突然ですが・・・
今、普通に企業に勤めている皆さん、何か夢はありますか？やりたいことはありますか？今の生活に満足していますか？
満足しているのならいいです。
「違う・・・これじゃない・・・「やりたいことがあるんだ」と思う方へ、今回はあるバンドのエピソードをご紹介します。
アレキサンドロス(ALEXANDROS)という日本のバンドなのですが、バンドメンバーは全員、結成してからメジャーデビューするまでは普通のサラリーマンで、デビュー後に脱サラをしたのです。
今回は、そのアレキサンドロスのエピソードについて紹介していきます。同時に、夢を持っている方に言葉を贈ります。夢を持っている方、必見ですよ。
アレキサンドロス(ALEXANDROS)のプロフィール
アレキサンドロスはUKPMに所属する4人組のバンドで、2010年にメジャーデビューしました。
メンバーは
- ボーカル・ギター 川上洋平さん
- ベース・コーラス 磯部寛之さん
- ギター 白井眞輝さん
- ドラム 庄村聡泰さん
の4人です。全員30代半ばです。2010年にデビューということは、デビュー当時のメンバーの年齢は20代後半でしょうか。
そんなアレキサンドロスの来歴を見てみましょう。
アレキサンドロスの来歴
川上さんは白井さんと高校が一緒で、高校時代はコピーバンドをしていました。川上さんはその後、「バンドでメジャーデビューしたい」と、2001年に多くのミュージシャンを輩出している青山学院大学に入学し、在学中のデビューを目指していました。
しかし、大学在学中のデビューは叶わず、大学卒業後は広告代理店に就職して、サラリーマン生活を送っていました。それでも川上さんは、バンドでデビューすることを諦めきれないでいました。
社会人になって数年が経過した2007年に、川上さん、磯部さんを中心に「Champagne」というバンドを結成しました。そこから白井さん、庄村さんも加わり、現在のアレキサンドロスの4人となりました。(白井さんは川上さんが路上ライブをしているところをたまたま通りがかり、川上さんと再会したそうです。)
バンド活動をしつつ、日中はサラリーマンとして働き、2010年に晴れてメジャーデビューを果たしました。2014年にアレキサンドロス(Alexandros)にバンド名を変更し、2018年にALEXANDROSと全て大文字の表記になりました。
アレキサンドロスは堅実な考えを持って活動していた
メジャーデビューして、その後何年も活躍し続け、それだけで生活していけるバンド、ミュージシャンというのは、世の中のほんの一握りです。テレビで活躍している人達は、やはり才能があってテレビに出ることができているのですね。
そのため、アルバイト程度の収入で「ミュージシャンになりたい」「バンド組んでデビューしたい」と活動をすると、ほとんどの人は赤字になり、生活をしていくことができません。
アレキサンドロスは、結成してからメジャーデビューまで、日中は普通にサラリーマンとして働きながらバンド活動をしていました。とても堅実ですね。たくさん努力を重ね、バンド結成から3年、堅実な4人は、念願のメジャーデビューを果たすことができ、脱サラをしました。
そして、メンバー全員30代半ばですが、今度は「世界一のバンドになりたい」とまた夢を追いかけています。
夢を追いかけること〜夢を叶えたい皆さんへ
俳優・女優になりたい、声優になりたい、芸人になりたい、アーティストになりたい・・・
世の中には、周囲から反対されそうな夢を持っている人がたくさんいると思います。では、なぜこれらの夢は反対されやすいのでしょうか。やはり、1番は安定しない世界だからでしょう。※もちろん、普通の企業全てが安定しているというわけではありませんけどね。
前述した通り、このような夢を実現させ、ずっと活躍し続けることができる人は、ほんの一握りです。何年も何年も活動していても、全く売れない人はごまんといますし、一発屋で終わる人も多いです。
アレキサンドロスのメンバーは、デビューするまで、日中はサラリーマンをしていました。安定した収入を得ながら活動をしていく。これであれば生活に困りませんよね。また、一般企業に勤めていたことで、精神面も鍛えられたため、挫けずに頑張ってこれたのでしょう。それで今のアレキサンドロスがあるのですね。
別の芸能人の例ですが、芸人「にゃんこスター」のアンゴラ村長さん（縄跳びが凄い女性の方）も、芸人の活動を行っている傍ら、ベンチャー企業で働いています。「芸人としての活動以外で安定した収入を得ること」と親御さんと約束をしたうえで芸人の活動を行っています。彼女も堅実ですね。
そして、夢を追いかけている、夢を叶えたい皆さんへ。まずは1回、会社に就職して、サラリーマン生活を送ることをお勧めします。そこで、社会とは何かを知るべきです。
ある程度お金が貯まり、落ち着いてから夢に向かって動き出しても遅くはないでしょう。成功するまでは、会社を辞めないで、地道に努力を続けたほうが生活も安定します。どうか、挫けずに頑張ってください。
筆者の感想
今回、この記事を執筆していて、ある夢を抱いている私も、お仕事しながら夢を叶えたいと強く思いました。
私も、大学新卒である会社に就職しましたが、会社勤めに疲れ、精神を病む寸前までいき、脱サラしました。（私は「クラウドワーカー女の会社員時代のパワハラ体験談」を執筆した者です。）
現在はクラウドワーカーとして、ライティング、メール営業、データ入力等、複数の在宅ワークを掛け持ちして収入を得ています。そんな私は、ライティングのお仕事をしているうちに、プロのWEBライターになりたいと思うようになりました。
しかし、現在行っているライティングのお仕事だけでは生活していけない状況です。ライティングのお仕事だけで生活するには、今のライティングの収入のあと5倍はないと、生活ができません。そして、ライター歴1ヶ月とまだまだ日が浅く、スキルもありません。
私もアレキサンドロスの4人のように、プロのWEBライターになるまで、たくさんの時間を費やすことになると思います。しかし、私も挫けずに、アレキサンドロスの4人を見習って、きちんと他のところで収入を得ながら、ライティングを勉強して、プロのWEBライターになれるよう頑張ります。
プロのWEBライターになって高収入を得られるようになったら、まずは私が大学時代に借りた奨学金を完済します。そして、母子家庭であまり恵まれない私の家族を楽にしてあげます。母も還暦まであと少しで、すでに体にガタが出始めています。今まで育ててくれた分、恩返しをしたく思います。
これが私の夢です。ということで、今日も私は頑張ってます。
まとめ
今回は脱サラをして人気バンドになったアレキサンドロスを紹介しました。
メディアに自身の姿を出す芸能界や、音楽の世界というのは、とても不安定な世界です。強靭なメンタルや忍耐力が必要とされることと思います。アレキサンドロスの4人は、元サラリーマンだったため、その日中のお仕事でメンタルや忍耐力が鍛えられたのでしょう。
デビューまで、日中は働きながら地道にバンド活動を行って努力し、成功をおさめ、現在も活躍中です。
今度、私もアレキサンドロスの曲を聴いてみようと思います。
END
