何が嫌なのかと言うと理不尽さや嫌みを言われることが大半であるという調査結果も出ています。
かといってパワハラじみたことはなく、それが直接退職理由に繋がらないまでも、ストレスを溜めてしまうこともあります。
では、上司からの嫌味や理不尽さやからどのように対処すれば良いのか本編ではその対応策をお話していきたいと思います。
上司は嫌味、理不尽を言ってくる人種であることを認識する
まずはなぜ上司は嫌味を言ってくるのでしょうか。その点について言及したいと思います。
では、具体的にはというと、以下の要因があります。
- 部下の反発心をあおるため
- 中間管理職であるためなくなる一貫性
- 個人攻撃をしてストレスを発散させる
- 部下を辞めさせたい
- 上司が無能
では、どういうことなのかについて、以下で説明を加えていきます。
部下の反発心をあおるため
今や逆効果とも言っても過言ではない前時代的なやり方ではありますが、あえて嫌みを部下に伝えることで、なにくそという思い、反発心を抱かせ仕事をさせるという手法です。
モチベーション管理のやり方としてはよいとは言えない愚かな方法ですがそういうことをやる上司がまだ一定数いるのは事実です。
中間管理職であるためなくなる一貫性
大抵本編をお読みになっている方は非管理職であると想定していますが、直属の上司にはさらに上をまとめる上司が存在しています。
その上司、ひいては経営からの命令をもとに指示を与えることになります。
そのため、時には命令に一貫性がなくなる、理不尽な対応をとらざるを得ないケースも珍しくはありません。
個人攻撃をしてストレスを発散させる
気の弱そうな部下を責める、成果の出ていない部下を個人攻撃し、ストレス発散するケースもあります。
さらにいえば、成果の出ていない部下そのものがストレスとなっていることから、指導と言う名の嫌みををぶつけたり、理不尽な対応を取るケースもあります。
部下を辞めさせたい
ここまで行くともはやパワハラの域ではありますが、成果の上がらない部下に辞めてもらうために嫌みや理不尽な対応をして自主退職に持っていくケースもあります。
ちなみに理不尽な配置転換もまさにその一貫で行われます。
上司が無能
単純に無能で部下を動かす力がないのに、ただ嫌みを言う、理不尽なことしかできない管理職も現実としています。
明確な調査結果ありませんが、実はこのケースが一番多いのではないかと想定します。
上司の嫌味、理不尽なことを言われる人の傾向
では、どんな人が嫌味を言われたり、理不尽なことを言われる、また仕打ちを受けるのかというと、以下の通りです。
- 気が弱い
- 仕事で成果が出せていない
中には誰にでも実は嫌味を言う上司もいますが、大抵は人を選んで嫌みや理不尽なことをいいます。
そして、嫌みや理不尽なことをされやすい人というのは概してこの２点です。
結局、上司も人間ですので、ターゲットを選びます。
自分だけ嫌味や理不尽なことをを言われるのはなぜだろうと悩んでいる方もいるかもしれませんが。自らがそういう雰囲気を醸し出している可能性があります。
その点は予め認識しておきましょう。
嫌みや理不尽を対処するために
では、上司の嫌みや理不尽に対してどう対処していけばようのかについてお話をいたします。
自らの振る舞いを変える
上述の通り気が弱い、成果が出せていない人は嫌みや理不尽なことを言われるのは上述でお伝えしたとおりです。
裏を返せば、自分自身の行動を見直すだけで嫌味や理不尽なことを言われなくなることもあるのです。
とはいえ、すぐに変えるというのも簡単ではありません。
ただし、知人や同僚から色々なことを指摘してもらい自分を変えていこうと自らの意識や行動を変えていくことが大事です。
真っ向から立ち向かってははいけない
嫌味や理不尽なことを言ってくる上司と真っ向から戦立ち向かってはいけません。
なぜなら、嫌みや理不尽なことをする上司は得てして陰湿です。
ですので真っ向から立ち向かってしまうと、逆上して上司はさらに嫌がらせや理不尽なこと、パワハラにまで及ぶケースもあります。
立ち向かう勇気を持つことは大事ですが、真っ向から立ち向かうより受け流すほうが大事です。
嫌み、理不尽上司に対してのれんに腕押しの状況にして、嫌みや理不尽なことを受け流すことを念頭におきましょう。
逃げるも大事な選択肢
とはいえ、嫌味や理不尽なことが行き過ぎて悪い空気が蔓延している職場環境というのは非常に劣悪であると言っても過言ではありません。
そんな場合はどうすればよいかというと、そんな職場からは離脱しましょう。
確かに毎回毎回逃げていてもしょうがないですし、ひとの嫌味や理不尽を受け流す能力というのは厳しい社会を生き抜く上で大切なことです。
しかし、限度を越えてしまったら耐えられないことも当然あります。
そんな状況であるならば、無理に抗おうとしないで転職活動を行い、新たな活躍の場をみつけて退職するという選択を行うのも大事ですし、時には逃げるようにして退職するのも重要な選択肢です。
仕事というのは、自身を豊かにするために行うことです。
刺激があることは成長に繋がるので乗り越えながら戦うことも必要ですが心が一度壊れたら、壊れた心を戻すのに相当な時間を要します。
その結果、あなたのキャリア、ひいては人生を狂わせてしまうのです。
そうなるまえに転職エージェントに相談し、自分自身の能力やキャリアを生かした新しい職場を探しましょう。
嫌味や理不尽には自分の振る舞いで上司にその余地を与えないことが大切
日々嫌味や理不尽を言う上司は、言われる側の反応を意識的、無意識的に楽しんでいるといえます。
そして、困ったことに、このように嫌味な上司はどこにでもいます。
ただ、嫌味で理不尽な上司がいるからといって転職をを繰り返してしまっていると、自分自身のキャリアがボロボロになり、どこからも欲しがられる人材にはなれません。
そうであれば、言われる余地を与えない、言われても感情的にまともに受け止めず、切り返し文句を覚えたり、受け流すことを覚えるほうが効果的です。
また、嫌味や理不尽な人の交わし方、受け流し方を知っておくと非常に楽になります。
ですので、まずは嫌味や理不尽な対応をされたときの切り返し、受け流し方など嫌味な人と付き合い方を覚えるということについて知ることを大事にしていただきたいのです。
社会は厳しい場所で、人付き合いがそして同時に強い自分になるということも重要なのです。
とはいえ、絶対に無理はしてはいけません。
嫌味や理不尽は場合によってはパワハラです。
パワハラはどんな対策をしても我慢の限界を迎えることは当然ありえます。
そのような時は逃げることも大事な選択肢です。
その場合は、しっかりと転職エージェントに現状を伝え、堂々と転職活動をする、時には逃げるようにして会社を辞めて、そこから就職活動をするというのも大事なことなのです。
まずは、やり過ごせるような方法やほどほどの我慢をしながら、自ら成長を促していく、ただし、のりきることができないならば逃げるよ決断をするということは双方大事なことです。
そのことをしっかり意識しながら、上司の嫌味や理不尽に対して対処していってください。
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