考え方が変わる!?営業職こそ稼げる職種

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営業職は新卒社員のなかでもあまり好まれない仕事の1つです。しかし、営業職以外の仕事をやりたくないと、営業職として非常にやりがいをもっている方が多いのもまた事実です。

その要因として稼げる仕事であるということも1つのそくめんとしてあります。

そこで、本編では営業職全体の年収、また各業種別営業職の年収を見ていきたいと思います。

就職活動中の方、転職で他業界に行きたいとお考えの営業職の方に、ぜひお読みいただきたいです。

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営業の年収に関するデータから検証

ではまず、営業の年収について大手転職サイトDODAが2018年の調査結果をもとに説明をいたします。

まず、全ての職種の平均年収は同調査結果より414万円となっています。

対して、営業職全体の平均年収は443万円という結果となっています。

この調査結果を見て、確かに営業職は平均年収が普通より高めだけど稼げるとまでは言えないんじゃないかと思われた方も多いのではないでしょうか。

確かにこの結果だけでは、営業職は稼げるとはいえません。

そこで、DODAの調査から高年収の職種ベスト5を以下に並べてみたいと思います。

  • 弁護士:829万円
  • 投資銀行業務:825万円
  • 運用(ファンドマネジャー/ディーラー):803万円
  • MR:709万円
  • 業務改革コンサルタント(BPR):681万円

ここで、着目いただきたいのは、3位のファンドマネージャー、ディーラー以外は全て渉外業務、すなわちクライアントと交渉、売り込み、提案を行う営業的要素の強い職種であるということです。

すなわち、営業+専門性が備わった仕事が年収が高くなる傾向にあると言えるのです。

各業界別営業職の平均年収

同様に、純粋な営業職の平均年収上位企業の平均年収ランキングについてもお伝えします。

  • 5位:リース 523万円
  • 4位:電子部品メーカー528万円
  • 3位:医療機器メーカー 562万円
  • 2位:医薬品メーカー 596万円
  • 1位:MR 709万円

(2018年doda調査)

以上のように、メーカー系の営業職、特に医薬系の営業職が年収上位の平均年収をほぼ独占しているという結果になっています。

上述においてもお伝えしたように、やはり専門性の高い製品やサービスを扱っている営業職のほうが、専門性の高くない製品、サービスを扱っていない営業職よりも年収が高くなる傾向にあります。

加えて、もう1点認識していただきたいことは、営業職に限らずどの職種もそうですが、結局給料というのは利益の分配であるということです。

そのため、以下の計算式で高い数値がでる製品を扱っている業界、会社が高い年収を稼げるということになるのです。

価格×個数-コスト

MRの年収が高いのは、価格も高ければ個数も稼げるようの薬を扱っているので会社の利益も増えやすく、従業員に還元しやすいということなのです。

もちろん現実はそんなに単純ではないのですが、年収が高いか低いかというのはこの方程式で大抵説明がつきます。

さらにいえば、単価が高く売上が安定しない割に、コストの低い人材等の営業職においては、基本給は低いものの、インセンティブ比率が大きくなる傾向になります。

なぜ営業職の年収が高いのか

では、なぜ営業職の年収が高いのかですが、以下の要因が挙げられます。

  • 営業職は会社の売り上げに貢献している
  • 手当てが色々着くから
  • プラスアルファの収入がある

では、それぞれ説明を加えます。

営業職は会社の売り上げに貢献している

営業職は販売における窓口となる存在です。

顧客から無理難題を言われたり、ときにはクレームを受けるなど売上を出すため、会社の経営を支えるため日々汗をかいています。

そんな営業職にそれ相応の年収を提示する会社が大半です。仮に営業が社内に少なくなれば一部企業を除き販売ができなくなるため、営業職には一定の給料を支払うというのが通常となります。

手当てが色々着くから

営業職の年収には、見込み残業、営業手当てや日当といったように、業界にもよりますが基本給以外の手当がつき、年収の底上げにもつながっています。

プラスアルファの収入がある

営業職は、唯一100点満点以上の評価をしてくれる可能性がある職種ですし、100点満点を取れば、年収アップにつながります。

具体的にはインセンティブや、賞与査定において、高い評価をしてもらい、基準金額から上乗せをしてもらうという形で年収が上がります。

つまり、営業職は元々提示されている金額プラスアルファの金額がもらえる可能性を含んだ職種なのです。

インセンティブという制度に関して

さて、ここまでの説明において採算名前の出てきているインセンティブについて、改めて説明をいたします。

インセンティブとは、上述でもお伝えしたように、営業職の成果に対して、当初から組み込まれている収入プラスアルファの金額を還元する仕組みです。

インセンティブは大抵の場合賞与がある会社には設定されていない場合が多く、賞与のかわりになるケースが多いです。

インセンティブが設定されている会社は外資系企業が多く、外資系企業の場合は日系企業と比較してメーカーにおいては、ほぼ全ての会社にインセンティブ制度があります。

しかし、日系企業だからインセンティブがないというわけでもなく、日系企業でも年俸、インセンティブ制の会社というのも存在しています。

インセンティブについては、会社により異なりますが、基本的には売上目標を達成したら年俸の20%を支払うといったようなターゲットインセンティブ制をとっている会社が多いです。

併せて賞与の大体の算出方法についても説明いたします。

賞与に関しては利益からかから、賞与原資、つまり利益中から賞与として分配する金額を決めた後、成果を出した人に多く配分していくというものになります。

以上の点から、インセンティブは個人にかかるもの、賞与は全員で分け合うものと考えてください。

営業職としてどのような業界がオススメか

では、営業職として働く上で、おすすめの業界を、2つご紹介します。

医療系営業職

医療系の営業職は、高齢化社会が進んでいる日本において、景気に左右されにくいという特徴がありますし、数量×価格-コストの考え方からしても利益を出せる算段ができます。

ただ、MRよりは医療機器の営業職の方をオススメします。

なぜなら、MRは国内の職業人口が多すぎることと、またAI化が進み、情報提供がメインのMRの仕事が奪われるとも言われています。

何より、各製薬会社ではMRの早期退職を募っているの状況にもありますので未経験者の採用枠というのはあまりないのが現状と言えます。

ただ、医療機器の営業職はそのようなこともなく、未経験者の採用も行われていますので、MRよりは医療機器営業職のほうが良いと言えます。

IT業界

今AI化が進み、ITの分野は日進月歩となっています。

日々新しいサービスが生まれ、既存の産業にもITが取り入れられています。

そのため、唯一の勝ち組業界はITだという転職エージェントも数多く存在しています。

IT系企業は凄い勢いで増えているため、どんな会社を選ぶのかは大事ですが、営業職として新しいサービスを浸透させ、成果を出して収入を稼いでいくというのもおすすめする働き方と言えます。

営業職は稼げる仕事であり仕事の基本が詰まっている

営業職は100%以上の成果を出せる唯一の仕事です。そのため、業界や会社にもよりますが稼げる仕事です。

また、営業職は人と会う仕事で会社のことを知り、仕事の基本がつまった仕事とも言えます。

以上の観点から、新卒で営業職に配属された方はまずは前向きにチャレンジして欲しいですし、稼ぎたいなら営業職でキャリアを積んでいただきたいです。

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